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読売ジャイアンツ 記事まとめ

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2022年7月の記事一覧

何故投高打低のシーズンに巨人の投手陣は崩壊したか。

今シーズンはパ・リーグが現在3割バッターが2人という状態を見てもわかる通り、セパとも典型的投高打低のシーズンです。 西武の山川が「今シーズンのボールは明らかに飛ばなくなっている」と語っていますし、最新の人工芝が打球の球足を殺す技術革新のおかげで、打球を低く転がせば出る、今までのような人工芝ヒットが出にくくなり、低めのボールをヒットにするには打者に高い技術を求める傾向が際立ってきています。 そんなシーズンに、何故巨人の投手陣は崩壊したのか。

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「文春野球フレッシュオールスター2022」に西尾克洋が選出された話

私は相撲ライターで、スポーツライターという立場ではあるが別のフィールドで闘ってみたいと常々思っていました。 ただ経験もない、実績もない、相撲について書けるかもしれないけどそんなことは知ったこっちゃないわけです。 別のスポーツってほぼ異業種みたいなもので、書くということには変わりないけど飲食と教育くらいの差があると感じていました。(そんなには無いんだけど) noteを始めた理由もそこにあって、相撲ライターという立場ではなく単に書くことを楽しみながら別のフィールドの文章を書

3年ぶりのドーム観戦で気付いた「Withコロナと売店ビジネスの変化」

こんにちは。良ちゃんこと良平です。 現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。 最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介を通じ感じたことや気づきを書き起こしています。 前回は、「プロ野球選手のFA宣言と、ビジネスパーソンの転職はちがう??」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。 先日7月5日に、東京ドームへ「巨人VSヤク

東京ドームで初野球観戦の夏

野球観戦なんてまゆちゃんの口から聞くとは思わなかったよ〜! ね、今まで縁がなかったんだけど行ってみることになった〜。 とまあ、何人かとそんなやりとりをして初めての野球観戦をしてきました。プロスポーツは、バレーボールとラグビーを観たことがあります。でもそもそも東京ドームに入るのも初めてで、終始緊張していました。 なんといっても、ファンの熱気に押されまくります。一緒に行ったのがジャイアンツファンだったので、自分もまずは巨人を応援します。何かのファンが集まる場所って、暗黙のルー

4回終わって0-11って!(どうしたの巨人?)

今日、巨人対広島の途中経過を見て、「0-11」と言う数字にびっくりしました。 (トップ画像は、最後に球場で見た2016年、東京ドームで撮ったものです。) 今年も、結局プロ野球を見ていない。 以前、プロ野球ファンに戻れない、みたいな記事を書いたのですが、今年に入りプロ野球を見ているか、というと、結局見てないのですが、、 なかなか、2時間、3時間とまとめて時間を取るのは厳しいですよね。 ただ、新聞には目を通していて、今年の主な出来事や大雑把な特徴は掴んでいるつもりです。

巨人が弱い!

巨人が昨年終盤のように弱いです。 交流戦開け、一度上向いたかな、というところからまた、転げ落ちました。 チームが抱える根本的原因はなんなのでしょうか。

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名も知らぬ巨人の選手へ

さっきまで、この世で一番好きな野球選手を見るために、プロ野球・巨人のファーム本拠地であるジャイアンツ球場に行っていた。 といっても好きな選手は巨人の選手ではなく、ビジターチームとして来ていた社会人野球チームの選手だ。 その選手は投手なのだが、プロ野球の公式戦のような予告先発などという制度はなく、投げるのが見られるかどうかは完全に運。 しかし今は、都市対抗野球の補強選手に選ばれた投手がチームを離れている。登板する可能性は普段より高い。久しぶりに投球が見られるかもとワクワクして

長嶋茂雄初告白「天覧試合」秘録 陛下と皇后さまの姿を見た時、「野球をやっていてよかった」と 鷲田康(ジャーナリスト)

文・鷲田康(ジャーナリスト) プロ野球がスポーツ振興の土台だった2021年11月3日。皇居・宮殿で文化勲章の親授式が行われ、巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄ら6人の出席者に天皇陛下から直接、勲章が贈られた。 当日、親授式に同席した長嶋の次女・三奈が取材に答えたところによると、陛下は長嶋に「野球を長い間やってこられたので、良かったと思います。実際に私も野球の経験があるので嬉しいです」と親しく語りかけたという。 実は陛下と長嶋には野球を巡りちょっとした縁がある。 陛下は子供時

中田翔選手のオールスター選出について

ジャイアンツの中田翔選手が、ファン投票でオールスターに選出されました。 これについて各方面で賛否あるとは思いますが、私はどのように思っているのか、書いていきたいと思います。 まず、私はジャイアンツファンですから、このような投票で一人でも多くの選手が選出されることは非常に喜ばしいことです。ですから、離脱していた坂本選手が選ばれたこともいいことだと思います。 なぜ、中田選手の選出に波紋が広がるのか?  昨年の事件があったからだと思いますが、これに関してはジャイアンツに非はあ

From 1983

ひとごと? この人、カントクだよな。どうしてこんな他人事(ひとごと)みたいな顔をしてられるんだろう――  野球好きといっても"ただなんとなく"なレベルにすぎなかった中学3年生にはそう見えた。  巨人と西武が初めて対戦した1983(昭和58)年の日本シリーズ。西武が2勝3敗と王手をかけられて迎えた、本拠地西武球場での第6戦だった。  西武1点リードで迎えた9回表2アウト一・二塁、中畑清が完投勝利目前だった杉本正から右中間を破る三塁打を放ち、試合をひっくり返した巨人が日本一

プロ1年目のオフに元木大介が野球教室に来て、登戸も元木も大変なことになった話

甲子園のスターが登戸に来るという衝撃 小学生の頃、近所のスポーツ用品店の企画で野球教室を開催することになった。 しかも、来るのがあの元木大介なのだという。 都会から近い割に田舎な気質が強い登戸という町なので、その知らせに騒然となった。 今の野球ファンからのするとピンと来ないかもしれないが、元木大介といえば甲子園のスターで絶大な人気を誇っており、クラスの女子が野球教室の開催でかなり沸き立っていたほどだ。 ただ、それはあくまでも一般的なことだった。 西尾家ではかなり冷め