【総集編】有料記事/サブスクで成功するためのヒント
noteでは誰でも記事を有料販売したり、サブスクをつくって定期的に発信して収益を得ることができます。
今回は、note編集部でこれまで出した有料記事やサブスクの作成や集客に役立つヒントをまとめて紹介します!
すでに有料記事やサブスクを発信している方はもちろん、これからはじめたいという方にも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
コンテンツ作成のヒント
読者のニーズはあるか?を考えよう
どんな内容なら受け手側のニーズがありそうか、そしてお金を払ってくれる人がいそうかを考えてみましょう。
その際、自分がこれまで作成してきたnoteのコンテンツを見返してみたり、自分の経験してきたことを振り返ってみるといいでしょう。
たとえば、転職経験が豊富なビジネスパーソンの方であれば、ご自身が実際に体験した出来事をもとに、転職活動で意識してきたこと・学んできたことをまとめるだけでも、価値があるかもしれません。
フォーマットに縛られず考えよう
noteでは文章以外の創作も発表できます。
ラジオやポッドキャストのような音声コンテンツ、ショートムービーや講義動画、仕事に役立つビジネス系テンプレート、Zoomで相談できる権利など、販売できるものは「あなたの活動すべて」です。
フォーマットにしばられず、自分がやりたいことは何か、どんな価値を提供できるかを、まず考えてみてください。
連続してコンテンツを出せそうならサブスクにしよう
日記やエッセイ、マンガなどの連載コンテンツや、コミュニティ、ニュースレターなどはメンバーシップのようなサブスクリプションの形式で発信・運営することをおすすめします。
月額課金のモデルを採用することで安定してコンテンツを発信したり、コミュニティを運営できたりします。
読者や参加者とのあいだに信頼関係を築くことでより創作活動がしやすくなるはずです。
魅力的な購入者特典を用意しよう
有料記事の本文以外にも、購入した人だけが手に入れられる魅力的な特典を用意してみましょう。
たとえば記事の有料部分にPDFやパワーポイントへのリンクを入れてみたり、DiscordやFacebookグループへの招待リンクを入れてみたり、有料部分にはテキストだけでなく、さまざまな特典を用意できます。
コンテンツ作成のヒントについて、さらに知りたい方は以下の記事をご覧ください。
集客のヒント
定期的に無料記事を書こう
インターネット上のほとんどの人はあなたのことを知りません。
有料記事だけでは、あなたの書いた記事の価値が伝わりづらいため、定期的に無料記事を書いて、自分のことや自分の創作の価値について知ってもらうことが非常に重要です。
コンテンツの種類によりますが、月に1本以上は無料記事を出すのが理想です。
記事を投稿したらSNSでもシェアしよう
noteのフォロワーだけでなく、X (Twitter) やInstagramなどのSNSでシェアすることで、新しい読者に書いた記事を知ってもらえます。
シェアする際は、タイトルとURLを記入するだけではなく、記事の要約やコメントなども合わせて投稿するのがおすすめ。
noteのAIアシスタント(β)を使えば、SNS投稿用の文章がかんたんにつくれますのでぜひご活用ください。
読者にシェアやフォローをお願いしよう
自分でシェアしたら、次は読者のみなさんにシェアやフォローをお願いしてみるのも良いでしょう。
またnoteアプリでは、個別のクリエイターの更新情報をプッシュ通知で受け取れます。
読者側で通知設定をONにしてもらう必要があるため、「通知設定をONにすると新着記事のプッシュ通知が届きます」とお知らせしてみてはいかがでしょうか。
集客のヒントについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください
売り方のヒント
記事を買うと「何が得られるか」を明確にしよう
無料部分では「記事を購入すると何が得られるか」、あるいは「サブスクに入るとどんなコンテンツが楽しめるか」を明示しましょう。
専門的な情報やノウハウを発信するのであれば「著者のあなたがどんな人物なのか」も重要です。以下のような内容を無料部分で発信するとよいでしょう。
なぜあなたがこの分野の記事を書くのか(この仕事を◯年やってきた、資格を持っている、最近こんな経験をした、など)
この記事はどんな人に役立ちそうか
具体的にどのように役立つか / どんな価値があるのか
エッセイやマンガなどの作品であれば、もちろん上記のような説明は不要ですが、「試し読み」できるように、冒頭で一定の分量は無料公開することをおすすめします。
公開前後の読者からの反響を入れてみよう
購入者からの反響や、事前に読んでくれた人の感想を入れることで、より記事の魅力が伝わりやすくなります。
本の帯の推薦文や、商品レビューのような役割を果たすと考えてみてください。
たとえば、マーケター・経営者の大倉佳晃さんは、前職で培ったマーケティングの考え方をnoteにまとめて販売しています。周りのマーケターなど想定する読者層の方に事前にレビューをもらって記事に追加したり、公開後の反響も記事の冒頭に入れています。
このように公開前後で読者から感想をもらうことで、記事の価値が伝わりやすくなるだけでなく、内容のブラッシュアップにもつながります。
価格は柔軟に調整しよう
有料記事であれば途中で価格変更も可能なので、読者の反応を見ながら価格を調整しましょう。
たとえば、公開後、最初の3日間はキャンペーンとして割引価格で販売し、その後は通常価格に変更する、といったようにプロモーションの一環として価格の調整を行うこともおすすめです。
(サブスク)初月無料機能を活用しよう
メンバーシップや定期購読マガジンでは、初月無料設定ができます。
月ごとに初月無料にするか否かは変更できるので、たとえば年始の1月限定で初月無料キャンペーンを行うといった使い方が可能です。
X(Twitter)での発信など、note外での告知と組み合わせることで、より効果を発揮します。これにより、初月無料期間中の加入者が通常時の2倍以上に増えた例もあります。
メンバーシップの初月無料設定の方法
定期購読マガジンの初月無料設定の方法
売り方のヒントについて、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください
最後に
noteのミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というものです。
収益化は創作をたのしみながら続けるための手段のひとつ。いろいろと試してみながら自分にあったスタイルを見つけてみてください。
noteの収益化メニューの概要や成功事例については以下のページにもまとめていますので、あわせてご覧ください。