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発達障害 入園か入所か②


前回からの続き

療育施設を探す。これが中々大変でした。
当時は右も左もわからなかったので調べるといっても…って感じで困惑したのを覚えてます。複雑なので苦労話は端折って分けながら書きます。

●まず療育施設を知る、調べる。どんな施設か、どこにあるのかなど詳細を見る。重要なのは母子通園か単独通園か。バスなどの送迎はあるか。託児施設(後で説明)との連携はあるかなどです。

※3歳未満児さんだと母子通園の所もあり名の通り親子で通います。訓練も一緒に受けます。子供への接し方や対応の仕方なども教えてくれます。

●上↑の施設の情報収集と同時進行で障害児サービス受給者証と地域生活支援事業受給者証を福祉課へ行って申請する。取得まで約1ヶ月目安。取得後から療育入所、託児施設の利用が可。

地域により呼び名は違うかもしれません。これが無いと福祉サービスの一切が受けられませんので必須です。ちなみに障害児サービス受給者証とセットで地域生活支援事業受給者証は貰えます。生活支援とは簡単に言うと障害児託児施設のことです。
※あくまで私の住む自治体での話なのでお住まいの地域の福祉課で調べてみてください。要は療育用受給者証と障害児用託児施設利用証を取るという事です。セットでは無く別で取る場合もあるかもしれません。

取得するのに審査会議があり会議によって子供さんの契約支給量が決まります。契約支給量は療育施設へ通える日数です。私の場合は5日でした。これは月5日で週1回という事です。現在は23日となっていて週5日通っています。

支給量については支給後暫く子供の様子をみて見直してもらえる場合もあるので増やしたい減らしたいなどは施設と相談して変更などその都度決めていきます。

●希望施設を3箇所決めて各施設へ連絡し見学希望を出して見学へ行く。それぞれいつ入所できるかなど面談して決める。子供も一緒に連れて行くので準備も忘れずに。

※お住まいの地域によっては相談員さんが間に入ってくれる場合もあるかもしれないので子育て支援課か福祉課で聞いてみて下さい。自分は3箇所でしたが地域によって異なる場合も有。

●希望施設が待機状態の場合は空きが出るまで待つことになります。

※私の場合は少し待機期間があったので第二希望の施設に入所させ週3療育の2日保育園の予定にしていました。療育のない期間を作るのに抵抗があった為。保育園によっては規定登園日数など制約のあるところもあるようですが療育やリハビリなどは制約外という合意も頂いていました。ですが念のため一応確認をしたほうがいいかもしれません。

●※ここまでに保育園か幼稚園に通っている方は園に療育へ行く事や子供さんの状態を共有しておく必要があります。(週何回通うのかによりますが掛け持ちする場合は双方の施設同士での連携や保育士訪問があるので)

※あと療育は毎日通う場合は保育園幼稚園退園の手続きもあるので連絡や書類の手続きなどもあります。

●入所までに必要なものを揃える。

●手続きをして入所日を待つ


とにかく手続きまみれ。母子手帳をお忘れなく。
ハンコは持ち歩くくらいがいいかも。。。

長くてわかりにくいかもしれなくてすみません。でも短くしてもこれだけあるんです…

私は田舎住みで施設は市の施設が1つしかなくそこが1番手厚いとの評判だったので民間も見学して考えた後、やはり手厚いのと実績の長い市の施設へ入れました。

民間は色々なところがあり出来始めたばかりなのでどこも割と綺麗で遊具なども種類があって楽しそうなところが多かった印象でした。建物はプレハブのところや普通のお家を大きくしたようなアットホームなところもありました。ホームページで確認できるところが多かったです。

基本的にはどこも1日の流れがあり保育園などと変わらない時間割で過ごす感じです。内容が療育独自のもので感覚運動や視覚聴覚を鍛える遊び、手先を使う訓練など様々です。給食も工夫されていて子供のこだわりや偏食に対応されたものが多かったです。

お子さんの特性に合った施設に通えるといいですよね。

※あくまで私の体験した一例です。
大まかな流れ的にはこんな感じだと思います。

入園は4月だけど待機の場合は途中から入ってくる事もザラにあります。とにかく下見と口コミ、早めの応募が大事かなと思いました。

療育入所をきっかけに専門用語がかなり出てくるので私は戸惑ったのを覚えています。なので一応noteの中で自分の体験した専門用語や補助や利用できる施設などをまとめて書いて置いときます。

それではまた。




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