読みやすい記事を書くための10のコツ
記事を最後まで読んでもらうには、読者の目を意識した読みやすい文章を書くことや、読者が途中で読むのをやめないような工夫をすることがたいせつです。
この記事では、読みやすい記事を書くためのさまざまなコツを紹介していきます。
1. 本文を逆三角形の構図にする
読まれやすい文章構成のテクニックのひとつに、新聞などでも使われる「逆三角形」があります。冒頭に、一番伝えたいメッセージをこめ、次にその説明、最後に補足説明を加える構成パターンです。最初の数行でテーマを伝えられるため、読者に興味を持ってもらいやすい構成です。
また、長い記事を最後まで読み切ってもらいたいときには、目次をつけるのもおすすめです。目次がついていると、最初に記事のボリュームと流れがわかって、全体がイメージできます。
2. スマホで読むひと向けに改行する
noteを見る多くのひとは、スマホから閲覧しています。スマホの画面は小さいので、意味の通る2〜3文ずつ改行を挟むと、読みやすくなります。
3. 図版や写真などの要素を入れる
記事が長い場合は、「文字以外の要素」を一定間隔で挟んでいくのもおすすめです。図版や写真などのアクセントが入っていると、リズム感が出て、長い文章でもスクロールを続けやすくなります。
また、投稿画面の見出し機能や引用機能を使ったり、箇条書きで書いたりすると、情報が整理され、読みやすくなります。
4. 1文を短くする
1文を短くすると、文章が読みやすくなることがあります。たとえば、下記の例では、なくても意味が通じる言葉を削ることで、文章を短くしています。
5. 動作とその説明をする言葉同士を近くする
ある動作について説明する言葉は、動作についての言葉の近くにおくと、読みやすくなります。たとえば、下記の2つの文章を読み比べてみてください。
6. 漢字・ひらがな・カタカナのバランスを調整する
漢字が多い文章は、読みにくい場合があります。たとえば、「今学校では」と漢字が重なるより、「いま学校では」と表記した方が読みやすく感じませんか? 加えて、好みにもよりますが、全体のバランスを見てひらがなやカタカナを織り混ぜると、親しみやすい雰囲気の文章になります。
7. タイトルと見出し画像を設定する
記事をまだ読んでないひとに興味を持ってもらうために、内容を想像できるようなタイトルと見出し画像を設定しましょう。考え方の詳細は「タイトルのつけ方を意識しよう」でご紹介しています。
8. 声に出して読んでみる
声に出して読むと、読んだときのリズムがわかります。音読したときにつっかえたところを直すと、自然と読みやすくなるはずです。
9. ほかのひとに読んでもらう
記事を公開する前にほかのひとに読んでもらうと、自分では気づかなかった「読みにくさ」を見つけることができます。
10. 他のクリエイターのコツを参考にする
noteには、「読みやすい文章を書くコツ」の記事が、たくさん投稿されています。みなさんの記事を集めたページがありますので、参考としてぜひご覧ください。
また、noteでは記事の構成を組み立てるためのガイド[noteを書く前の初稿用docsテンプレート]を公開しています。
下記のいずれかの方法で、お使いください。
・左上の[ファイル]を選択→[コピーを作成]を選択→ご自身のフォルダに、コピーを作成し、お使いいただく
・左上の[ファイル]を選択→[ダウンロード]を選択→[Microsoft Word(.docx)]を選択→ダウンロードしたWordファイルをお使いいただく
最後に
さまざまなアイデアを紹介しましたが、文章の書き方に正解はありません。また、自分なりの「いい文章」の答えも、すぐには出てこないかもしれません。ですが、何度も書き直したり、文章と向き合うことで、自分の伝えたいことが、誤解なく伝わるようになるはずです。
ぜひ、文章を工夫するプロセスを、たのしんでくださいね。