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大分トリニータ 記事まとめ

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大分と私〜2024年J2第17節 大分トリニータvsレノファ山口FCに寄せて〜

皆さん、こんにちは。野村です。 5/19(日)に行われたJ2第16節、レノファ山口FC vs 藤枝MYFCは、2-1でホーム山口が勝利し、3連勝! 今年4回目の東京PVには、25名の皆さんがHUB浜松町店に集まり、一緒に戦況を見守りました。 さて、次節は5/26(日)J2第17節、大分トリニータvsレノファ山口FCの一戦です。 今回は、大分との個人的な思い出について、noteします。 ちなみにカバー写真は湯布院にあるちょっと変わった羊羹の店「ジャズとようかん」。一度

2024 J2第7節 大分トリニータ VS ファジアーノ岡山 の雑感

 J2リーグ戦の連勝は4で止まりました。ファジアーノ岡山のクラブ新記録であるリーグ戦5連勝の壁はまたも越えることができなかったというのは事実ですが、これまでにあった5連勝リーチの試合は3試合でいずれも完封負けでした。今回の試合は勝ち切れずとも引き分け、しかも後半のほとんどの時間を数的不利で戦った中での勝ち点獲得です。チームとして着実に粘り強くなっているのではないでしょうか。目先の5連勝よりもシーズン通して勝ち点2ベースで勝ち点を取り続けることの方が遥かに大切です。 スタメン

思い出なんかいらん

最終節。ほぼ意地だけで帰省した何も掛かっていない試合で持った感想は、やっぱり現地に行ってナンボだな、と。 シーズンが終わってのひとまずの感想は「やっと終わった」となるだろうな、とシーズン終盤は思っていました。でも、42試合目が終わる笛を聞くと、まったく違っていました。 はじめてのアウェイ全通今年は、人生で初めてアウェイの試合を全部現地で観てきました。 学生の時は親と一緒に年パス持ってホーム全通は何年かしていましたが、アウェイは初めて。一生のうちに一度できれば、と画策していま

五里霧中〈大分トリニータ 2023年総括〉

たった数年で、熱は無くなる。あれほど美しく、力強かった3年前の天皇杯の準決勝と決勝。その頂には届かなかったが、昇格できればまた、より一層たくましくなったトリニータを見ることができる。一度掴みかけた「アジア」や「世界」を夢物語でなく、現実的な目標にするためには何としてでも昇格をしなければ、再び夢へともどって、現実味のない「いけたらいいな」という夢に視座を戻しては、またイチ地方クラブの平平凡凡な「地方の温かさ」というふんわりしたものを売りにした育成型クラブへと成り下がってしまう。

【見どころ】FC町田ゼルビア 2023年第24節 大分トリニータ戦

こんにちわこんばんは。ひだりです。 試合翌日フルマッチ振り返りしようとしたら、うちのチビがドリブル姿でDAZNデビューしてて家族みんなで笑いました。どこから撮っていたのかまったく気づかんかった。 本人も見て笑って喜んで、映像かけると家の中ですぐにボールを蹴りはじめます。ありがとうございました🙏 大宮戦、劇的逆転勝利の神試合でした。 今週末はいつものバクスタ3階はリセールに出し、天空の焼肉シートから観戦してきました。 試合展開ふくめてかなりエンタメ性高い体験で良かったです。

【プレビュー(仮)】FC町田ゼルビア 2023年第10節 大分トリニータ戦

こんにちわこんばんわ。ひだりです。 平日の疲労と気圧爆弾でクラクラしているうちに日曜日になってしまいました。 今回もプレビュー(仮)です。よろしくお願いします。 ジュビロ磐田戦 ざっくり雑感ドロー自体は妥当で退場者の出た苦境で勝ち点1持って帰れたのは良い結果。 1点目の得点の形は今年のチームの強みがわかりやすい形で出たもの。 1失点のエラーは、磐田、流石のスムーズな連携からのナイスゴールでした。 サイドを崩してくる相手への対応、寄せ方と角度、マイナス方向のクロスへの対

まんじゅうこわい〈J2第2節vs東京V〉

サッカー怖い。 トリニータ怖い。 開幕からたった2試合ではあるが、早くも完成度の高さを見せて連勝を飾った大分。ここまで順調なシーズンの入り、とっても怖い…! スタメン 共に開幕戦を勝利で飾った両チーム。スタメンは共に1人ずつ変更。 大分は3バックのセンターを安藤智哉から上夷克典へ。 東京Vはバスケスバイロンが先発から外れ、河村慶人が右サイド、阪野豊史が中央に入った。 循環と回収 前半からボールをしっかり保持し、セカンドボールもほとんど回収。 かなり押し込んで、得点がな

怒涛の締切に心臓キュンキュンしながらキャンプ取材やら新刊書籍やらもろもろ

気づけば前回の記事は10月あたま。シーズン終盤とか書いてます。 こちらでは長らく御無沙汰してました。昨季トリニータの公式戦は10月31日のJ1参入プレーオフ1回戦で終わって、その後なにをしていたかというと、ひたすらW杯見ながらオフシーズンの仕事-移籍する選手のインタビューだったりシーズン総括だったり-と書籍の原稿に追われてました。 移籍でお別れになる選手はたくさんいて、本当は全員のインタビュー取りたいのだけど、日程やら状況やらで難しかったりします。だから昨季は京都へ移籍す

既視感を越えて

今季、何度見たことだろう。 後半アディショナルタイム。スコアは追いつかれての同点。最後の猛攻。ラスト1プレーあるのだろうか。 よくわからない。 振り返ってみるとラストプレーだった。長沢が前を向いて、スルリとボールがゴールに収まってて。 今季たくさん見たフラストレーションの溜まる試合を全て置いていったようなゲームでした。 あの劇的な甲府戦の勝利から2週間。今度は雨の横浜。 野村が左脚を振りかぶったあの時、確信があった。ガッツポーズ。今季両腕をあげてシュートを迎えたのは後にも

【大分】vs長崎(H)追い風を呼び込む

上位対決。九州ダービー。 前回のアウェイでは、2つの誤審と2つのゴラッソ決められての屈辱的な敗戦。何が何でも叩きのめしてPO圏を確固たるものにしたい試合は、狐につままれたかのような手ごたえのなさだった。 1分、5分とトントントーンと点が決まって、大分の準備の良さというより勝手に長崎が崩れていく。 ある種、相対的にパーフェクトになってしまった大分と、後半からの長崎の修正ってどうだったの?という場面を振り返っていきます。 両チームのスタメンとマッチアップはこのような形。 大分

【大分】vs仙台(A)マエストロの左足

年度末!水曜!仙台! サポーターにとっても条件の厳しいアウェイで会心の勝利。痺れました。 アグレッシブな相手を手玉に取り、連勝。試合を決定づけたのはマエストロの左足でした。 立ち位置とか大分は伊佐、町田から長沢、渡邉に変更。ふるさと納税に定評のある長沢の無慈悲さが期待された。 仙台はFWの中山がケガにより離脱。皆川が先発に入る。あとは大分でプレーした経験のある若狭と福森がCBでコンビを組んだ。 同じ変化、違う高さこの試合で攻撃での可変の方法は共に同じ仕組み。違うのはどこ

【大分】vsC大阪(A)渇きを力に

現地で見て「しんど~」って思ってなかなか振り返れずにいるとあっという間に試合がビュンビュン来てなんのこっちゃ…ってなる前に。 苦しい試合ほど、チームの現状がよく見えると思います。この日もそんな試合でした。 立ち位置大分は今季初めて3バックを採用。そしてはじめて中川をボランチで起用した。 C大阪は清水、為田の元大分組がスタメン。ルヴァン杯でもJ2選抜みのあるメンツに17歳の新星、北野颯太もいる。エグい。 根幹は残すこの日のトピックスはやはり今季初の3バックでしょう。試合後

【大分】vs琉球(H) 華やぐ影武者

今季初勝利。よかった。 まずはホッとするとともに、ようやく下平監督の理想と現実の擦り合わせに目途が立ったのかな、と感じました。 立ち位置のハナシ大分は香川、伊東と左右のSBが揃って初スタメン。俺たち伊佐もスタメンに。そして今季初めて三竿が4バックの左CBで出場をした。 対する琉球はFC東京から期限付きで加入した大森、大卒ルーキーの武沢に池田、草野などクセモノ感の強いスタメン。ベンチに金井、中野、阿部、上原なんかもいやらしい。 タクトは5つこの日はなんと4点も取っての大勝。

【大分】vs山口(H)曇天、のち…

曇天。そんな時、ドームは瞳を閉じてちょっとだけ世間を忘れさせてくれます。ちょっとだけだけど。外の世界はわからない。わからないほど、のめりこませてくれる場所だから。 試合が終わっての天気はこれからのハナシ… 立ち位置とか大分は鹿島戦に続いてアンカーを置いた4-1-2-3から4バック+Wボランチを採用。長沢と中川を明確に縦関係にして4-2-3-1でスタート。 山口は4-1-2-3。今季はまだ試合を見れていないが、この日会った山口サポの友人に「沼田と橋本がいいぞ」と言われた。フラ