大手予備校に通うも…途中で断念(受験勉強編#3)
こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
5浪目の4月。アルバイトを辞め大学受験に専念する決意をしましたが、
自力で勉強を再開するも、数学の解法につまずいてしまいます。
独学に限界を感じ、予備校に通う決意をしました。
前回の話はこちら。
大手予備校に申し込む
都内の大手予備校に申し込むことにしました。
自宅から電車で1時間半かかる予備校です。
講座は英語と数学の2教科ですが、前期だけで数十万円かかったと思います。
預金口座からお金をおろす時、あまりに高額な費用ゆえに
一瞬手が止まりました。
3年半の間、フリーターをして貯めたお金。
フリーター時代を思い返し、躊躇します。
「予備校に行ったからといって上手くいくとは限らない」
…しかし、自分への投資と考え、
次の受験合格のため思い切って支払います。
「これでうまくいかなくても自己責任…」
予備校に通い始め、始まる「ぼっち」生活
4月から予備校生活がスタートしました。
当時の私はすでに22歳。周りの浪人生がとても若く見えます。
ここでも私はどこか浮いた存在のように思えてきました。
当然友達もおらず、誰とも会話せずに予備校に通う毎日。
当時の私には、なかなかつらいものがありました。
特につらかったのはお昼の時間でした。
テキストとにらめっこしながら、一人で黙々とパンをかじる。
友人とわいわい話しながらお昼を食べる周りの予備校生がうらやましく思えました。
孤独に押しつぶされそうになります。
(しかし、これが浪人生であり、孤独と戦う覚悟が必要なのですが…
当時の私は受験というものを甘く考えていました)
毎日の授業は、基礎のない私にとってレベルが非常に高く感じました。
必死で授業に食らいつき、ノートを写し続けますが
ほとんど頭に入っていなかったの現実でした。
孤独と授業を理解できない自分と戦いながら1ヵ月が経過します。
予備校の模試で現実を知る
予備校に入学し、浪人生活が始まって以来初めての模試を受けました。
純粋浪人としては2年目。
模試でもそこそこの点数が取れるだろうと高をくくっていました。
初めての模試では、問題を解けた気になっていましたが、
志望校いずれもE判定。
全くお話になりませんでした。
徐々に予備校に行かなくなる…
予備校に通い始めて2ヵ月。
6月になりました。
私は次第に予備校の授業についていけなくなってしまいました。
授業を受けても英語も数学も全く理解できませんでした。
講師は分かりやすく授業をしてくれているのですが、
私の基礎力・理解度では追いつくことができません。
サッカーの試合で例えると、ただ私はボールを追いかけまわしているだけで
全くボールに触れられない状態です。
単純に私の努力不足が招いたものです。
私は次第に予備校に行かなくなってしまいました。
数十万の入学金、授業料を支払ったにもかかわらず…です。
何より、私は予備校での孤独な生活に耐えられませんでした。
「予備校に行かないといけない。授業を受けなければ…」
気持ちは分かってはいるのですが、身体が動きませんでした。
実質5浪目の夏。
始まったばかりの受験生活に暗雲が立ち込めます。
続く。
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