実質6浪でもあきらめない(受験勉強編#12)
こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
実質5浪目の大学受験失敗の翌月。
私は実質6浪目の最後の大学受験を決意しました。
前回の話はこちら。
これまでの失敗を活かす
5浪目の受験失敗後の3月。
実質6浪目に向けた準備をします。
次の受験でも志望校は変えません。文系3科目 MARCHを受験します。
前回までの受験では、
英語は、英単語、英熟語、英文法。
国語は、古文・漢文のハンドブック。
世界史は、教科書、用語集のみ。
これらをひたすら暗記する勉強法でした。
一日10時間以上、毎日休まず暗記していました。…が、あまりに効率が悪い勉強方法でした。
野球で言うと、バットで素振りの練習をしているだけでした。サッカーで言えば、リフティングだけ。
試合に出ても勝てるはずがありません。
勉強方法を根本的に見直すことにしました。
(1年半経って気づくとは、あまりに遅すぎるのですが…。)
これまでの受験では私には「知識」ではなく「理解」が足りないことに気づきます。いくら知識を詰め込んでも、文系教科とはいえ解けないと分かりました。
そのため理解する方法を模索します。
勉強方法を見直す
再度インターネットで調べたところ、理解を促進するには、
参考書の「実況中継シリーズ」が良いと知りました。
「実況中継シリーズ」は、予備校の講師が講義している内容をそのままテキストに書き下ろした参考書です。
録音したものを文字にしたイメージでしょうか。
たしかに読みやすいし、理解しやすい。
なにより読んでいて面白いと思いました。
国語(古文・漢文)、英語(英文法、長文読解)・世界史それぞれの実況中継シリーズを買い集めます。
また、予備校のビデオ講義も単発で申し込むことにします。
好きな時間を指定し、近くの予備校でビデオ講義を受講できます。
私は5浪目の初期、予備校に通っていましたが、
・予備校の講義についていけないこと
・クラスでの孤独に耐えきれないこと
これらが理由で辞めてしまいました。
しかしビデオ講義なら講義についていけなくても巻き戻し(早戻し)もできますし、
個室で受講できるため周りも気になりません。
今でいう「陰キャ」な私には合っていました。
生活のリズムを改善する
前回の受験では第三志望の受験開始時、体調不良で倒れてしまい受験ができませんでした。
休まず無理に勉強を進めたことと、運動不足で体力が低下してしまったことが原因でした。
私は生活習慣を改善することにします。
勉強は午前中は3時間、午後は5時間と決めました。
この日は「このページ進める」と自分自身に毎日のノルマを課しました。
その日の勉強が終わったら外でジョギングをすることにします。
体力がないと本番受験で力を発揮できないと前回の受験で痛感しました。
受験勉強を始めて1年半。失敗して始めて気付かされました。
受験勉強に必要なのは勉強時間ではなく、「集中力」と「体力」です。
これまで誰かアドバイスをしてくれる人がいれば…このように遠回りすることもなかったと思います。
しかし、当時の私は「陰キャ」な頑固者。
他人の言葉は耳に貸さない未熟な人間でした。自分で失敗し、納得しない限り気づかなかったでしょう。
これまでの失敗を糧に最後の戦いに備え、受験勉強を開始します。
続く。
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