プレスリリースは意味がない?ウェブサイトへの集客効果や検索順位など
「プレスリリースは意味がない」
「プレスリリースを出したけど、営業の電話ばかりかかってくる」
そう思っている方もいらっしゃるでしょう。
広報担当者の感覚としても以下の通りです。
実際、プレスリリースを配信しても、効果測定はしづらいのが実情。
そこで今回はウェブ集客の視点から
「プレスリリース配信前後でサイトの検索順位や表示回数に影響があるか」
を計測してみました。
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プレスリリースはウェブ集客にいい影響があると言っていい
結論から言えば、プレスリリースはウェブサイトへの集客に効果があります。
まずは、被リンク。
プレスリリースをPR TIMESという大手プレスリリース配信サイトで配信すると、だいたい少なくとも一度で下記ぐらいのリンクをもらうことができます。
正直、立ち上げたばかりのウェブサイトやブログにとって言えば、破格の被リンク数です。
被リンクが増えると検索順位やサイトの表示回数にも影響が出てきますが、プレスリリース配信の前後での検索順位の変化は下記の通り。
これは、とある検索キーワードでのウェブサイトの検索順位を示したグラフ。
これを見てもわかるように、ある時期から突然検索順位が上がっています。
また、検索順位だけでなく、サイトの表示回数もプレスリリース配信前後で上がっています。
さすがにここまで上がるのは極端にしても、プレスリリースはウェブ集客においてポジティブな効果があると言っていいでしょう。
無料よりも有料プレスリリースのほうが効果は高い
今回のプレスリリースはPR-TIMES上で配信されました。
有料のプレスリリースサイトとしては、国内で一番メジャーな配信サイト。
そのぶん、拡散力も無料プレスリリースや安価なプレスリリースに比べれば高めです。
↑無料プレスリリースサイトとの違いについては上記で
ですので、ほかのプレスリリースサイトで同じ効果が出るとは限りません。
あくまで参考値としてご覧ください。
ただ、プレスリリースは「"ウェブサイトの検索順位"を上げる」という形で、集客効果があると言っていいでしょう。
プレスリリースにSEOの効果はない?
ちなみに、ほんのり専門的なお話。
たまに「プレスリリースにSEOの効果はない」と言っている方が見えます。
それは、プレスリリースのリンクにはnofollowタグが付いているから。
実際、PR-TIMESのリンクにはnofollowがついています。
ただ、プレスリリースは一度配信されると様々なサイトに拡散されます。
そのため、"拡散されたあと"のサイトではdofollowになっていることも多く、直接的な被リンク効果が見込めるのです。
上記のプレスリリースでも、配信先のサイトのいくつかでdofollowになっているのを確認できました。
サイテーション効果も見込める
また、仮にnofollowしかつかなかったとしても、多くのメディアに掲載されることはサイテーション効果にもつながります。
SNSでの拡散なども含めれば、「リンクがnofollow」というだけで、「プレスリリースはSEOに効果がない」とは言えないでしょう。
少なくとも、実際に検索順位やサイトの表示回数にポジティブな影響が出ていることは確認できています。
プレスリリース配信に参考になるサイト
↑プレスリリースの配信時間とメディアの閲覧数などの関係が分かります。特に効果の高い時間に配信しましょう
↑先ほども紹介しましたが、無料プレスリリース配信サイトを厳選して紹介しています
↑プレスリリースを含めた無料のウェブ集客ツールを紹介しています。
名古屋市千種区でコーヒーセミナー運営、コーヒー豆・器具の卸売り、直営カフェを運営するnote合同会社の公式コラムです。