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埼玉西武ライオンズ 記事まとめ

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2022年9月の記事一覧

選手として生きる、という事~池永正明の死を受けて~

【速報】西鉄ライオンズの池永正明さん死去 高卒新人で20勝、プロ5年で103勝 西鉄ライオンズの生き証人がまた一人天国へ旅立っていった。 ご存じ池永正明と言えばエース稲尾和久の跡継ぎを求める時期に入った西鉄ライオンズで65年、下関商業高校からやってきた投手だ。 野球ファンには黒い霧事件に巻き込まれた悲運の投手、という印象も強いだろう。素晴らしき才能が球界を包んだ八百長賭博事件に飲み込まれて行った。わずか5年で103勝。今と勝利の価値観が違うとはいえど球界を代表する投手であっ

これぞ理想のユニフォーム! 〜西武編〜

各球団のユニフォームについて、こんなんだったらカッコいいだろうなぁという妄想をひたすら垂れ流していくシリーズ企画、「これぞ理想のユニフォーム!」。 第7回目となる今回は、埼玉西武ライオンズ編をお送りする。 過去の記事はこちらから↓ なお、今回は「理想ユニ」第7弾であると同時に、前記事から続く「ライオンズユニフォーム再考=最高」シリーズの第2弾でもある。 そのため、未読の方はぜひそちらの記事に目を通して頂ければ、よりスムーズに本記事を楽しんでもらえると思う。 現行ユニ

ライオンズブルー至上主義へ、ユニフォームオタクからの上申書

ここ数日、埼玉西武ライオンズのグッズショップにてレプリカユニフォーム(ホーム&ビジター&70周年)の全型が突如セール価格となったことを受け、一部界隈がにわかに騒がしくなっていたことをご存知だろうか。 セール期間が1ヶ月超に及ぶかなりの長期間であることから、「在庫処分的な意味合いのものなのでは?」「ということはユニフォームが変更されるのでは?」という憶測があちこちで語られていた。 ただ、同時期にこのような事象も確認されており、 これらの話を総合すると、「ユニフォーム変更が

【西武ライオンズ 今日の見どころ】中村剛也 9月10日に自身最多タイの8本塁打 

● 中村剛也 夫人の誕生日に通算8本塁打 【10日◇ライオンズ‐ファイターズ22回戦(ベルーナ)14:00】 1964年の東京オリンピックの開会式が、10月10日に行われることになったのは、晴天になる確率が極めて高い「晴れの特異日」だったから…といった説はよく知られるところだが、9月10日が中村剛也の「ホームランの特異日」であることは、ライオンズファンには有名な話。 9月10日は、中村の奥様である麻里恵夫人の誕生日。この9月10日に中村は通算42打数13安打、打率.31

惜別野球人【内海哲也、福留孝介篇】

 平成野球を支えた選手が今季は大量にユニフォームを脱ぐこととなりそうだ。それぞれ巨人のエース、中日、阪神の中核として活躍した内海哲也と福留孝介はもう引退を決めているので、今回はこの2人の思い出を書いていくこととした。 「西武の内海」を見ることが出来た喜び 個人的に、中日ファンでありながら僕は内海のファンだった。平成27年頃に肩を故障してから、引退まで1度も2桁勝利がなかったがそれでも本格派から軟投派へとシフトチェンジし、先発ローテーションをベテランとして支えていた姿には男と