marigan

mariganと申します。高校生です。パソコンの練習のためにnote始めました。

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最近の記事

三木露風「あかとんぼ」に関する考察③

前回②の続きです。 赤のイメージこの曲の詩のすべての連に共通するイメージとして赤色のモノが出てくる。 夕焼け小焼けは赤。 あかとんぼは当然赤。 桑の実もこれはラズベリーのような見た目を想像してもらえばいいが赤黒い色をしている。 そして15歳で嫁に入った姐や。多くの女性が15歳ごろ経験すること、姐やが嫁に入ったこと、15歳、嫁入り、女性という所から 「初潮」が連想されはしないだろうか。初潮を迎えたからこそ姐やは嫁に入ったのだから。 したがって三番目の詩は全体で赤のイメ

    • 三木露風「あかとんぼ」に関する考察②

      前回①の続きです。 なぜ「トンボ」なのか なぜトンボなのかと言えば、三木露風が故郷で見たからなのだろうが、ここでは日本において「トンボ」が意味するものについて考えてみる。 トンボは昔「秋津」と呼ばれていた。 つまりトンボは日本そのものの象徴でもあるのだ。 また、トンボは「前にしか飛べない」という所から、縁起のいい生き物として戦国武将の装飾にもそのデザインが使われることもあったという。 つまりトンボが指しているのは 「昔の日本」 「前に進み止まらないもの」 ということであ

      • 三木露風「あかとんぼ」に関する考察①

        「あかとんぼ」作詞三木露風 ここでは、童謡赤とんぼに関する私の妄想を書いていく。タイトルには考察と書いたものの、不確かな要素に基づく妄想を多く含んでいるものとして読んでいただきたい。 この曲は、1921年詩人三木露風によって作詞された童謡である。今やだれもが知る名曲であり、中学校などでは教材として用いられている。 今では使われない言い回しがあるので一応そこの解説をすると、 『負われて』は 背負われて という意味で、 『姐や』は実際の兄弟ではなく、子守のために引き取られた貧し

        • はじめまして

          タイピングの練習ついでにnote始めてみました。マリガンと申します。

        三木露風「あかとんぼ」に関する考察③