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中日ドラゴンズ 記事まとめ

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#野球

NPBファーム組織ランキング[7位~12位]

引き続き7位から12位までのファーム組織ランキングにもお付き合い願います。ありがとうございます。 ファーム組織ランキングを並べる事は、Top100プロスペクトにどのように至ったかわかるようなところもあります。 ファーム組織が低くなると、プロスペクトと呼べる素材もそう多くは無いですが、Top10は最低でも紹介していきます。 ※私が独断と偏見で決めたランキングです、あくまで参考程度でお願いします。(皆様考えてください) ※シーズンも終わり、各球団構想外のニュースが入ってきていま

秋季福島大会ベストナイン2024

福島の高校野球を彩る次世代スターズ投手 伊奈蓮樹(東日大昌平) 捕手 大栄利哉(学法石川) 一塁 菊地政善 (聖光学院) 二塁 林咲弥(学法石川) 三塁 芳賀優磨 (学法石川1年)

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20年の夢、死闘の果て

「巨人は死んだ、死んだと皆さん言ってたけど、僕は最後まで息をし続けると言ってたでしょう!」  10日のダブルヘッダー連勝後、巨人・王はしたり顔で報道陣に息巻いていた。これにつられるようにして首位を奪われて以降、長らく寡黙を貫いていた川上監督も、ここぞとばかりに口を開いた。 「中日も大変でしょう。勝つことは難しい。死ぬのに安楽死がなくて苦しみながら死ぬように、苦しみながら勝つんじゃから……」  そして、爛々と瞳を見開き、語気を強めながら “奇跡のV10” への決意を示した

中日ドラゴンズ通信簿'24後期

はじめに 9月18日、本拠地バンテリンドームナゴヤでの阪神タイガース戦。この試合に敗れた後、立浪和義監督は報道陣の前で退任の意を表明した。  安堵した。というのが第一であった。この3年間は私にとって余りにも苦しく、余りにも長いものだった。純粋にチームの勝利を願って応援する、スポーツファンとして当たり前と言える感情でさえ何処かへ置き忘れてしまった。球団史上初の3年連続最下位、取り沙汰される言動の数々。「チュニドラ」と嘲笑される日々は自虐することもあれど耐え難いものであった。

今年も心から”ありがとう”|中日ドラゴンズ

10月5日、今年最後の現地観戦が終わりました。怒涛の9月を終えて”ご褒美”だった日。感情が追い付かないほどの1日でした。 元々、8月31日バンテリンドームに行く予定でしたが、台風の影響で3連戦が中止に。振替試合が10月4~6日に決まった時点で行きたい思いを募らせていたものの、”10月に野球が観れる”いわばご褒美ボーナスステージと化した3連戦はチケット戦争必須。 発売日には仕事を一時切り上げてクリック戦争に参戦、何度も何度もログインしてやっと取ることが出来たチケット。なんと

【中日】立浪和義監督が最後の先発に選んだ松木平優太投手 来季に繋げた投球内容とは ~10/6~

◇10月6日 DeNA2-0中日(バンテリン) 中日・立浪和義監督が2024年シーズンの最後に選んだ先発は、松木平優太投手でした。 松木平投手はプロ4年目の今季、念願の支配下登録を勝ち取り、8試合に先発して2勝をマーク。 将来楽しみな右腕が、シーズン最終戦でみせた希望。試合の流れも味方し、来季に繋がる投球をみせました。 立ち上がりは好投も4回から・・・ 松木平投手はこの日、立ち上がりから完璧な投球を披露。 直球は140キロ後半を記録し、三者凡退スタート。2回に京田

【中日】ビシエド選手が退団 球団が補強へ動いた時の2つのシナリオとは ~10/7~

中日・ビシエド選手が今季限りで退団するとの報道がありました。 非常に心強い一塁手、右の強打者を失った今、球団は来季に向けてどのような補強を行うのか。 現時点で考えられるシナリオは2つあります。 新外国人選手の獲得にメド 1つ目は、新外国人選手の獲得にメドがついていることです。 今季、中日の一塁手は主に石川昂弥選手、中田翔選手の2人が務め、カリステ選手も一時的に守りました。 シーズン終盤は石川昂選手がレギュラーを務め、来季に向けて土台を築きました。ただ、コンディショ

立浪監督最後の3連戦の感想及び2024年のシーズン総括

両軍のスタメン中日スタメン(10月4日) 1(中)岡林 勇希 .258 2(遊)村松 開人 .278 3(三)福永 裕基 .295 4(一)石川 昂弥 .276 5(右)細川 成也 .291 6(左)カリステ .264 7(捕)宇佐見 真吾 .310 8(二)田中 幹也 .218 9(投)梅津 晃大 .111 P:梅津 晃大 防4.11 中日スタメン(10月5日) 1(中)岡林 勇希 .258 2(左)ブライト 健太 .220 3(三)福永 裕基 .299 4(一)石

【中日】井上一樹2軍監督に1軍監督要請報道 根尾昂投手の起用法も決定か ~10/3~

中日が来季の1軍監督として井上一樹2軍監督に就任要請すると報道がありました。 井上2軍監督は、昨季37個も借金を背負ったチームを再建。優勝こそ逃したものの、貯金25まで積み上げました。 指導者として実績豊富で、チームをよく知る人物の昇格。1軍の再建にも期待がかかります。 その中で、注目されるのが根尾昂投手の起用法。先発、リリーフ、はたまた野手再転向。様々な意見が飛び交う中で、すでに答えが出ています。 井上2軍監督のメッセージ 井上2軍監督が1軍監督に就任した場合、根

【プロ野球】阪神・加治屋蓮投手が戦力外 中日の先発改革進める一手の可能性がある理由とは ~10/1~

阪神・加治屋蓮投手が戦力外通告を受けたと報道がありました。 昨季は51試合に登板してリーグ優勝に貢献したものの、今季は13試合の登板に終わっていました。 32歳とベテランの域に突入しつつある加治屋投手ですが、中日が獲得に動く可能性があります。 今オフ課題の先発陣 中日が今オフ整備すべき課題は先発陣。高橋宏斗投手が12勝、防御率1.38と好成績を収めていますが、チーム全体では不安材料が山積しています。 涌井秀章投手、松葉貴大投手といったベテラン頼みの状況に加え、小笠原

【中日】ブライト健太選手の本塁打に詰まった成長と外野手争いの激化 残り1枠を掴めるか ~9/29~

◇9月29日 中日4-3広島(マツダ) 来季の外野手争い激化を伝える、美しい放物線でした。 3-3の9回表。中日・ブライト健太選手が広島の守護神・栗林良吏投手から決勝の第2号ソロ本塁打。 Bクラスが確定している状況で、残り1枠と思われる外野のレギュラー争いが過熱してきました。 ミスショットすることなく 内容の濃い打席でした。 ブライト選手は代打で登場。イニングの先頭ということもあり、チャンスを作ることが求められていました。 2球連続フォークで攻められ、カウント1

奥村頼人(横浜高校2年)

2年春から名門不動のエース左腕神奈川代表として、夏の甲子園でベスト8の活躍を見せた東海大相模。 ゆえに話題は身長198cmの藤田琉生を中心に、大会第1号を放った柴田元気、さらには天才プリンスこと中村龍之介らで占めたなか、そんなタレント集団の前に大きく立ちはだかった男がいる。 2学年上の2023年ドラ3、今をときめく若獅子の成長株「杉山遙希」から名門横浜のエースナンバーを引き継いだ奥村頼人だ。 奥村頼人:プロフィール

¥878

【中日】梅津晃大投手の収穫と課題 プロ野球人生を左右する2025年飛躍のヒントとは ~9/27~

◇9月27日 巨人3-1中日(東京D) 8月12日以来の先発となった中日・梅津晃大投手。 5回までスコアボードに「0」を並べ、結果的に5回1/3を2失点と試合は作りました。 プロ6年目の今季は、ここまで13試合に先発して2勝7敗、防御率4.11。 入団当初から期待された梅津投手の収穫と課題は、プロ野球人生を左右する来季に繋がります。 今季の収穫と課題 梅津投手は昨季、トミー・ジョン手術から復活。今季の目標は、故障なく1年間投げきることだと思われました。 そして、

【中日】砂田毅樹投手の引退がキッカケに? 橋本侑樹投手のチーム救う先発転向案はドラフト次第か ~9/24~

中日・砂田毅樹投手が、今季限りで引退することを発表しました。 2022年オフ、京田陽太選手とのトレードでDeNAからやって来た左腕は、今季1軍登板なし。 齋藤綱記投手の安定感、橋本侑樹投手の台頭に阻まれ、福敬登投手もスタンバイしている状態。手薄だったリリーフ左腕が充実し、砂田投手の出番は失われました。 砂田投手の引退で、影響を受けるのが橋本投手。チーム事情も重なり、来季の起用法が不透明となっています。 先発陣に不安 橋本投手は今季、自己最多を大きく更新する44試合に