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【試合感想文】 7/27日本ハム9-5楽天: 田中マー君の寂しい姿に「悲しみがとまらない」

悲しみがとまらない

昨日の日中から杏里の「悲しみがとまらない」(1983年、14枚目シングル)の脳内リフレインがとまらないのだが、まさにそんな敗戦になってしまった。

2-2の同点で迎えた5回は一挙5失点...
無死1塁、9番・浅間大基に右線二を弾き返された場面が、今季の田中マー君を象徴していた。

毎年のように故障に見舞われ、今季も決して調子が良いわけではない左打者だ。カウントは1-2と追い込んでいた。結果球は低めスプリット。これが落ちきらずストライクゾーンに滞留したところを芯でひろわれた。

投手有利で追い込んだのに三振がとれない。
制球重視と引き換えにキレを失った棒球を痛打される。

まさに今季のマー君を象徴するシーンで、これで奪三振率は4.92に。
ちなみにリーグ平均は7.38である。
海を渡る前はドクターKの称号を2度手にした右腕が、信じられない数字なのだ。

もう1つ指摘したいのは、打者3巡目との対戦成績。
本戦では3本の長短タイムリーを許した。

これで打者3巡目の成績は被OPS.922、被打率.354。
96打数34安打、8二塁打、3三塁打、3本塁打、10三振、7四球、1犠打、2犠飛になった。

打者3巡目に入れば、どんな先発投手も対応されやすくなるリスクをはらむが・・・(続く)

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2018年9月のGM就任から始まった石井体制も5年目へ突入。今年はGM職を外れて監督業に専念する総決算・集大成の戦いに。監督も「狙うのは優勝ですね。優勝以外を掴まされてもハズレ」と不退転の決意を示す今シーズンを試合感想文やコラムなどで綴ります。

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