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自由

人生で私が自由だった時はあるのだろうか
これからもあるのだろうか

いつも本質を考える私は、薬を飲むことで、考えることや感じることを否定されたような気がするけれど。
考える私も、私が感じる感情や感覚も薄れてしまったけど、その私が存在していたことは、本当は存在するんだってことは変わらない。そしてその存在は誰にも否定されることではない。

生きるために日常をなんとか平穏におくるために脳内物質をコントロールしているだけ。
考えても仕方のないことに時間も労力も精神力もさいていてもらどうにもならないから。だから薬で感じにくくさせているだけ。
そうせざるを得ない状況をつくりだした人がいるから悔しいと思う。薄めた私こそが私らしさのかけらであり、私の好きな私の一部分だったから。

人生で私が自由だった時はあるのだろうか
これからもあるのだろうか

私は自由な人になりたい
自由でいたい
私は自分を理解してくれる人間がほしかった
でもいないことが分かったから
ひとりは寂しいのかもしれないけれど
誰かといるのに寂しい思いを抱き続けるほど寂しいものはないのではないか
このしがらみから解き放たれて、ひとりで自由になりたい

人生で私が自由だった時はあるのだろうか
これからもあるのだろうか
私はただ、自由になりたい

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