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京都サンガF.C. まとめ記事

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2023年8月の記事一覧

J1第25節 京都サンガVSアビスパ福岡

ホーム2連勝!! 今回のポイントはなんといっても武田の復活。 そして原のハイパフォーマンス。 個人的には二点目のシーンは、保持時のサンガらしさが出た良いシーンだったと思う。 ただ、アピのレッドカードは不用意すぎるもので、GK太田もビッグセーブはあったが10人の状態でのあの飛び出しは、、、 ともあれ、なんといっても武田。やはりサンガは武田のチーム。 ボールを持ってもイケメンだが、オフザボールでもイケメン。 とても器用な選手。復帰後初戦でいきなりアシスト。 終盤戦、一つでも順

山﨑がいるとき・いないとき J1第24節vs北海道コンサドーレ札幌 マッチレビュー

試合サマリ前半 戦前の予想どおりオープンな展開に。 開始早々にこぼれ球を拾った札幌が決定機を得るも太田のビッグセーブで失点を許さず。 20分を過ぎると京都が徐々にペースを掴み始め、ロングボールでの組み立てを徹底する攻撃により札幌のハイプレスを回避し、高さで勝る前線の力を使って押し返すことに成功します。 しかし中盤でのロストやパスワークでヒヤッとするチャンスも作られます。 一進一退。 木下の交代で嫌な雰囲気になりますが、交代した原が巧みな裏抜けからPKを獲得。きちんと自

J124節 京都サンガVSコンサドーレ札幌     スタイル対スタイル 

中断明け初勝利! 残留争いに大きな一歩。 クソンユンが出れないなか、太田がPKストップ。クリーンシート。 加入後初得点を挙げた原や、安定したパフォーマンスの三竿。 パワフルだった福田。二桁到達パトリック。皆ハイパフォーマンスで、全員がMVP級の働きをしてくれた。ただ、やはりサンガサポ的には太田がMVPだろうか。GKのポジション争いという点でもこの試合は大きかった。 特殊な戦術を貫く札幌に対し、サンガスタイルを貫く京都。 『スタイルを貫く』ことに対して、サッカーという”相手”

復調のカギは取捨選択にあり J1第23節vsFC東京 マッチレビュー

試合サマリー前半 レイソル戦から一週間。 とても悪い試合をしてしまった次の試合に劇的に回復するなんて都合の良い話はない。 終始東京ペースの辛い試合。 快勝となったホームでの東京戦との大きな違いは3点。 ①監督が代わりビルドアップに固執しなくなったこと ②キーパーがスウォビクから野澤に変わりプレッシャーによるミスを誘えなくなったこと ③東がアンカーからトップ下に移りディエゴへの的確なサポートが生まれたこと 特に③が大きく、サンガにとって苦しい展開を生んだように感じました

J1 FC東京VS京都サンガFC 『武器』を使うために

FC東京とのアウェーゲーム。 サンガはGKにクソンユン。川崎がIHに復帰。そして、谷内田が同じくIHへ。 柏戦からのリバウンドメンタリティは見せる事はできた。GKクソンユン、IH谷内田のパフォーマンスも良かったと思う。 しかし結果は2-0の敗戦。またしても無得点で敗れた。 高さのある原と、技術のあるGKが加わりサンガの武器となり得るポテンシャルがあるが、いかにしてこの閉塞感を抜けるか。 ロングボール戦術。クロス。セットプレー。カウンター。 現時点での武器は中断明け後鳴りを

リーグ戦の間が空くたびに見失う自分たちの「型」  J1第22節vs柏レイソル マッチレビュー

試合サマリー前半 試合開始からエンジン全開で仕掛けたのはまさかのレイソル。 ミッドウィークの試合有無による影響は全く感じられず、不意打ち気味で受けたキツいプレッシャーと徹底したサイドバックの裏狙いに面食らってパニックに陥ってしまいました。 自陣に釘付けにされ何もできないまま時間が過ぎていきます。 個人の良い守備や際どいオフサイドに助けられ0で押さえていましたが、ロングボール対応でまさかの大ミスが発生。 抜け目なく細谷に決められ0−1。 何一つ型を作れないまま前半終了。

J1第22節京都サンガVS柏レイソル

SB(WB)問題は解決する気があるのか。 ロングボールを多用してくる相手に、なすすべなしの前半。 結局最後は力業で何とかしようとするが… とにかくサンガが嫌なことを柏が90分やり続けたなと。 開幕戦の鹿島戦同様、ロングボールが得意でしっかりプレスをかけにくる相手にとことん弱い。 ・ハマった状態のうしろサンガはいつも通り4-3-3。レイソルは4-2-3-1(4-4-2)。 お互いに縦への意識が強く、無理にビルドアップはしない。 ボールを持ったらまず背後へ。 戦前の予想通り、互

サンガの2023シーズン前半戦(中断まで)を振り返って

リーグ戦結果戦績:7勝2分12敗  24得点 31失点 得失点−7 順位:15位 勝点:23ポイント  降格枠18位との差:10ポイント 評価:6/10(良い・上々である) 下から4番目の順位で「良い」との評価。一般的には違和感のある結論です。 もっとも、サンガの歴史や立ち位置をはじめ、今年のオフシーズンの編成を考えると元から高望みはしていませんでした。 (「タイトル争い」とのワードに踊らされたのは恥ずかしいところですが) レギュレーション上降格枠が1しかなくチャ