マガジンのカバー画像

東北楽天ゴールデンイーグルス 記事まとめ

813
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

【試合感想文】 7/30西武4-5x楽天: 激戦を制した猛暑日の4時間12分の攻防

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

2023/07/27 2023年新応援歌第一印象(楽天編その2)

(以前に発表された楽天の新応援歌は別記事で取り上げています) いつの間にか7月も終盤。プロ野球もオールスターブレイクが明け、後半戦へと突入しています。 新応援歌の紹介も兼ねた本シリーズも、シーズン途中発表の曲へと焦点が移り、今回は楽天の流用2曲について触れたいと思います。 発表後しばらくして、球団公式アカウントでも新応援歌の動画が作成されました。楽天の応援歌動画は、副旋律も込みで聴けるのが好きです。 伊藤裕季也この曲が334拍子(or448拍子)になるのは何気に初めて?

【試合感想文】 7/27日本ハム9-5楽天: 田中マー君の寂しい姿に「悲しみがとまらない」

悲しみがとまらない昨日の日中から杏里の「悲しみがとまらない」(1983年、14枚目シングル)の脳内リフレインがとまらないのだが、まさにそんな敗戦になってしまった。 2-2の同点で迎えた5回は一挙5失点... 無死1塁、9番・浅間大基に右線二を弾き返された場面が、今季の田中マー君を象徴していた。 毎年のように故障に見舞われ、今季も決して調子が良いわけではない左打者だ。カウントは1-2と追い込んでいた。結果球は低めスプリット。これが落ちきらずストライクゾーンに滞留したところを

有料
100

【試合感想文】 7/28西武1-5楽天: マイキー2夜連発。その超弾道まさに規格外

追撃体勢の楽天は好位置。首位オリックスは3連敗真夏の反転攻勢を企むイヌワシ打線が、先発転向後きわめて順調な歩みを続けている未来のメジャーリーガーに痛烈な洗礼を浴びせかけた。 4回の一挙5得点はフランコ8号3ラン、村林一輝による2者生還の右越二。 今季初対戦ながらも、効果的な長打攻勢がモノを言うかたちになった。 平良海馬の5失点はキャリアワースト。交流戦から6試合連続でハイクオリティスタートを記録してきた高速右腕を攻略し、オールスター明けの後半戦成績を3勝3敗の五分に戻した

有料
100

追悼 ランディ・マイズナー

イーグルスのオリジナルメンバーの一人、ランディ・マイズナーが亡くなった。77歳だった。死因は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の合併症だったという。 ニュースを聞いた時、ショックではあったが、驚きはしなかった。というのも、彼の健康状態はここ10年近くずっとすぐれないことを知っていたからだ。最近のランディはかつてロックをやっていたとは思えないような老けようで、寂しいことに見た目も言葉は悪いが「ぼけ老人」という印象だった。実際、彼はアルコール依存性の上、躁鬱病も患っていたようで、20

【試合感想文】 7/25日本ハム1-3楽天:夏スタ突入。主砲の活躍に好守粘投の好ゲーム!

直近14試合は2.64失点いやあ、、、素晴らしい好ゲームだった! 列島を猛烈な酷暑が襲うこの1週間、イーグルスは本拠地・仙台で屋外ナイトゲーム6連戦。ちょうど「夏スタ!~イーグルス真夏の大冒険~」も始まった初戦で、みごとな失点抑止の戦いを繰り広げた。 今季初の4試合連続2失点以下だ。もっと言えば、7/5○B1-6E以降の直近14試合1試合平均失点2.64。14試合中10試合が2失点以下になっている。 夏本番を迎えて投手陣が力を落としかねないタフな時期なのに、守備陣含めて

有料
100

【試合感想文】 7/26日本ハム3-2楽天:「安直すぎ。やられ方、全く同じ」。終盤の要所、疑問を感じた不用意な1球

2夜連続で「安直すぎだよ。やられ方、全く同じじゃん」 終盤9回、太田光の配球に少し疑問を感じた。 2点を追った8回、イーグルスは鈴木大地の4号2ランで試合を振り出しに戻すことに成功。今季7度目の延長戦突入も視野に「さあ!勝負はここからだ!」と、観戦するこちら側も再度ネジを巻き直したのだ。その直後のことだった。 9回1死後、二番手・鈴木翔が長短連打攻勢に晒された。3日前の西武戦では素晴らしい快投でプロ初セーブを上げたサウスポーだったが、2番・松本剛に左中二を弾き返され、3

有料
100

高卒2年目外野手達の今を生きる

こんにちは、8月の2軍戦ホームゲームが平日もしくは休日の東北巡業で悶絶しているしげおです。 今年も語ります。 背番号9 吉野創士選手 背番号36 前田銀治選手 背番号142柳澤大空選手 背番号144大河原翔選手 について! 昨年の記事はこちら!https://note.com/shigeo_andshigeo/n/nf785cc3287ac ・吉野創士選手オフの自主トレーニングは巨人坂本勇人選手の下で打撃強化をメインに鍛え、2023年春季キャンプを一軍スタート、オープ

【試合感想文】 7/23楽天4-2西武:鈴木翔天プロ初セーブを辰己涼介7号3ラン

セーブ経験者ではなく、未経験の左腕だったはたして最終回のマウンドに誰が登るのか? 前日、4月にNPB史上最年少27歳5ヵ月の通算200Sを達成させた守護神の離脱が明らかになった楽天。詳しいことは報道されていないが、特例2023の対象で抹消となり、場合によっては長引くことも予想される。 そんな緊急事態、2点リードの9回に白羽の矢が立ったのは、筋トレが日課の185cmサウスポーだった。 新任の永井怜コーチの発案かもしれない。宋家豪や酒居知史、安樂智大といったセーブ経験者では

有料
100

【記録】 楽天2軍の育成状況をポジション別の守備イニングで確認する!

多くの出場機会を得る2名の育成選手最大13あった借金を3週間弱で4まで返済し、真夏の反転攻勢に入った東北楽天。勢いに乗るイーグルスのそのファームで現在“ちょっとした異変”が発生している。 三木肇監督が指揮を執る2軍は、81試合50勝29敗2分で1位。 2年連続イースタンリーグ優勝へ向けて、好位置でオールスターブレイクを折り返した。 そのなか、支配下の和田恋に続く、チームで2番目に出場機会を得ている存在は、昨秋ドラフトで育成1位指名を受けた新人内野手・辰見鴻之介なのだ。(2

【試合感想文】 7/22楽天1-2西武: 村林・小深田・小郷・浅村。初の上位4人ノーヒット

狐につままれたような敗戦楽天の1番から4番スタメンまでそろって無安打に終わったのは、4/9●E1-10M、4/20●E1-3B、5/20●M6-1E、5/23●E0-8Bに続く今シーズン4度目。(村林はヒット性の当たりだったが・・・) 7/2○E-Mの初結成を起点に11勝1敗を誇ってきた「1番・村林一輝、2番・小深田大翔、3番・小郷裕哉、4番・浅村栄斗」ラインでは初のできごとになった。 それにしても、接戦1-2のロースコアだったこともあって、負けたんだけど、なんだか負けた

有料
100

【試合感想文】 7/16楽天7-6ロッテ:駆け引きを制した主砲2ラン、守護神のベストピッチ

ベストピッチを投げきった松井裕樹試合開始後も気温30度を下回らない熱帯夜で続いたロッテ7回戦。 8回まで3-3のロースコアで進んだ戦況が、最終回に一気に雲行き怪しくなる劇的な結末。勝ったからまだ良いものの、もう最後の最後までヒヤヒヤ。心臓に悪かった! 9回2死2,1塁、松井裕樹の投球がワンバン。捕手・太田光も身体を張って前へ落として止めたものの、このほんのわずかな隙を突かれて二走・小川龍成が三塁へ。慌てた太田の3塁送球が左前へ抜ける悪送球になり、小川生還で2死2塁、1点差

有料
100

【試合感想文】 7/17楽天4-2ロッテ:渡辺翔太の快投なくして7月の反攻なし!

Aクラスへの挑戦権は得た!決勝点は今季前半戦「打」の新戦力、小郷裕哉の2点二塁打だった。 僥倖も僥倖。2-2の同点出迎えた6回2死2,1塁、打ち上げたイージーな左飛で3アウトかと思われたそのとき、左翼手の石川慎吾が打球を見失った。 ちょうど上空は薄暮。背走した遊撃手を及ばず中間にポテンと落ちたラッキーヒットが、連勝は8で止まったとはいえ、イーグルスに勝利の女神がまだまだ味方していることを感じさせてくれた。 83試合39勝43敗1分の借金4で4位折り返し。 よく巻き返し

有料
100

【試合感想文】 7/13楽天3-2日本ハム: 8連勝を決めたコブのセンター前と今江コーチの耳打ち戦術

真っ直ぐ隠され、変化球に意識をおいたなかでの殊勲打決勝打は小深田大翔によるセンター前だった。 2-2の同点で迎えた9回表の攻撃。1死後に代打・鈴木大地の二塁打を起点に作った2死3,1塁でバッターボックスは寡黙な小兵にまわった。 田中正義との対決は2-2と打者不利。延長戦も視野に入ろうかというそのとき、今季は右投手のファストボールに打率.382とハイアベレージを残してきたコブが、変化球を意識しながらも甘く入ってきたストレートに対して上手くおっつけて中前へ運び、三走が決勝のホ

有料
100