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【西武ライオンズ 今日の見どころ】中村剛也 9月10日に自身最多タイの8本塁打 

● 中村剛也  夫人の誕生日に通算8本塁打

【10日◇ライオンズ‐ファイターズ22回戦(ベルーナ)14:00】
1964年の東京オリンピックの開会式が、10月10日に行われることになったのは、晴天になる確率が極めて高い「晴れの特異日」だったから…といった説はよく知られるところだが、9月10日が中村剛也の「ホームランの特異日」であることは、ライオンズファンには有名な話。

9月10日は、中村の奥様である麻里恵夫人の誕生日。この9月10日に中村は通算42打数13安打、打率.310、8本塁打、15打点と、抜群の成績を残している。

中村剛也 9月10日 全成績

中村の通算452本のホームランを、打った日付別に数えると、この9月10日の8本は、8月4日と並ぶ最多タイ。つまり中村が最も多くホームランを打っているのが、8月4日ときょう9月10日なのだ。

中村剛也 日付別 通算ホームラン数 (丸数字は本数)

中村が結婚したのは2008年7月で、9月10日に初めてホームランを打ったのが2008年。9月10日の8本塁打は、すべて結婚してから打ったモノ。人もうらやむばかりの愛妻家ぶりである。

ちなみに主軸打者に一発が出ているのだから、当たり前と言えば、当たり前の話なのだが、中村が9月10日にホームランを打ったとき、チームは5勝1敗1分と大きく勝ち越している。

6日からのマリーンズ、バファローズとの変則3連戦で、ライオンズの得点はわずか4。3者連続ホームランの華やかさに眼を奪われそうになるが、ソロ本塁打3本と内野ゴロの間にあげた1点のみ。4日のホークス戦の7回表に出た森友哉のライトへのヒットを最後に、28イニング連続でタイムリーが出ていない。優勝争いの大詰めに来て、また打線が低調になっているのが現実だ。

きょうのファイターズ先発の伊藤大海に対して、中村剛也は去年・今年の2年間で、通算19打数7安打の打率.368、2本塁打、6打点と、ひじょうに良く打っている。

特別な1日の中村の一打で、なんとか打線に火を着けて欲しい。

なお、デーゲームで行われるライオンズ対ファイターズ戦以外の、パ・リーグ2試合はナイトゲーム。京セラドームでは、バファローズとホークスの直接対決が行われる。どちらの試合もが引き分けにならない限り、上位3チームには必ずゲーム差がつく。

パ・リーグ上位4強 きょうの勝率

まずは昼間に勝利した上で、両チームの試合の行方を見守りつつ、4位イーグルスと対戦するマリーンズの勝利を祈るばかりだ。

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