見出し画像

タイトルのつけ方を意識しよう

そもそも、なぜタイトルにこだわることが大切なのでしょうか。

それは、読み手に記事を届けるためには、タイトルと見出し画像だけで、興味を持ってもらう必要があるからです。

noteを訪れる人のほとんどは、SNSやWebの検索画面からやってきています。SNSのタイムラインやWebの検索結果画面には、わずかな情報しか掲載されません。記事を読んでほしい人に届けるには、そのわずかな要素で、「読んでみたい」と思ってクリックしてもらう必要があるのです。

読者に「読みたい」と思ってもらえるタイトルとは?

では、どんなタイトルが読まれやすいのでしょうか。
わたしたちは、「記事の内容が伝わるタイトル」をおすすめしています。

たとえば、下の2つのタイトルを見比べると、2の方がクリックしたいと感じませんか?

タイトル

後者は、結論までタイトルに入っていて、内容がイメージしやすいです。
インターネットには、情報が大量に溢れています。タイトルだけで「自分が読みたいコンテンツだ」と立ち止まってもらう工夫をしましょう。

ほかにも、内容を伝えやすい構文としては、こんな書き方があります。

タイトルの構文

もちろん、これらのタイトルが絶対に正解、ということはありません。あなたの伝えたい内容を、より誤解なく込められているタイトルが、読んでもらいやすいはずです。記事のテーマや、目的、読んでほしい人に合ったタイトルを、考えてみてください。

いいタイトルをつけたいときにやってみてほしいこと

いいタイトルをつけたいときは、たとえばこんなことをやってみてください。

1. 人や物の名前を入れる
タイトルに、固有名詞や人名、数字、疑問文などが入っていると、内容をイメージしやすくなります。

2. タイトルは長くなってもOK
タイトルは長くなってもかまいません。文章が2つからなるタイトルでも、読んでもらえます。

3. 大事なキーワードを前に持ってくる
タイトルを長くするとき、特に大事なキーワードは、できるだけ文頭に持ってきましょう。SNSや検索結果の表示画面には文字数の制限があります。この文字数の中に、自分が伝えたい言葉を入れておくと、読んでほしい人に届きやすくなるはずです。

4. 小説や漫画であることを明記する
小説や漫画など、作品の雰囲気を重視したい場合は、タイトルは芸術性を重視し、末尾にカッコで【小説】や【漫画】と書いておくと、読者に意図がわかりやすく伝わります。

5. シリーズ物を単体でも読みやすくする
シリーズ物の記事を投稿するときは、「前編」「後編」や、「Vol.1」「Vol.2」とつけると、後編を読むハードルが上がってしまうことがあります。シリーズ物の記事は、それぞれ個別にみても読みたくなるようなタイトルにするのがおすすめです。

6. 期待させすぎないタイトルにする
タイトルをみたときの期待と、読んだ後の満足感が違いすぎていないか、意識するのがおすすめです。タイトルだけで期待を高めすぎると、他の記事を読んでもらえなくなったり、書き手に興味をもってもらえないことがあります。タイトルをつけたあとは、一度見返してみるのがいいかもしれません。

時間があるときに「自分がクリックしたくなった記事のタイトル」をまとめてみると、傾向がわかって面白いかもしれません。固有名詞が入っているか、文章は2つに分かれているか、疑問文が多いか、など、「クリックしたくなるタイトル」には、きっと傾向があるはずです。ぜひ、他の人のタイトルを見て、参考にしてみてください!

そのほかの、具体的なテクニックは、こちらの記事をご覧ください。

見出し画像は「みんなのフォトギャラリー」や「Canva」を使うとかんたんです

記事には、内容にあった見出し画像(アイキャッチ)を入れておきましょう。自分で撮影した写真を入れてもいいですし、画像が手元にない場合は、「みんなのフォトギャラリー」を使ってみてください。

また、画像に文字や図解を入れる方法もおすすめです。タイトルで伝えきれなかった情報を、補足することができます。

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見出し画像にタイトルの補足情報を入れた例

投稿画面で、グラフィックデザインプラットフォーム「Canva」に直接アクセスすることができるようになったので、ぜひ使ってみてください。

この記事では、すてきな見出し画像の事例がまとまっているので、参考にしてみてください。

法人アカウントの場合は、とくに力を入れて画像、見出しを作りましょう

法人の場合、読者に「この記事は自分に関係がある・役に立つことが書いてある」と思ってもらうための工夫が必要です。タイトル・画像・見出しの3つはとくに力を入れて作りましょう。

タイトルは客観的にわかりやすいものに
執筆者は、記事の内容を誰よりも熟知しています。タイトルをつけるときは、「何も知らない人が見ても、このタイトルで何が書いてあるか理解してもらえるかな?」と一呼吸おいてみてみるのがおすすめです。また、自分以外の第三者にタイトルをつけてもらうのもいいかもしれません。他の人につけてもらうことで、初めて読む人にもわかりやすいタイトルになることがあります。

見出し画像は必ずつけましょう
また、見出し画像もたいへん重要です。

見出し画像は、すべての記事にぜひ設定してください。画像の用意が大変なときは、もちろん「みんなのフォトギャラリー」から使うのもいいでしょう。そして、ここぞというときの記事は、文字入りの画像をオリジナルでつくって、目をひきやすくしてみるといいかもしれません。

また、見出し画像を用途によって使い分けるのもよいでしょう。例えば、以下のような分け方があります。

情報量の多いハウツー記事】
読む人に興味を持ってもらうために、見出し画像に文字を入れて、記事のポイントを伝える。

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タイトルに入りきらなかった連載番号「Part1」を見出し画像に入れた例

社内報】
社内の雰囲気を真っ直ぐに伝えるために、「みんなのフォトギャラリー」にある雰囲気のいい写真や、自分たちが撮った、思い出のある写真を使う。

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会社の雰囲気を出すため、「みんなのフォトギャラリー」の画像を使った例


書き出しから単刀直入に
なお、より多くの人に記事を読んでもらいたい場合は、文章の書き出しも意識しましょう。「こんにちは」などの挨拶を冒頭に入れるより、1文目から本題に入ります。すぐにテーマに入った方が、忙しい読者に記事が届きやすくなります。また、SNSなどでシェアされたとき、内容が目に入りやすくなります。

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クリエイターページでの表示例。タイトルの下に記事の冒頭が表示される


最後に

noteでは多くの場合、プロフィールよりも先に、一つ一つの記事が読者の目に触れます。noteの入り口は、「記事一つ一つ」といえるでしょう。タイトルをつくるときは、読者との一番最初の接点だと思って、考えてみてください!

そしてなによりも、タイトルづけを楽しんでくださいね。


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