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受験そして不合格。高卒後の無気力な日々。(フリーター編#1)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

今から遡ると22年近く前の話になります。
今回から、本編「フリーター編」について書いていきたいと思います。


高校卒業後、フリーターになる。

高校卒業後、私は大学に進学せずフリーターになりました。
正確には大学に進学しなかったのではなく、
大学に進学することができませんでした。

現役の高3、大学受験に不合格

高校3年生の冬、地元の中堅大学を受験しましたが、あっさりと落ちてしまいました。しかしその時ショックを受けていませんでした。

なぜなら、全くやる気のない無気力な高校生だったからです。

高校時代はほとんど勉強をせず

高校時代、私はほとんど自ら勉強をした記憶がありません。塾にも通っていませんでした。

中間テスト、期末テストもやる気がなく赤点を取るのが当たり前の高校生でした。

順位は学年で最下位ではないものの下から数えた方が早いくらいでした。

遅刻は当たり前、欠席することも多かった
です。
今考えればよく卒業できたものです。

成績や出席数を考えると卒業はギリギリのレベルでした。

高校時代、何をしていたのか?

では私は高校時代勉強をしないで何をしていたのか?

もちろん部活にも入っていません。
いわゆる帰宅部です。

夢中になっていたもの…それはテレビゲームでした。

当時SONYのプレイステーションの全盛期で毎日学校から帰ってくると新作のRPGに夢中になっていました。

夕方から明け方まで狂ったようにゲームをプレイしていました。

寝るのは深夜の3:00、4:00は当たり前でした。そのため授業中の居眠りは当たり前。遅刻や欠席もたびたびありました。

我ながら恥ずかしい高校時代です。反抗期だったため親から怒られても聞く耳を持たず、ひきこもりに近い状態でひたすらゲームをしていました。

何の意思もない大学受験

ではそんな状態でなぜ現役で大学を受験したのか?

それは、
「クラスのみんなが大学を受験するから」
「親が、大学を受験しろ!と言うから」
…というしょうもない理由です。

まさに何の意思も持たない大学受験です。

不合格も当然です。むしろそんな状態で受験することは他の受験生に失礼でした。

高校を卒業しフリーな状態に…。

私は成績・出席日数の面からギリギリで高校を卒業できました。

成績・出席日数が足りていない自覚があり、卒業できてホッとしました。

高校3年生の私のゴールは「卒業」でした。

小学校から高校まで自分の意思もなく過ごしてきましたが、人生で初めて「その先の予定がない」フリーな状態になりました。

卒業直後は開放感で満たされていました。

「もう親や先生に何か言われることはない!」

愚かにもそれまで身を置いていた環境のありがたみを全く理解していませんでした。

気づかないうちに「社会」という名のレールから外れてしまったのです。

続く。

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