高校生外野手は必要か?

巨人に勝てない

2021年6月23日のベイスターズは巨人に4-2で負けました。巨人に開幕から10戦して勝ち星なしは1989年の古葉監督以来ということで宮崎と大和以外は生まれていない昔の話。今永が6回投げたこと以外は特に収穫のない試合でした。高校生外野手とか言ってる場合ではなく野球がきちんとできるようにして欲しいです。

野球太郎の指摘

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#野球太郎  の最新号で球団別春のオススメドラフト候補にベイスターズはポスト山崎康晃と高校生外野手と記載されていました。ベイスターズが高校生外野手を指名したのは2016年ドラフトの細川以来なく、細川も高校時代は投手だったことから元々の高校生外野手指名は2015年青柳以来ないことになります。外野手の年齢構成を見ると23歳の細川が最年少です。27歳に乙坂、神里、佐野と3人の外野手が固まっています。高校生外野手の指名についてですが私は個人的には否定的です。三軍制を敷くのであれば高校生外野手の指名を育成ですればいいと思うのですが、左翼佐野、右翼オースティンがレギュラーでクリーンアップを打っており、中堅も今季好調の桑原に攻守のバランスが取れた神里がいるためファームで好成績の蛯名や細川ですら一軍でチャンスがありません。年齢構成だけのために高校生外野手を獲得するのは止めた方がいいと思います。外野手を指名するなら中堅のレギュラーが奪える可能性がある選手、佐野やオースティンに怪我等あった時、すぐレギュラーとして遜色のないプレーができる選手であれば獲得すべきでしょう。

三軍制

二軍の野手不足や怪我人が出た時の野手不足は投手が多めのベイスターズでは伝統的に起こりがちです。横浜大洋時代はポジションが1つしかない捕手が内外野を守るといった状況があり、亡くなった小山昭吉さんは捕手なのに三塁などを起用にこなしていました。また与座投手が内野を守るなどしてそのままコンバートになってしまいました。現在も外野が本職ではないデラロサが外野を守っています。昔のNPBの二軍は割りとそいうことが常態化していました。先発投手をきちんと育てずにリリーフ投手を使い捨てにするような文化があった大洋ホエールズは歴史的に投手をドラフトで多く獲得し、野手不足気味という感じでした。これではなかなか強くならないので育成で野手を10人ぐらい獲得してきちんとした体制を作らないとチームの層は厚くならないと思っています。

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