【脱炭素へ税優遇 政府・与党 再生エネ製品の設備投資 研究開発支援で基金も】

今日の朝刊,1面です.大学院で脱炭素関連の研究をしているのでピックアップしました。

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20201113&c=DM1&ng=DGKKZO6615421012112020MM8000

~今日のポイント~
・2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標に向け、政府・与党が検討する政策.具体的には環境に配慮した経済活動への投資を指し,グリーン投資とも言われる.

~今日の論点(減らすと増やす)~
・減らす
風力発電等の生産設備に関する減税を行う.つまり企業の投資の一定割合を法人税から税額控除する.
・増やす
国立の研究機関(NEDO)と通じて複数年に渡って企業や大学,研究機関の再生エネ・省エネに関する研究開発を後押しする.NEDOがこれらの法人向けに資金を出す仕組みづくりが浮上している.

スクリーンショット (109)

スクリーンショット (110)

イメージはこんな感じ.
NEDOは聞きなれない用語かも知れませんが,国の三大研究機関のうちの1つ.因みに3つの研究機関は小保方さんが働いていた理化学研究所,材料・研究開発機構(NIMS),そして今回登場した産業技術総合研究所(NEDO)です.

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