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栃木SC 記事まとめ

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2024年2月の記事一覧

2024 J2第1節 ファジアーノ岡山 VS 栃木SC の雑感

 13人の新加入選手のうち8人がメンバー入りし、7人を先発起用してきた2024シーズンのファジアーノ岡山。木山監督体制の3年目とはいえ、マンネリとは違う新しい気分にさせてくれる組み合わせです。全体的に悪いわけではなかった(と今でも思っている)ものの、どこか停滞を感じるのも無理はないというような内容でもあった昨季からの変化をピッチ上で見たいところでしたが、なるほど確かに昨季の課題に対してそれなりの解答を持って今季を迎えたのが分かる開幕戦でありました。そんな栃木との開幕戦をいくつ

【分析レポート】『開幕戦で見えたアクティブの正体』~第1節ファジアーノ岡山VS栃木SC~

試合結果スタメン最優先は前。 浸透感じる攻撃時の共通意識岡山が攻撃時に狙ったスペースは、栃木の3バックの脇だった。 マイボール時、2シャドーの木村と岩渕の第一選択肢は、藤谷と福島の背後に抜け出していくこと。阿部と鈴木はボールを持つと、躊躇することなく2シャドーが走り込むスペースにパスを流し込んだ。受け手と出し手の関係性が非常にスムーズで、狙う場所とそこへの進入方法を共有できていたことを感じる。だからこそ、栃木が守備体形を整える前に3バックの脇を強襲し、先手を取った。受け手

J2第1節 【岡山vs栃木 3-0】レビュー

どうも、ゼロファジです。 ゲームの流れ 結果としては3-0ということで、ホーム開幕戦を見事勝利することができました。ゲームの流れとしては、前半36分に木村太哉のゴールで先制。後半の54分にはグレイソンの追加点そしてATの97分にはセットプレーから柳(育)のゴールで3-0と。内容的にはピンチがほとんどなく、というか栃木のシュート数が6なので、ほぼほぼ完勝と言っていい内容でした。 栃木は、ロングボール主体の攻撃でしたが、岡山の前プレと3CB の堅実な守備にほころびを生むこと

2024ファジアーノ岡山にフォーカス5『 ≫≫雨の歴史から晴れの歴史へ≪≪ 』J2 第1節 vs栃木SC戦

1、相反する同義〜表裏一体〜  岡山のJ2の歴史を振り返った時に、J1という目標に戦ってきたシーズンがほとんどであったことを考えると、岡山のJ2の歴史は、今朝のように凍てつく涙と共に歩んできたと言えるのではないでしょうか。  岡山で多くの選手が、サポーターが、このチームで、J1に昇格したいという想いのもと戦ってきた。しかしながら、岡山は一度たりともJ1という舞台に辿り着けたことはない。  勝利や昇格以外に価値を見出して、戦っていた時期もあったが、多くの選手やサポーターが

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【ファジサポ日誌】92.ムービングフットボール~第1節 ファジアーノ岡山vs栃木SC マッチレビュー

岡山市内は土曜日が快晴、この記事をアップしました本日月曜日もお天気はよく、なぜ昨日だけ悪天候なのか?と少々お天道様をうらめしく思った開幕戦でした。幸いにもゲーム開始時には雨は止んでくれましたが、午前中はザーザー降りの結構な雨量。集客は大丈夫かと心配もしましたが、入場を待つ列は長蛇となり、最終的には11,431人が聖地Cスタに集まりました。 昨シーズンのホーム開幕戦、清水戦のようにソールドアウトとはいきませんでしたが、天候、カード(栃木さんごめんなさい)を考えると営業的にも上

【レビュー】『徹頭徹尾の縦志向』~第1節ファジアーノ岡山VS栃木SC~

試合結果スタメンマッチレポート攻守にアクティブな岡山。充実の3-0で白星発進 前へ、ゴールへ、勝利へ。岡山の勢いが栃木を飲み込んだ。 開始早々の3分、抜け出した木村が勢いそのままにGKのパスをカットしてシュートを放つと、5分には岩渕が右サイドのスペースに走り込んで裏を突いた。ボールを奪ったら、ショートパスをつないで落ち着かせるのではなく、縦に早くゴールに向かう。チームコンセプトの浸透を感じさせる上々の入りを見せる。 岡山の1トップ2シャドーは能動的にアクションを起こし

【観戦後の雑感】2024 J2第1節 岡山×栃木

皆さん、こんにちは。 23日から順次開幕したJリーグですが、ファジも本日初戦を迎えました。各種記事からチームが好調ということは、何となく伝わってきていましたが、蓋を開けてみないと、実際のところはわからないもの。 うにがしらは、年甲斐もなくドキドキしながらDAZNで観戦したのでした。 結果は、皆さんご存じの通り快勝。これ以上ないスタートを切ることができました。 今節の試合について、簡単に記録しておきたいと思います。 ※ど素人なので、人へのフォーカス中心です。 寸評 お互いに

【岡山vs栃木 3-0】岡山の前プレとCBの迎撃能力に学ぶサッカー観戦のコツ

どうも、ゼロファジです。 今回はJ2リーグ開幕戦、岡山vs栃木の試合を題材に、サッカー観戦に役に立つ基礎的な知識について紹介していきます。 J1昇格を目指す勝負の年を迎えたわれらがファジアーノ岡山でしたが、開幕戦を3-0と内容・結果とも完勝と言っていいすばらしいゲームをしてくれました。めちゃくちゃうれしい! ゲームの大半を支配し栃木につけ入るスキを与えず。危なげない勝利でスタートを切った岡山でしたが、その要因のひとつとして大きかったのが前プレとCB陣の守備でした。今回は

【プレビュー】『洗練されたアグレッシブなサッカー』~第1節ファジアーノ岡山VS栃木SC~

マッチプレビュー研ぎ澄ませたアグレッシブなスタイルで狙う開幕戦勝利 木山体制3年目の岡山は、研ぎ澄ませたアグレッシブなサッカーで悲願のJ1昇格を目指す。 今季のメインシステムは[3-4-3]。3トップが流動的に連係し、両WBが高い位置に張り出すことで、中央でもサイドでも起点を作りながら攻撃を展開していく。さらに高い位置から積極的にプレスも行い、隙あらば相手陣内でボールを奪いショートカウンターも狙う。入団4年目の木村は果敢な裏抜けと献身的なプレスで攻守のスイッチを入れられる

2024ファジアーノ岡山にフォーカス4『 ≫≫メンバーから探る勝利へのアプローチ≪≪ 』J2 第1節(H)vs栃木SC プレビュー(岡山編)

1、両チームの3バックの狙い  先日の栃木SC編のプレビューに引き続き岡山編のプレビューをお読みいただき有難うございます。栃木の武器はやはり、5バックで高さや強さを武器にしっかり相手の攻撃を跳ね返して、サイド攻撃やセットプレーで、チームとしての高さで、得点を奪い最少失点で、勝利を目指すことにあるでしょう。  田中 誠 監督と柳下 正明 ヘッドコーチのコンビで、両名の名前からTYシステム(TY-BOX)といった磐田の伝説のN-BOXに挑戦する可能性もあるかもしれませんが、

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新スタジアムの波に乗り候補を挙げよう 〜愛媛FC〜

ついに待ちに待ったJリーグが開幕‼️ 今シーズンの最初の話題は、やはり新スタジアム。 3つの新スタジアムが建設されました(今年完成予定も含む)。 新スタジアム1つ目は、サンフレッチェ広島の『エディオンピースウィング広島』 2つ目は、V・ファーレン長崎の『PEACE STADIUM Connected by SoftBank』 3つ目は、ツエーゲン金沢の『金沢ゴーゴーカレースタジアム』 羨ましい‼️‼️‼️‼️ サッカー専用スタジアムということで、ピッチとの距離が

2024ファジアーノ岡山にフォーカス4『 ≫≫〇〇スタイルの革新か?継続の堅実路線か?≪≪ 』J2 第1節(H)vs栃木SC プレビュー(栃木編)

1、問われる個の力×組織力  栃木についての情報も少なく、何も分からないというのが、正直なところです。という事で、想像や推察を軸とした創作系プレビューで、栃木について、データを調べつつ「真実のような創作プレビュー」をスギさん流の表現で、1つのプレビューという名の短編小説(短編作品)をイメージした物語としての筋書きという脚色により、開幕戦への期待や想像を膨らませていきます。  「開幕戦」。それは、事前情報が限られた中での戦い。岡山も非公開の練習による完全情報封鎖で、開幕に備

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[長時間運転]餃子の苦手な思い出

あなたは13時間運転したことありますか? これから小学6年生(2013年)の時の実体験をありのまま、話していきます。 はじめに愛媛県に住んでいます。 家族構成は、父、母、姉、僕の4人家族です。 家族全員、サッカーJリーグに属する愛媛県のチーム、愛媛FCを応援しており、ホーム戦だけでなく、中四国で試合があれば、応援に行くほど、熱狂的なサポーター(ファン)です。 栃木まで行こう!2013年7月に栃木県チーム・栃木SCと愛媛FCが対戦する試合があったのですが、父が何を思い

神セーブ的 J2 チェック✅①

こんばんは、神セーブです。 J2も各チーム見ていきます。 ベガルタ仙台昨シーズンの主力では松崎、氣田、加藤、山田寛人、齋藤学、エベルトンが退団。 在籍の長かった蜂須賀が秋田へ、梁勇基が引退。 森山佳郎さんが新監督に就任。 新戦力はCFにエロン、MFに相良、名願、DFに高田、マテウスモラエス、知念。 元ジュビロはFWの中山仁斗選手、 コーチの今野章さん。 注目選手:名願斗哉 選手 川崎からレンタルされた若手アタッカー。 公式の動画がありませんでしたが、三笘2世とも噂