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絶望に打ちひしがれるも再起を決意(フリーター編#17)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

フリーター生活から3年半。大学受験を決意し、情報ネットワーク系の大学を受験。

しかし、突きつけられた不合格。失意のどん底にいました。

前回の話はこちら。

不合格後…

2月上旬に不合格の結果を受け、抜け殻になっていました。

勉強期間はたったの4カ月でしたが、限られた期間で必死に勉強はしていました(…しかし、実際には勉強したつもりになっていただけです)。

「もしかしたら受かるんじゃないか。」

…と淡い期待を持っていました。しかし大学受験も現実も甘くありません。

私は大学受験の厳しさというものを知らなかったのです。

あまりに無知でした。

社長に結果を報告

4カ月前、アルバイト先の社長に私が大学受験をすることを伝え、社長は私の大学受験を応援してくれてました。

受験勉強のため、アルバイトを週3に減らしてもらったにもかかわらず、結果が出せなかったことに私は申し訳ない気持ちで一杯になります。

不合格の結果を受けた翌日の出勤日。

社長に結果を報告します。

「お疲れ様。頑張ったね。」と労ってくれました。

この後はどうするのか…?と聞いてくることもなく、いつも通り穏やかな様子です。

その日、社長が私を飲みに誘ってくれました。

社長の下で働いて約2年。
これまで仕事以外、プライベートの話をすることはほとんどありませんでした。

ちょうど良い距離感を大事にしている方なのか、それともコミュニケーションが苦手な私を察してくれていたのか…
この距離感が、未熟な私にとってアルバイトが続く要因の一つだったのかもしれません。

飲みの誘いは、落ち込んでいる私としてはありがたい話でした。

社長から語られる自身の過去

社長の本職はデザイナーです。
私の職場であるスポーツウェアのオンラインショップのオーナーでもあります。

この日の飲みで、これまで社長が口にすることがなかった過去が語られました。

社長は、高校卒業後、芸術系の大学に進学するため、浪人を重ねました。しかし、合格叶わず、飲食店のアルバイトとして働いていたそうです。

その後、自分の得意分野を活かし、デザイン系の会社でアシスタントとして経験を積み、デザイナーとして独立。

その後、スポーツウェアのオンラインショップのオーナーも始めた…。という経歴でした。

社長自身がフリーターを経験し、今に至る事実に驚きました。

私と少し経歴が似ています。

高校卒業から熱意をもって大学受験に臨んだ当時の社長と、やる気のなかった当時の私。

雲泥の差ですが…。

挫折しても、あきらめなければ結果は違えども再起できる。

社長の言葉が私へのエールとなりました。

大学受験に向け再起

自問自答を繰り返し悩んだ末の翌日、
結論に至ります。

「大学受験にもう一度挑戦する!」

高校卒業からまもなく丸4年となる3月。
実質5浪での大学受験を決意します。

続く。

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