アネス

熊本生まれ熊本育ち。にんじん嫌いなやつ大体友達。多趣味なのが取り柄でやってはすぐ辞める…

アネス

熊本生まれ熊本育ち。にんじん嫌いなやつ大体友達。多趣味なのが取り柄でやってはすぐ辞める無気力症候群。金と女が好き

最近の記事

note

「認証メールを送りました。メールを確認してください。」 何百回と再送を行ったが、 オレに認証メールが届く事はなかった。 約2年越しにアドレスの登録に成功した俺は、 ようやく今回このアカウントでnoteを書けるようになったわけだが 結局登録したメールアドレスが間違えていた。 「noteムカつく!!なんだこれ!!」 と思っていたが、 間違えていたのは自分であった。 生きていると往々にして同じことが起こる。 怒ったり、ムカついたり。 でも結局原因は自分だったりする。

    • 気づけば仕事辞めてた

      仕事を退職した。丸5年働いた会社だった。折角なので仕事を辞めるにあたった経緯とその後のマインドセットについて自分語りさせてほしい。 辞めたいと思った理由は大きく分けて2つある。 1つ目は環境的な要因。 2つ目は自己的な要因である。 1つ目の環境的な要因は、 いわゆる職場の人間関係である。 どんな職場にでも面倒な人や苦手な人が必ず1人は居ると思う。 それは仕方がない、仕事とはそういうものだ。 だが今回に関しては少しそのような視点からは違う話をさせてほしい。 環境は

      • ケータイを触りながら食事するのを辞めた

        ある日、私はケータイを触りながら食事をするのを辞めようと思った。 辞めようと思った理由は、そもそも人間の脳はマルチタスク(複数同時作業)に対応出来る構造になっていないらしい。 例えばテレビを見ながら食事をする際、それは同時に行っているのではなく、食事→テレビ→食事→テレビ、、と単一の注意を頻繁に切り替えながら行なっている。 と頭のいい人が書いた本に書いてあったからだ どうやらこれを行う事で脳はとっても疲れてしまうらしい。日々仕事や人間関係に辟易し、あまつさえ1人での食

        • カーテンから漏れた明るい日差し、鳥の声のアラームが鳴り 寝ぼけた顔でベッドから擦り抜ける 隣の彼女は少しだけ目を開け、再び眠る 部屋着のままコンビニに朝ご飯を買いに行く 今日はエッグサンドにしよう、彼女にはオレンジジュース、ぼくはコーヒーを 少し早い、起きたばかりの街を歩く まだゆっくりな、青くて白い空 歩道を歩く杖を持った老人 制限速度を少し超えて走り抜ける車 朝方まで飲んでいた、バカ笑いする若者達 轢かれて車道で死んだ猫 みんな、おはよう 今日もい

          人類は私たちが滅ぼしました。

          人類は500年程前に滅亡した。 私たちが滅ぼしたからだ。 私達は元は違う星に住んでいた。しかし、星の有限なエネルギーを食い潰した結果、私達の星は滅亡へと追い込まれ、新たな居住地が必要になった。 私達の偉い人は次なる住処を見つけた。 それが「地球」だ。 地球には水があり、空気があり、気温が安定し、生態系が存在した。素晴らしい星だった。 生態系の頂点には「人間」という存在がいた。 「人間」はあらゆる文明と歴史の中で様々な知恵を身につけ文化を築いていた。私達に最も近い

          人類は私たちが滅ぼしました。

          寺巡りをする悪人②

          頭の中で散々犬を虐め尽くしスッキリした後、 当初の目的である御堂の方へと歩いた 小さめのお賽銭箱に安銭を投げ入れて鈴をチリンチリンと鳴らした後、 「そろそろエッチしたいです」といつも通りのお願いをした 御参りを終え、ふと顔を横にやると 女性が立っていた。 歳は40代後半くらいだろうか。化粧はしていなさそうだが、肌が綺麗で若々しかった。ショートカットの似合う黒髪の女性だった 「こんにちは」ニッコリと笑い挨拶をしてくれたので、 「こんにちは」私も爽やかに微笑み挨拶を返し

          寺巡りをする悪人②

          寺巡りをする悪人①

          社会人1年目の夏、お盆の休暇を利用し実家に帰っていた。 その夏はとても暑くて 太陽がギラギラと眩しかった。少し外に出ているだけで身体の表面に汗がジワジワと滲んで、それと共に体力もジワジワと削り取られる、そんな夏だった  当時私は度重なる自分の悪業の数々に嫌気がさし、今後の行いを清める為に行っていることがあった。 「寺巡り」である。 ただ、寺巡りと言っても京都の伏見稲荷や三重の伊勢神宮のような徳の高い寺社仏閣ではなく、ただ近所の寺や神社にプラプラと散歩がてら行くだけだった。

          寺巡りをする悪人①

          月が綺麗/岩見拓馬

          いい気分で線路沿い歩いて ほんのちょっとステップ踏んで 遊歩道 暗がり 手を繋いで 寒いね って笑ってた ねぇ 今なに考えてるの いい加減な鼻唄ね 寂しいんでしょう? だって そう 「ずっと」 なんてないもの ねぇ 今なに考えてるの そっぽ向いて鼻唄歌って 知ってるんでしょう? きっと そう 「ずっと」 なんてないこと 言い渋ってついには言えなくて 後悔したって言うんで じゃあ聞く って立ち止まって待って 「寒いね」 って小走り それだけ? ねぇ 今なに考えてたの い

          月が綺麗/岩見拓馬

          初めての1人カラオケ①

          先日1人で街中をぶらぶらしていた 手には買ったばかりの中古の村上春樹と伊坂幸太郎の文庫本が入った袋を下げていた 余談だがこの村上春樹の小説「ねじまき鳥クロニクル」は一冊が膨大な量なのに加え、 なんと上、中、下と三分構成になっている 小学生の頃わけもわからず読んで母ちゃんを怒鳴り散らした記憶がある「なんだこの本は!!」「わけがわからない!!面白くないし」 それも仕方がない、大人が読んでも頭の中は???だらけになる内容なのだ しかしながらこの本、エロ描写だけは読み手に伝わ

          初めての1人カラオケ①