マガジンのカバー画像

東北楽天ゴールデンイーグルス 記事まとめ

798
運営しているクリエイター

#スポーツ

短期決戦の勝ち方、教えます。楽天が創設20年目で交流戦初V。18試合でわずか6失策。堅守のチームは「サイレントキラー」。最終戦もセリーグ首位の広島に守り勝った

このチームは短期決戦の勝ち方を知っている。楽天が球団創設20周年の節目にセパ交流戦で初の優勝を果たした。全18試合でエラーがたった6個と堅守が光った。それは最終戦でも変わらなかった。セリーグ首位を走る広島に守り勝ち。交流戦で13勝5敗と8つの貯金を積み重ねた。クライマックスシリーズ(CS)に進出したら、恐ろしい存在となりそうだ。 17日にホーム仙台で行われた楽天の交流戦ラストゲーム。セリーグトップの広島との戦いは初回から楽天の持ち味が出た。 それは守備からリズムを作ること

仲間を信じて、つなぐ。つなぐ。その先にあった大逆転劇。楽天が八回、九回に5得点で逆転サヨナラ。チーム一丸。四球でチャンス広げる

仲間を信じて、つなぐ。また、つなぐ。その先に大逆転勝利があった。楽天が終盤に驚異の粘りで八、九回に計5得点。四球で着実に走者をためて、チャンスを拡大した。それが最後の最後で逆転サヨナラ劇となった。「仲間を信じる」。チーム一丸となってつかんだ勝利。楽天は交流戦10勝一番乗りだ。 11日にホームの仙台で行われた交流戦の巨人戦。前半は完全な巨人ペースだった。二回に2者連続ホームラン、四回には3ラン。ホームラン攻勢。巨人の6得点はすべてホームランによるものだった。 楽天は三回に2

この男、勝ち上がり方を知っています。楽天・小郷選手が昨年の日本一相手に逆転アーチ。球団20年目の節目にAクラス入りめざす号砲。高校、大学ともにチームの躍進に貢献

この男は勝ち上がり方を知っている。楽天の小郷裕哉選手だ。プロ入り6年目の27歳。昨季日本一の阪神相手に逆転ホームランを放った。楽天は球団20年目の節目。Aクラス入りに向けた号砲のように思われた。小郷選手は学生時代にもチームの急成長に貢献した。この選手のバットには希望がぎっしり詰まっている。 5日に甲子園で行われたセパ交流戦。楽天は昨季日本一の阪神に挑んだ。序盤と中盤に1点ずつ許す苦しい展開。楽天は八回に1点を返して、九回に攻撃に臨む。 この回先頭の小深田大翔選手がレフトへ

やられたら、やり返す。倍返しでなくても。楽天が首位ソフトバンク相手に0-21の大敗。交流戦間近。課題を見極めて、早急な立て直しを

かつて俳優の堺雅人さん主演のドラマ「半沢直樹」が大ヒットした。主人公の決め台詞は「やられたら、やり返す。倍返しだ」。プロ野球の世界では、楽天が首位のソフトバンク相手に0-21と記録的な大敗を喫した。やられたら、42点取って倍返しは無理でも、やり返す必要はある。交流戦間近。チームの課題を見極めて、早急な立て直しが必要だ。 21日に福岡で行われた試合。楽天は先発のポンセ投手が大乱調。二回に5本のタイムリーを集められて、7点の大量失点を喫してしまった。 楽天は三回にさらに1点を

格差社会が固定化するのは寂しすぎる。プロ野球のパリーグ。昨年のAクラス組が今季も上位3位を占める。セリーグは昨季最下位の中日が今季トップなのに

格差社会が固定化するのは、あまりに寂しすぎる。プロ野球は各チームが今季13~15試合を終えている。シーズンの10分の1を終えた計算だ。その中で、昨季のパリーグAクラス組が、今季も上位3位を占めている。格差社会が固定化しているようにも思われる。一方でセリーグでは昨季最下位の中日が、今季首位に立つ健闘ぶりだ。パの下位組よ、奮起せよ! 昨シーズンのパリーグは、オリックスがリーグ3連覇を達成した。86勝53敗4分けで勝率6割1分9厘と圧倒的な強さを見せつけた。15.5ゲーム離されて

「兄貴たち」もガンバレ!野球界で「弟たち」が近年、大活躍。高校野球では仙台育英高が東北勢悲願のV。球団創設20年の楽天も11年ぶりの日本一を目指す

「兄貴たち」も頑張ってほしいとエールを送りたくなる。野球界の「兄弟」関係のことだ。「弟たち」が大活躍している。高校野球で宮城の仙台育英高が2年前に東北勢悲願の甲子園初優勝を成し遂げた。東北に本拠を置く楽天は「兄貴」的な存在だろう。今年は球団創設20年目。2013年に球団初となる日本一に輝いて11年になる。次は「兄」が頑張る番だ。 野球界における「兄弟」と言っていいだろう。弟の仙台育英は2022年に夏の甲子園で東北勢悲願の初優勝を成し遂げた。深紅の大優勝旗が東北の出入り口的存

日曜には日曜の勝ち方がある。2週連続の楽天サヨナラ劇場。ソフトバンク戦で34歳鈴木大地選手が試合を決める一打。前週は小深田選手が犠牲フライで決着

日曜には日曜の勝ち方がある。2週連続の楽天サヨナラ劇場は、見応え十分の結末だった。3月31日に続いて、4月7日も楽天がサヨナラ打で決着を決めた。特に「後編」では34歳鈴木大地選手が今季初ヒットで楽天をハッピーエンドへといざなった。ワシがタカに勝って、大空へと舞い上がった。サヨナラ勝ちは勢いをつける。楽天が上昇気流に乗った。 楽天は5~7日にホームの仙台でソフトバンクと3連戦。開幕ダッシュに成功したホークス(タカ)が、イーグルス(ワシ)の縄張りを襲撃してきた。5日、6日とタカ

逆転の発想が成功を生む。西武が平日にデーゲーム。前日のナイターよりも観客動員が増加。春休みの子ども向け、会社員の勤務の多様化に配慮。楽天は教育に一役

逆転の発想が成功を生む。プロ野球の西武が平日にデーゲームを行った。平日の試合と言えば、ナイターを思いたくなるが、4月の上旬は、子どもたちの春休み期間中でもあり、デーゲーム開催は名案。実際に前日のナイターよりも観客動員は多く、興行的には成功と言えるだろう。会社員の勤務の多様化もあり、この取り組みは拡大されて良いのではないだろうか。 4月4日に埼玉・所沢市のベルーナドームで行われた西武対オリックス。球場は狭山丘陵にあり、周囲は緑に覆われているロケーションだ。 ベルーナドームは

役割が変わっても全力を尽くす姿が尊い。楽天の新クローザー、則本投手がプロ入り初セーブ。亡き恩師の星野さんに捧げた。「立場が変わっても頑張っていると伝えたい」

役割が変わっても全力を尽くす。その姿が尊い。楽天の則本昂大投手(33)のことだ。通算114勝右腕はプロ12年目の今季、クローザーに配置換えとなった。役割が大きく変わる。そしてプロ初セーブをマーク。今は亡き恩師、星野仙一さんに捧げた。天国にいる星野さんも目を細めて喜んでくれているだろう。 楽天は今季、球団創設20周年を迎える。メモリアルイヤーに日本一に輝きたい。チームの指揮官には40歳の今江敏晃さんが就任した。新監督は大胆なプランを打ち出した。則本投手のクローザー転向だ。

一足早く春が来た。プロ野球10球団がキャンプイン。チームもファンも平等に夢を見られる時期。昨年日本一に輝いた阪神のようなドラマを、今年はどこが生み出すか?

一足早く春が来た。2月1日は、そう思える日だ。プロ野球はオリックスと西武を除いた10球団がキャンプイン。暦の上では2月4日が立春。それに先駆けて、チームもファンも球春到来を実感している。誰もが平等に夢を見られる。昨年の阪神は38年ぶりに日本一となった。今年はどのチームがハッピーエンドを迎えるのか。ドラマの行方に期待が高まる。 冷え込む1月を耐え忍び、2月も寒さが続く時期。それでも気持ちをポカポカさせてくれるのが、プロ野球のキャンプインだ。「球春」という言葉がチームもファンも

人は何歳になってもチャレンジできる!楽天の則本投手が来季からクローザーに転向へ。元広島の故津田さんの魂を継承

人は年を重ねるごとに新しいことを受け入れにくくなっていく。そんな中で新たな役割にチャレンジしようとするプロ野球選手がいる。楽天の則本昴大投手(32)だ。長く先発投手として活躍してきたが、来季からクローザーをまかされることになりそうだ。元広島で「炎のストッパー」と言われた故津田恒実(美)さんの魂を継承しようとしている。 来季プロ12年目を迎える則本投手。通算勝利数は114。2013年に新人王を獲得し、2014年から5年連続奪三振王に輝いた。 来季から楽天の指揮を取る今江敏晃

楽天イーグルスの今オフの誰を補強したらベストなのかを考察する

こんにちは、ジンです。 今オフ、補強の動向がない楽天イーグルスですが、今後のオフの動きについて少し考察していきたいと思います。 ”運用の構想”が鍵となる今オフの補強 楽天ファンの多くはまず一軍の戦力で足りないところが気になる方が多いかと思いますが、今オフで流出が最も激しいのは実は”二軍”です これが二軍のイニング数と打席数のランキングです。赤字が今季戦力外となった選手、グレーで塗りつぶした選手が一軍で30イニング以下&50打席未満の選手となっています。 これはある程

ここ一番で実力を出せるのが本物だ。ロッテ・小島投手が「10・10決戦」でCSに導く快投。自身の二けた勝利も。負けた楽天も最後まで粘った

ここ一番で実力を出せるかどうか。ロッテの小島和哉投手が「10・10決戦」で勝利に導く快投を見せた。チームのクライマックスシリーズ(CS)切符、そして自身の二けた勝利をつかんだ。今季のレギュラーシーズン最終戦。ピリピリする雰囲気でこれ以上ない投球を見せるのが本物だ。4位からの逆転を狙った楽天を退けて、その先の舞台へと進む。 仙台で行われた最終決戦。ロッテは勝つか引き分けでCSへ駒を進める。一方の楽天も勝てばロッテを抜いて3位に滑り込む。CS最後の1枠をめぐり、当該チームの直接

楽天・浅村選手のバットには希望が詰まっている。生き残りをかけた一発。逆転への号砲。CSも本塁打王もあきらめない

楽天の浅村栄斗選手が生き残りをかけた一発を放った。チームは4位。クライマックスシリーズ(CS)進出へ負けられない戦いが続く。そして本塁打王争いでもトップに並んだ。逆転への号砲を放つなど、チームを勝利に導いた。32歳のバットには希望が詰まっている。 5日にホーム仙台で行われた日本ハム戦。リーグ最下位が確定している相手に、楽天が負けるわけにはいかない。 しかし序盤はピリッとしなかった。先発の早川隆久投手が三回までに3失点。8月22日以来の登板となったが、気負いすぎたのかゲーム