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『7つの習慣』を読んで part2


現在読んでいる「7つの習慣()」の備忘録としてnoteに残します。良ければ読んでいただければと思います。

今回は第一の習慣「主体的である」について書いていきます。part2が第一の習慣となって非常に分かりづらくなってしましました笑ご了承ください。

人生をより豊かなものにするためにするべき7つの習慣

第一の習慣は
「主体的である」
これは自発的率先して行動するといった意味だけではなく、人生そのものを自分自身の選択の結果として受け入れることを示します。  

冒頭インサイドアプローチに関わるところもあると思いますが、主体的とは「価値観に従い行動すること」を指しています。

**『衝動を抑え、価値観に従って行動する能力こそが主体的な人の本質である。反応的な人は、その時どきの感情や状況、条件づけ、自分を取り巻く環境に影響を受ける。主体的な人は、深く考えて選択し、自分の内面にある価値観で自分をコントロールできるのである』 **

と筆者は述べます。今の自分というのは過去の選択の結果であることを受け入れるのです。その結果を受け入れた上で、自らの価値観によって踏み出していくということです。

主体性を出すためには「率先力を発揮する」必要になります。叶えたいことがあるのなら、それに必要なことを自らで考え、どんどん行動していこうというわけです。

本書に書かれている例としては、ビジネスで成功するための重要なパラダイムであるソリューション・セリングについて書かれています。
「良い仕事に就きたい」
    ↓
職業の適性を探り、動向を調べ、問題点を知り、解決策を考える
    ↓
その能力が自分にあることをプレゼンテーションで売り込む

文字にすると簡単なことではありますが、これがなかなか行動に移せない。だからこんな風に改めて述べられるわけです。

上記の例にしても「そんなの分かってるよ」と言われそうなことではありますが、「誰に聞けばいいんだ」とか「やり方が分からないんだ」と他者に答えを求めてしまいがちです。

それがズレているわけです。そうではなく自分自身が、問題の解決策になる。まさに率先して実行するわけです。

そのためにはRとIを使うことが必要です。
resourcefulness 知恵
intitiative 率先力

主体的は単なるポジティブシンキングではなく、現状をよく理解し、その中で自身が起こしいく前向きな行動になります。決して根拠のない思いつきで進むのではなく、良くも悪くも今の状況をふまえ、その中で良くなる方法を自らで起こしていくことになります。

筆者が、業界として状況が良くない傾きつつある会社のコンサルをした時の話があります。彼らは最初は悲観するばかりでした。課題や不安について出し尽くしました。そして次にすべき行動を考えました。悲観的な見方しかできなかった彼らでしたが、やるべきことが明確になり、それを彼ら自身で率先して実行していったことで、会社の業績は回復したそうです。

私たちの態度や行動は自分の持つパラダイムから生まれます。環境任せでただ悲観的な見方は悪い結果を生むだけです。

言葉遣いにもそれは表れます。
×〜しなければならない
○〜することを選ぶ
普段からマイナスの言葉を使わないのも大事ですね。

どのくらい主体的な人間かを自覚する一つの方法があります。それは自分の時間とエネルギーを何にかけているかに目を向けてみることです。それを関心の輪、さらにその中で自分が働きかけできで思うようにできるものを影響の輪としています。大きい関心の輪の中に影響の輪があるわけです。それは知的、感情等興味のあるものの中で、自分がコントロールでき影響を与えられるものです。

主体的な人はここに多くの時間を割きます。さらにこの輪が大きいです。自分のできることを頑張りますというわけではなく、自分でコントロールし決定、行動していく領域(影響の輪)に関心を持っていき、時間をかけているわけです。

主体的な人は押しつけたり強引なことはしません。聡明で価値観に従って動き、現実を直視し何が必要かを考えるのです。

過ちを認め正します。そこから学びます。そして過去の結果を受け入れていきます。

私達は行動を選択することはできますが、その結果までを選択することはできません。これは影響の輪の外の要因です。主体的に動いたから、必ずしも全てが上手くいくわけではないのです。

しかし、反応の行動の結果については決まっています。もちろん、ネガティブな反応にはネガティブな結果がついてくるわけです。

**主体的であるために日ごろからやること
・約束をしてそれを守ること
・目標を立て達成するために努力すること **
この二つです。
小さな約束や目標であってもそれを達成していくことによって、自分に対しての責任を果たしていきます。そうすることで自制心と自尊心を高めていくのです。

あくまで人がどうではなく自分約束でいいので確実に実行していきましょう。そうすれば前に進んでいくはずです。  

間違いを他者や環境のせいにしない
認め、正し、教訓をえる
自分が、コントロールできることだけに取り組む


メモ
『現職を選んだことを認める
なぜ選んだか振り返る
それに対して現状はどうなのか
じゃあ、何をしていくか』

まとめ

・今の自分は過去の選択の結果であること

・現状を理解し受け止め良くなる方法を率先して実行する

・影響の輪の中に取り組む、大きくしていく

・約束をしてそれを守る

・目標を立て達成するために努力すること

・自分がやる、率先してやる、ポジティブにやる

読んでいて、まさに今のコロナの状況にかかる部分があると感じました。現状はとても厳しいですが、おかれた状況をよく理解し、やれることできることを率先して実行していきましょう。

#読書感想文 #7つの習慣  #インサイドアプローチ #キャリア #stayhome


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