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ロードレース 記事まとめ

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2022年8月の記事一覧

目指せ300km グラベルロードで巡る残暑のロングライド

会社員を辞めて家で仕事をする様になって4ヶ月。常にジッとして細かい作業をしていると無性に体を動かしたくなる。とことん疲れるまで体を動かしたい。そんな衝動に駆られる。 私がロングライドが好きになったのもそういう理由からか。 そろそろ体を動かしたい。そう思うと天気を調べて行く先を決める。大丈夫そうだ。今回は前回の利根川サイクリングロード起点を目指した270kmライドを超えたい。 そう考えてGoogle Mapをスクロールする。利根川サイクリングロードを下流の銚子方面なら安全

ブエルタ・ア・エスパーニャ2022 第10ステージ

オランダ、そしてバスクといった「北」の戦いを終え、プロトンは一気にスペイン南東部のバレンシア州へ。そしてその初日は、30㎞超の長距離個人タイムトライアル。 全体的に直線基調+長い下り基調。純粋なTTスペシャリスト向けのレイアウトといった感じだが、果たして。 序盤でトップタイムを記録したのが44番出走の「クレルモンフェランのTGV」レミ・カヴァニャ(クイックステップ・アルファヴィニル)。ローソン・クラドック(チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ)がそこから37秒遅れの暫定

ブエルタ・ア・エスパーニャ2022 第9ステージ

オランダの「大人しいブエルタ」で始まった第1週目も、後半はカンタブリア山脈4連戦という実にブエルタらしい展開へ。その最終章となる第9ステージは、2018年のブエルタで初登場し、サイモン・イェーツがその年のマイヨ・ロホを掴み取る大きな一手となる勝利を遂げた激坂1級レス・プラエレス(登坂距離3.9㎞、平均勾配12.9%)。サイモンはここで「復活」を遂げられるか。そしてここまで絶好調であり続けているエヴェネプールは引き続き強さを見せられるか。 予測不可能な展開の続く2022ブエル

乗鞍ヒルクライム2022 チャンピオンクラス38位

8/28に3年ぶりに開催された乗鞍ヒルクライムに出場してきました。結果は題名の通りチャンピオンクラス38位。以下はこのレースに向けた取り組みとレースレポートです。 全日本選手権マスターズ後からの話 7~8月のトレーニング期 レース直前期 レース レース後とこれからの意気込み ・全日本選手権マスターズ後からの話 前回のブログでは広島中央森林公園での全日本マスターズ30歳台に出場した話を記載した。その後のしまなみ海道で熱中症気味になり、気候も一気に暑くなる時期が続い

ブエルタ・ア・エスパーニャ2022 第8ステージ

スタート直後から2級山岳を登り、全部で5つの山岳ポイントを経て最後はブエルタ初登場の山、1級コリャウ・ファンクワーヤ(登坂距離10.1㎞、平均勾配8.5%)山頂へ。 ラスト3㎞は常に10%を超える激坂が待ち受ける強烈な激坂バトルで、2022ブエルタ最初の週末決戦が幕を開ける。 アクチュアルスタート直後は互いに様子見をして動きがなかったが、残り152.1㎞地点でようやくアレクセイ・ルツェンコが飛び出して活性化。 スタート直後の2級山岳アルト・デ・ラ・コリャドーナ(登坂距離

UCIジュニアネーションズカップ ツールドDMZ (韓国)

ついに、しまなみ海道の伯方島から、世界へ羽ばたく日がやってきました。ジャパンナショナルチームの一員として、初めての海外遠征で世界と戦っています。 本日、UCIジュニアネーションズカップ ツールドDMZ第3ステージが行われました。ここまでの経過をお伝えします。 まず、韓国に入国後、いきなりトラブル発生。スタートラインに立てるか怪しい状態になりました。 もし、スタートラインに立てればラッキー、立てなければそれも現実、という状態でしたが、運がいいことにトラブルをクリアできました。

ブエルタ・ア・エスパーニャ2022 第6ステージ

今大会最初の本格的な山岳ステージは、カンタブリア山脈の1級ピコ・ハノ山(登坂距離12.6㎞、平均勾配6.55%)山頂フィニッシュ! ブエルタにしてはまだそこまで厳しくはない山・・・と思っていた中で、結末は意外な展開に。総合争いがいよいよ開幕する。 逃げは10名。 ルーベン・フェルナンデス(コフィディス) マーク・パデュン(EFエデュケーション・イージーポスト) ヤン・バーケランツ(アンテルマルシェ・ワンティゴベールマテリオ) ネルソン・オリヴェイラ(モビスター・チーム)

TOK 最終日

いよいよ、最終日の第4、第5ステージについてです。 第4ステージ 第4ステージは湯前町の特設コース 1周9.8kmを8周回の74.8km コースレイアウト的にほぼほぼ平坦基調のレースで高速展開が予想されてた。 自分の中ではエースをしっかりとアシストし、マークする選手を徹底的マーク。絡めれば表彰台を目標としていた。 レーススタート。 このレースはマスドスタートで、序盤から前方に出る選手が多く逃げが構成された。 その時チームメイト1名が逃げるので、自分はしっかり集団をコン

“Rad am Ring2022“Nürburgring24時間耐久 後編

みなさんこんにちは。 いつもKEIMASA CYCLEをご覧いただきありがとうございます。 いつも一緒に走る際には後ろに張り付かせてもらい盛大に楽をさせてもらっているKです。 前回はニュルブルクリンクにて24時間耐久前夜の話を書きました。 今回はその後編です。 3部作にする予定が間違えて前後編の2部作にしてしまったので後半の今回は字数がやばいです。 お時間あれば最後までご覧ください。 イベント当日の朝前日の日付が変わる前に寝たからかこの日は7時前に起きることができました。

一七章 DMZ Stage1を終えて

距離 110km 登りが少ないことから序盤20km程のアタック合戦の末、逃げが決まり最終的には集団のゴールスプリントになる。こんな感じの予想をしていた。 予想通り実際に20km程はアッタク合戦だったのが、予想に反してユンボからトライアウトを受けている選手もアッタク。平坦ながらサバイバなレースになると考え方を切り替えた。 カザフスタンと強豪がいる中でオランダチームのMAASはレベルが一段高かった。皆身長が高くレース展開がうまかった。 街中に入りラスト60kmくらいでMA

ブエルタ・ア・エスパーニャ2022 第5ステージ

バスクの代表的な都市ドノスティア(サン・セバスティアン)をスタート直後に通過し、ビルバオの街へとフィニッシュ。5つの山岳ポイントが用意された実にバスクらしいアップダウンステージで、ラスト14㎞地点で山頂を迎える2級山岳がポイント。総合系にも、アタッカーにも、そして逃げスペシャリストにもチャンスのある、予想の難しいステージとなった。 逃げ切りの可能性のあるステージだけに、最初の1時間半はひたすらアタックが繰り返され、なかなか逃げ決まらない中平均時速50㎞ほどで推移していたとい

Raphaに学ぶ、顧客を紙切れ数枚でロイヤルカスタマーにする方法

先日はじめてRaphaのサイクルジャージを買った。公式サイトの通販で。 商品が送られてきて、中にジャージと一緒に同梱されていたものを見て驚いた。私はその同梱物を見て、「あぁこの会社はマジなんだな」という認識を持ち、一発でこの会社が謳っていることへの信頼度が上がった。さて何が入っていたのか。いったん勿体ぶります。 (自転車乗りは知ってると思うが)Raphaって何Rapha(ラファ)というのは、ネットと一部の直営店舗での販売を中心とした、2004年にイギリスで生まれたサイクル

2022インターハイ

おはようございます。夏休みも残り1週間ちょっと。ノートをサボっていました😅 ちょうど2週間前にインターハイが終わったのでそのレポートを書きたいと思います。 最後までよろしくお願い致します。 大会概要 2022年全国高校総体 開催場所は四国。自転車競技は香川県で行われた。 トラックは高松競輪場 ロードは綾川町の特設コースだ。 まずはトラックについて書いていこうと思う。 ちなみに下の写真は美味しかった竹清のうどん。これをワンコインで食べれるなんて... ポイントレース予選

TOK1日目

昨日熊本から帰ってきました。 18日からツアーオブ九州に参加するため九州へ行ってました。まずこのレースに参加する貴重な機会を作ってくださった神奈川県の方本当にありがとうございました。 ツアーオブ九州は高校生のステージレース 自分は神奈川県選抜で出場しました。 このレースは3日間で合計5ステージ走るレースでした。 今回1日ごとのレポートを書いていきたいと思います。 まずは1日目です。ヘッドの写真は久々に乗った飛行機の写真! あの離陸の速度域と怖さはまだ慣れません😓 第1ス