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釣り人しかできない社会貢献「トライアングルレインボー」とは!?【魚と子どもをつなげよう】

釣り人にしかできない社会貢献がある!?

「トライアングルレインボー」とは何でしょう。言葉だけでは全く意味がわかりませんね。

しかしこの活動がジワジワと、埼玉県を中心に時速5cmくらいの速度でジワジワと広がりを見せています。

トライアングルレインボーとは釣り人にしかできない社会貢献活動の一つです。

代表的な活動としては、「釣った魚を寄付すること」。具体的には釣った魚を子ども食堂に持っていき、子どもたちに食べてもらうという活動です。

事のきっかけは、管理釣り場でのトラウトフィッシングが趣味である私が、「たくさん釣ってもリリースばっかりじゃもったいないな。子ども食堂にもらってもらおうかな。」と思い立ったのが始まりです。

一年前からこの活動を始めましたが、徐々に名が広まり、この活動の名を知る人も多くなってきました。

トライアングルレインボーの活動方法は?

このトライアングルレインボーという活動は、「釣り人なら一人でもできる社会貢献活動」ということが特徴です。

釣った魚を子ども食堂に持っていく。それだけのシンプルなアクションなのです。

しかしいきなり釣った魚を子ども食堂に持って行っても受け取ってくれるとは限りません。かなり不審な行動ですからね。そのため、事前に子ども食堂の了承を得ることが必須でしょう。

手順としてはこうです。

①近くの子ども食堂をネット等で調べる。

②電話やメールなどで連絡し、了承を得る。

③釣る

④下処理をして持って行く

以上です。

シンプルなようで釣り人個人が行うにはなかなか勇気が要りますね。私も最初はドキドキものでした。

しかし今では多くの仲間やメーカーさんのご賛同をいただいているため、胸を張って行なえます。

トライアングルレインボーを行う際の注意点とは

上記の手順を行う際の注意点としては、まず「魚の安全性について理解してもらうこと」です。

例えば管理釣り場で釣ったニジマス類は、野生に生息するトラウトとは違い、養殖で育ったものです。

そのため、生食しても寄生虫などの問題は生じません。

このことは子ども食堂さんに安心感を与えます。

もちろん生食で食べさせることにはリスクがあるため、原則焼いて食べてもらうように説明します。しかし、万が一生焼けだったとしても大きな事故が起こることはないでしょう。こういったリスクマネジメントは非常に重要なのです。

また、「内臓を取ってから持ち込む」ということも忘れてはなりません。

万が一針を飲んでしまっているニジマスでも、内臓を取り除いてから提供することにより、その危険性は限りなくゼロに近くなります。

子ども食堂を運営している方も料理のプロばかりではありません。魚を捌くことができない方も多いため、ウロコまで取って「そのまま焼いて食べられる」という状態で持ち込むと大変喜ばれます。

釣り場で捌いた状態というのは可能な限り最高鮮度にしているということですから、すぐに冷凍すれば長期間保存することもできますので、毎日開いている子ども食堂でなくても魚を提供することができます。そのことも伝えてあげると良いでしょう。

ひとえに子ども食堂といっても、その場所ごとに利用する人数も違えば調理する食材の量も違います。魚の量についても事前に確認を取り、子ども食堂の運営者さんが必要な分だけを提供するように心掛けましょう。

トライアングルレインボーをやってみよう!

トライアングルレインボーは釣り人からの一方的な行動では無く、子どもの未来を担う存在の子ども食堂さんと連携して行う社会貢献活動です。そのため受け入れる側の気持ちにも充分配慮することが必要です。

しかしその反面、釣り人個人でも行える非常にハードルの低い社会貢献活動と言えます。

また、釣りに縁の無い、釣りに興味の無い子ども達に魚を提供することは、将来の釣り界の発展に好影響を及ぼすかもしれません。

全国でこの活動が広まり、「釣り人が行う社会貢献」の一つとして定着することを目標として今後も周知活動に力を入れていきたいと思っておりますので、よろしければご協力よろしくお願いいたします。

【トライアングルレインボーホームページ】

【チャリティーアパレルも用意しています】


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