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広島東洋カープ 記事まとめ

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2023年11月の記事一覧

カープダイアリー第8449話「シーズン初登板でともに黒星…だった島内颯太郎と栗林良吏がオフに高い評価を受けることができた訳」(2023年11月28日)

今季のプロ野球タイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが東京都内で開かれ、セ・パの最優秀選手には村上頌樹投手(阪神)と山本由伸投手(オリックス)が選ばれた。 村上頌樹投手はセでは初となる(至上3人目)新人賞とのダブル受賞。 「たくさんいい選手の方々がいるので、その中で一番になれたことは嬉しい」「今年以上の成績を求めてやっていきたい」 10勝6敗、防御率1・75の成績でチームのリーグ優勝と日本一に貢献した25歳右腕。クライマックス・シリーズ、ファイナルシリーズ初戦ではカー

【プロ野球】同学年のスター選手が去る? 広島・中村奨成捕手の背番号変更に注目!

広島の中村奨成捕手の背番号が「22」から「96」に変更されることが発表されました。 私は中村奨捕手と同学年の24歳。少しも関わりはありませんが、同学年のスター選手を応援していました。 来季でプロ7年目。このままプロの世界を去ってしまうのでしょうか。 中京大中京戦から伝説スタート 2017年夏の甲子園。私の同学年が主役の年ということで、例年以上に熱中していました。 中村奨捕手が所属する広陵の初戦は中京大中京。 私は愛知県出身で、この年の中京大中京を何度も見て好きにな

伝説を超えた輝きを再び放って!広島の中村奨成捕手が背番号22から96に。甲子園で見せた「清原超え」の長打力をもう一度

高校時代に輝いたスターがプロ入り後にもがいている。広島の6年目、中村奨成捕手(24)だ。広陵高時代は甲子園で1大会6本塁打の新記録をマーク。球界のレジェンド清原和博さんがPL学園時代に築いた記録を超えた。期待を背負ってプロ入りしたが、満足した成績を残せずにいる。青春時代の輝きを再び!中村選手にエールを送りたい。 中村選手は高校野球の名門、広島・広陵高出身。中村選手は1年春からベンチ入りしていたが、甲子園になかなかたどり着けずにいた。2017年の最後の夏、広陵も中村選手も、こ

カープダイアリー第8450話「エディオンピースウイング広島に追い風となるか、日本サッカー協会宮本新会長誕生へ…そしてマツダスタジアムからは…」(2023年11月29日)

日本サッカー協会が次期会長選挙の正式な立候補者について2006年W杯ドイツ大会でキャプテンを務めた宮本恒靖専務理事ひとりだったことを発表した。 NHKは午後7時台のニュースで、他のメディアも続々と報じた。 12月24日の臨時評議会や2024年3月の理事による互選を経て第15代会長に就任する。 W杯経験者やJリーガーが会長になるのは初めて。しかも46歳という異例の若さだ。 宮本氏はガンバ大阪などで活躍したDF。日本代表では2002年の日韓共催W杯でも活躍した。

現役ドラフト、カープから指名される選手予想2023

2023年12月8日(金)、日本プロ野球界では初となる ブレークスルードラフト、通称 現役ドラフト が開催されます。現役ドラフトは各球団の出番が少ない選手を他球団が指名して獲得できるシステムで、昨年からスタートしています。 指名対象となるのは以下の条件に当てはまらない選手です。 ざっくりまとめると、年俸5000万円以下のFA資格を持たない支配下の日本人選手が対象となります。 というわけで今回は、現役ドラフトでカープから他球団に移籍しそうな選手を予想したいと思います。

【データ分析】2023年を振り返る ー高橋昂也投手ー

どうも、キュプリーヌス(@cyprinus_wrc)です。 昨年はブログでデータ分析記事を上げていたのですが、今年はnoteの方で上げていきたいと思います。 今日は高橋昂也投手です。 選手詳細 高橋 昂也(たかはし こうや) 投手 25歳 181cm92kg 左投左打 2016ドラフト2位 基本成績 寸評 右打者の内角に食い込むカットボールを武器とする本格左腕。今季は主に中継ぎでの登板となったが、防御率は8点台で一軍登板は2年連続でなしと厳しいシーズンとなった。

カープダイアリー第8447話「旧広島市民球場→マツダスタジアムから15年、エディオンスタジアム広島→エディオンピースウイング広島…で目指すは平均入場者数2万6000人クリア!」(2023年11月26日)

広島サッカーの新たな時代の幕開け― この日の朝刊各紙は、紙面やネット上でエディオンスタジアム広島でのサンフレッチェ広島ホーム最終戦の様子について詳しく報じた。 地元の中国新聞は当然ながら「エディオンスタジアム、J1・広島が最終戦に快勝で30年の歴史に“有終の美”…会長は“ありがとう”と感極まる」(読売新聞見出し)など、ひとつの歴史の終わりにスポットが当てられた。 この読売新聞記事にある「会長」とはサンフレッチェ広島の久保允誉(くぼ・まさたか)会長を指す。 サンフレッチ

【データ分析】2023年を振り返る ー新家颯投手ー

どうも、キュプリーヌス(@cyprinus_wrc)です。 昨年はブログでデータ分析記事を上げていたのですが、今年はnoteの方で上げていきたいと思います。 今日は新家颯投手です。 選手詳細 新家 颯(しんや そう) 投手 20歳 182cm83kg 左投左打 2021育成ドラフト1位 基本成績 寸評 オーバースローから放たれる角度のあるストレートと、縦に鋭く曲がる変化球が武器の育成左腕。23イニングで24つの四球を与えるも、三振も24個奪うなど粗削りながらアピ

11月仮想"11ドラ" 広島東洋カープ

こんにちは、カープ珈琲店です。 11月に開催された仮想ドラフト11月仮想"11ドラ"で広島担当として参加させていただきました。11月仮想は来年2024年のドラフトを対象とした仮想ドラフトです。個人的な嗜好が反映された面もございますのでその点はご了承ください。 それでは、この度の仮想ドラフトについてアレコレ書いていこうと思います。誤字脱字や意味不明な文章表現がございますがご了承下さい。 1.指名テーマ ・内野(特にサード)が守れる右の大砲 ・攻撃型のセンターの確保 ・先発型

カープダイアリー第8444話「龍馬、オリックスバファローズ、君は行けるだろう…」(2023年11月23日)

あぁ オリックスバファローズ… 光輝くあすに向かえ りょうま オリックスバファローズ、君は行けるだろう… 小春日和の赤いスタンドに向けての青い波のような調べは、ホームベース付近特設ステージで熱唱する宇草からのメッセージ。それは新井カープならではの、「家族」思いのチームにとっての今できるだけの最高の演出だった。 4年ぶりにマツダスタジアムでの開催となったカープファン感謝デー。早朝からファンが押し寄せ、午前9時の開門予定は45分繰り上げられた。 広島の青空の下での久しぶ

カープダイアリー第8445話「考えて表現する力、常廣羽也斗が仮契約、マサトとハヤトの時代がやってくる」(2023年11月24日)

常廣羽也斗が赤い帽子をかぶることが決まった。都内のホテルで高山、尾形両スカウトと入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で仮契約した。 出来高が明確に示されているのは「即戦力」の期待が大きい証拠。 「いよいよプロ野球選手になるんだと実感がわいてきて、早く入りたいというワクワクした気持ちしかない。1年間一軍に帯同できる実力を持った選手になりたいです」 すでに多くのメディアが報じてきたように、今回のドラ1右腕には身体的な要素は別にしてもメ

【データ分析】2023年を振り返る ー行木俊投手ー

どうも、キュプリーヌス(@cyprinus_wrc)です。 昨年はブログでデータ分析記事を上げていたのですが、今年はnoteの方で上げていきたいと思います。 今日は行木俊投手です。 選手詳細 行木 俊(なみき しゅん) 投手 22歳 184cm79kg 右投右打 2020ドラフト5位 基本成績 寸評 角度のあるストレートに大きく曲がるスライダーが武器の大型右腕。今季は二軍でプロ初勝利も挙げるなどある程度の結果を残したが、構想外となった。 分析Pitch Typ

カープダイアリー第8446話「紆余曲折の末誕生するエディオンピースウイング広島の風、マツダスタジアムへ」(2023年11月25日)

エディオンスタジアム広島が紫に染まった。2023年11月25日・土曜日、J1リーグ全34節のラス前、第33節は”あの日と同じ”ガンバ大阪戦。 試合前のバックスタンドには、サンフレッチェ広島のエンブレムをかたどった一文字が鮮やかに浮かび上がった。 サポーターの熱気に圧倒されたかのようにガンバ大阪は思うように動けず、前半だけで2失点。大声援を追い風い開始早々から始まった猛攻ではサイドからのクロスを前線で張るMF満田誠、さらには右ウイングのMF中野就斗が次々に頭で叩き込んだ。

【FA】西川選手がオリックス入り! 人的補償は?セ・リーグに与える影響は?

FA宣言していた広島の西川龍馬選手が、オリックスに移籍します。 西川選手は人的補償が発生するBランクとみられ、広島はオリックスから補償を受けることができます。 球界屈指のバットコントロールをみせ、今季リーグ2位の打率を残した西川選手の流出は、広島にとって大きなダメージとなります。 人的補償を受けないという選択肢もありますが、ダメージの大きさを考えると、ほぼ確実に人的補償を受けると考えています。 そこで今回は、広島が人的補償を使って補強するポイント、セ・リーグに与える影