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高校生が考える、いじめ問題について。未来のためにできること。

中学生のとき、未来の世界のために私たちが今できることを書きなさい。という作文の宿題が出された。

当時、私は、お金も権力もない学生が、世界の為に何ができるって言うんだろう?と思っていた。

学生は無力だと思っていた。

しかし、考え方が変わった。高校生になって、いじめられたからだ。

今までにも何度か、悪口を言われたことはあった。でも、今回は耐えられないくらいに苦しかった。1人のクラスメートがある日、「あいつは気に食わない」と様々な理由とともに語った。クラス全体と、数名の先生がそれに乗っかった。

自分の存在意義がよく分からなくなった。

いま、その場にたまたまいるだけのその人に好まれるような生き方をしなければならないのか。自分らしく生きていたら悪口の標的にされるのか。

日本は、同調圧力が強いと言われている。多数派が良い、少数派は悪い、と人数で意見の質を決めることが多い。

いじめ問題の裏には、こうした日本社会のあり方が大きく関わっていると思う。いじめはなくなって欲しい。

ただ、社会を変えることは簡単ではない。自分以外の大勢の他人がいる限り、いじめはなくならない。

変えることができるのは、自分自身のみだ。

私が未来のために今できること。それは将来、心理系の職業に就くために勉強することと、noteを書くことだ。

学生はお金や権力がない。だからこそ、大人になって夢を叶えられるように今のうちに備えができる。また、文章を書くことなら誰でもできる。今は、社会の様々な問題を肌で感じ取って、将来どう生きるべきか考える期間だと思う。

学生は、大人に比べたら無力だ。しかし、何もできないわけではない。あなたの行動で、社会は少し生きやすくなる。

社会の中で苦しんだときは、人の言葉が1番響く。人の温かみや優しさが、より一層心に染みる。

傷ついている人がいたら、手を差し伸べるだけで、あなたはその人を救う。

未来は漠然と不安を感じるものだ。しかし、未来のことを悩むより、今を精一杯生きることが大事だと思う。あなたの夢を叶えるために、あなたらしく生きれば、きっと結果的に社会を救う。

特別なことをやらなくても、あなたは社会の救世主になれる。



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