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横浜DeNAベイスターズ 記事まとめ

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2021年6月の記事一覧

トミージョン手術と酷使

田中健二朗が復帰トミージョン手術から田中投手が復帰することになりました。ベイスターズでは小桧山、陳投手に続いて3例目の復帰。(アマチュア時代の大貫投手も入れると4例目)。 平良投手がトミージョン手術トミージョン手術とはドジャースのチームドクターだったフランク・ジョーブ氏がドジャースの主力投手トミー・ジョンの肘の靭帯損傷に対して1974年施した手術です。トミー・ジョン投手は1963年にメジャーデビューし(プロ入りは1961年)1989年まで26年間MLBのマウンドに立ち288

先発投手は中3日で投げろ!

国吉⇔有吉のトレード国吉といえば入団2年目に育成から支配下登録されて2011年から11年間ベイスターズの先発ブルペンを支えてくれました。2021年も18試合登板していますから入団3年目以降登板数が少ないロッテ有吉とのトレードに戸惑うファンも多いと思います。ロッテは澤村の代わりとして国吉に目を付け、唐川の体調不良も重なりベイスターズに猛アプローチしたようです。ベイスターズも平良がトミージョン手術を受け復帰が2023年以降となること、下記に記すように今永、濱口を除く先発投手が4回

高校生投手はドラフト1位で獲るな!

高卒投手が育たない2021年6月22日の巨人との金沢での試合ベイスターズの先発は高卒から育成で入った中川です。二軍では無双でしたが一軍ではまだ結果が出ていません。高校時代から145km/h以上を常に出している投手は20代で大きな故障をする可能性が高いです。そのため5年とかかけてじっくり育ててると故障するかFAで流出してしまうリスクが高いです。2,3年目までで一軍の戦略にならない高卒投手は上位で獲得すべきではありません。 ベイスターズのドラフトを考えるベイスターズのドラフト1

高校生外野手は必要か?

巨人に勝てない2021年6月23日のベイスターズは巨人に4-2で負けました。巨人に開幕から10戦して勝ち星なしは1989年の古葉監督以来ということで宮崎と大和以外は生まれていない昔の話。今永が6回投げたこと以外は特に収穫のない試合でした。高校生外野手とか言ってる場合ではなく野球がきちんとできるようにして欲しいです。 野球太郎の指摘 #野球太郎 の最新号で球団別春のオススメドラフト候補にベイスターズはポスト山崎康晃と高校生外野手と記載されていました。ベイスターズが高校生外野

アンダースロー投手

交流戦勝ち越し2021年6月13日ベイスターズは日本ハムに4-1で勝ち、交流戦9勝6敗3分で勝ち越しました。今永が7回1失点と好投でした。先発投手が7回投げてくれると助かりますね。 ベイスターズにはアンダースロー投手がいないベイスターズは1998年に在籍した足利投手以来23年間アンダースロー投手がいません。1960年代から日本ではアンダースロー投手が増えています。1960年代の大洋には秋山登投手、佐々木宏一郎投手、山下律夫投手、1970年代に入ると坂井勝二投手、渡辺秀武投手

落ちる球のリスク

逃げない投球2021年6月8日ベイスターズは西武との交流戦でした。8-3で惨敗。4回ピープルズが四球やエラーで6失点。打線は14安打で3点でした。ピープルズは前回も好投しているので守りに入ってしまいましたね。打たれたくない思いが走ると外角のボール球でカウントを悪くして、交わそうとして落ちる系の球を投げて長打を浴びるというパターンになります。 ボールゾーンに落ちる球はボールベイスターズの投手陣は山崎康晃のツーシームをはじめ、スプリットや大家コーチ直伝のカットボールなど落ちる球

バッテリーコーチ問題

6点差を追いつかれる2021年6月10日ベイスターズは西武に4回終わって8-2の6点リードでした。そこから先発の中川、リリーフ砂田、エスコバーと失点して追いつかれて引き分けでした。西武打線の怖さを知ったと同時に交わそうとすると痛い目を見ることを痛感しました。伊藤光が正捕手になってから捕手の部分はだいぶ落ち着きましたがバッテリー問題はなんとかしなくてはいけません。 選手時代の実績?2021年シーズン当初バッテリーエラーやリードの問題が指摘されました。ベイスターズの一軍バッテリ

ドラフトのくじ運と確率論

濱口完封2021年6月11日ベイスターズは日ハムに4-0で勝ちました。先発濱口が完封勝利でした。138球投げたことでチームが一部のファンが酷使と言っていますが次の登板が中5日以上あるなら肘や肩は元に戻ることがほとんどです。また打線は12安打で4点と効率が悪いとの声もありますが、データをきちんと確率変数から確率分布を導いて采配すればよいので首脳陣も改めて確率論と統計学の数式の理屈だけでも勉強すればよいと思います。 くじ運の悪いベイスターズ高校などで確率論を習うと思うのですが、

ありがとう、永遠のヒーロー。~石川雄洋さん引退に添えて~

ども。そぼろです。 今回の記事は、元横浜DeNAベイスターズ石川雄洋さんの引退に向けた感情だったり今までの気持ちを書きなぐったものになります。 久々の投稿になりますが、これだけは残しておきたいことだったのでまた長々と書いていきます。感傷に浸りながら、ちょっとエッセイ風に。 読みにくかったらごめんなさい。オタクの一人語りということで多めに見てください。 はじめに2021年6月5日、土曜日。曇り空だった午前とは変わって、陽射しが照り付ける横浜スタジアムに、半ば衝動的に向かっ

二軍が楽しみ

ロッテに惨敗2021年6月4日のベイスターズは7-11でロッテに惨敗です。先発京山が3回5失点するも打線は追いつきました。しかしその後国吉、石田と相次いで失点。打線も7点目までなんとか追いかけますが負けました。嶺井がボールゾーンにに落ちる「亜大ツーシーム」の幻想を追うリードで長打を浴びまくりました。二軍が楽しみです。 選手が考えるようになったベイスターズの二軍は1982年山根監督の時以来優勝していません。もう40年前です。この時はエースがドラフト1位の右田投手で最多勝です。

スクイズとかヘッドスライディングとか

石川雄洋引退試合2021年6月5日は一度雨天中止となった石川雄洋選手の引退試合でした。ベイスターズはロッテとの試合で11-9で勝ちました。濱口が投げた5回まで11-2で大量リードのベイスターズでしたが国吉以下勝ちパターンでない酷使を避ける消極的継投が裏目に出て終わってみれば11-9でした。最後は三嶋まで登板しました。国吉、石田は少し調整した方がいいかもしれません。昨日は投げてませんが平田もそうですね。さて石川選手の引退セレモニーはあたたかいものでした。気迫あふれる石川選手のプ

チームのムードを変える選手

交流戦首位2021年6月6日ベイスターズはロッテに4-3で勝って交流戦首位に立ちました。今永が6回1失点と好投したものの、山崎康晃が8回2死からロッテ打線につかまり同点にされます。しかし9回裏大和のサヨナラ二塁打で今季初のサヨナラ勝ちです。チームのムードよくなりました。一方で平良がトミージョン手術決定で来季いっぱいは登板できそうもありません。 筒香筒香が打席に入った時、スタンドの「横浜の空高く~」と手を上げる応援スタイルからチームのムードは変わりました。明らかにどんよりたム

DeNA 2軍データ(5月編)

2軍のちょっとしたデータを貼っていきます。 2軍 スタメン ↑クリックしてください 打線は5月も流動的。 投手を見ると、スターリン・コルデロ・ディアスの育成外国人3人が合流。先発では上茶谷、京山、石川、宮城が中心となって回った。 勝又が中15日、石川が中20日、ディアスが中24日と間隔の空いた日があった。 加えて肘の違和感で離脱していた平良、阪口が1ヶ月前後の間隔で実戦復帰。また飯塚も1ヶ月以上離脱し今月は28日の1登板のみだった。 一方で風張、浅田は5月の登板がなく、

石川雄洋への思い

はじめに 実はnoteを活用するのはこれが初めてであり、長文を書くのは大学生のときに作成した卒業論文以来(笑) これから始まる文章は拙く、何を書いているのかさっぱりわからなくなって眠くなってくると思う。ずっと読んでいると痛い自分語りにも感じてくるかもしれない。それでも最後まで読んでくださると幸いです。 2021年6月5日横浜スタジアムで試合後に石川雄洋は大勢のファンの前で引退の挨拶を行った。 今回は俺の中にあった彼への思いを明かそうと思う。 ・石川雄洋知る 彼を知っ