2024年2月の記事一覧
カープダイアリー第8534話「斉藤優汰の剛速球、巨人打線だれ一人空振りせず…で新井監督の“親心”もここまで」(2024年2月24日)
コザしんきんスタジアムのスタンドの空気が、どんどん微妙になっていった。大きな期待とともに拍手で迎えた斉藤優汰が、いきなり延々30分もマウンドに立つことになったからだ。 先発のトーマス・ハッチは2回51球、セカンド菊池のエラー絡みで3安打2失点。だが二番手でマウンドに上がった19歳右腕は、1イニング目だけで打者11人に6安打され四球も2つで球数実に51。途中でタオルが投げ込まれてもおかしくないほどの惨状となった。 前回、阪神戦先発から中5日。日本一の打線を相手に先発した右腕
感想 兇人邸の殺人 今村昌弘 兇人邸に侵入したのはいいが、そこには殺人鬼の巨人がいた。彼らは殺される。だが、何故か死体は首なし。犯人は人ではないのか。無理設定の中、本格推理がさく裂する。
今村昌弘さんの描くミステリーは少し変わっている。 僕の好きな屍人荘の殺人ではゾンビが出てきたし、今回は巨人が出てくる。 ミステリー小説だし、閉鎖空間が作り出されて、そこで殺人が発生するのも従来の形どおりなのだが、何か違う。 この異形の存在とは巨人なのでした。 調査に来た面々は、この巨人に襲撃されます。 そして、ホームズとワトソンの関係でもある葉村譲と剣崎比留子は別れ別れになってしまう。 葉村譲は、みんなとともに新館に逃げ込む。 剣崎比留子は巨人のいる旧館に取り残される。