日記「前髪しかない神様の反対」
・おじいさんを助けた!
イオンの駐輪場でおじいさんを助けた。
その駐輪場は入庫した時に駐輪券を発券する必要があり、出庫する際にそのカードを使って精算する、という仕組みだった。
2時間以内なら無料で解除、それを超過したら有料で解除、という仕組み。
おじいさんはそれがわからず停めて、「2時間以内は無料と聞いてたのにロックされてる!助けてくれ」と言っていた。
なので解除の方法を教えて、おじいさんの自転車を解き放ってあげた。
えらく感謝され、「あんた学生⁉︎このあとこのイオン寄るんか⁉︎なんか買う?」みたいなガツガツ来て、怖いので「いえ大丈夫です〜」と断って去った。
そのおじいさまというのが結構、ヨレヨレの服でビニール袋とかポケットに入れてて、文字通り鼻が垂れていて、地面に唾を吐くおじいさまだったので、最初話しかけられた時も東南アジアで鍛えられた勘が関わるとマズいと告げていた(なのに向かっていって助けたわたしはすごい)。
まあ人を助けられてよかったわいや。
同じ駐輪場でおばあさんを助けたこともある。
駐車場に空気入れがあって、それを入れられず困っているおばあさんがいた。
それを助けようと中学生男子6人くらいが試行錯誤していたが自転車に空気を入れられず、「これ型が違うんじゃない?」など言っていた。
そこにわたしが颯爽と登場!
「やりましょうか⁉︎実は自転車の空気入れの型って英式と仏式の2種類しかなくてですねぇ!もっぱら仏式はスポーツ自転車に用いられてるのでこういうことにある空気入れとママチャリだったら合うはずですねぇ!ホラ!入れられましたよ!」
その時のわたしったらもう。劇画調だったな。
自転車屋さんになった方が良いかもしれない(この2例でそう思う?)。
・ラーメン屋が潰れていた。
わたしが小学生の頃からあったラーメン屋さん。
こう書くと大きなのっぽの古時計みたい。
わたしが学校で学を学んでいるときも休みを謳歌しているときも、休まず営業していた昔のチェーンのラーメン屋さん。
最近も母と話している際に、「あの店もあの店も潰れたらしいよ。なのにあのラーメン屋さんはまだあるからすごいなぁ」というので話題に上がったラーメン屋さん。
昨日見たらもうショベルカーが入っていた。
途中から屋根に太陽光発電を乗せるようになったラーメン屋さん。売電収入も上手くいかなかったのかい。
家の近くにあった焼肉屋さんは数回店が変わっても焼肉という点では共通していたのに、今日見たらちょこザップになっていた。
変わるねぇ。ホームタウンが。
・目が痒いよ!
痒いぞ!目が!
花粉の季節 has come!
とうとうこのシーズンか…!
何しようかな!花粉を利用したレジャーをしようかな!季節感じてけ~!
・あと数日で誕生日という事実が胸を躍らせる。
なぜか。わからん。小学生の頃よりはワクワクじゃないけど、その日が近づくとソワソワする。過ぎ去ると急にどうでもよくなる。ドップラー効果かって。
もうプレゼントを貰う歳じゃないが、おめでとうとは言ってもらえる。
その日は出勤なので、普段職場で切り込んだ話をしないあのはんぺんさんが「わたし今日誕生日なんですよ」と言ったらウケるに決まってる。
おめでとうと言う側と言われる側の気恥ずかしさが好きだ。それは関係性の深い浅いのそれぞれで面白い。
誕生日は面白い。
元旦とかもそうだけど、一年が365日周期だぁの言ってるのは人間だけですよ。
時間は途切れずに一本前に線が伸び続けているだけです。そこに周期を見出して意味を持たせてる。
元旦だって誕生日だって、昨日や明日と同じ1日ですよ。そこをアニバーサリーだと感じているのが面白い。実際テンションも上がっているし。
たまんねェな!時間ってサイコー!時間だいすき!
二十代が深まるのはサゲ~。
・スプラトゥーンには勝利ポーズがある
勝った方のチームが4人チームで並んで3秒ほど踊ったりポーズを取ったりする、「エモート」というのを自分で選ぶことができる。
わたしは負けることが8割以上なので、相手の勝利ポーズを見ることの方が多い。だから、そういうエモートにはムカ!という感情が一体になっている。負け犬の習性。
そういう事情があり、自分でエモートを決める時も「うわこれムカつくんだよな…。負けたチームの人にこれ見せちゃだめだな」という基準で選ぶ。
そういうのを除外していくと、もう、無い。全部のエモートが多かれ少なかれイラりとする。助けてくれ。
煽り目的の人はそういう基準で一番ムカつくやつを選ぶのかもしれないが、小生は心優しき獣ゆえ…。
結局一番フラットだと感じているブキ固有のエモートにしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?