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鬱。朝、カーテンが開けられない


鬱の時は
朝、起きて太陽の光が浴びられなかった。


朝起きて、一番最初に光を浴びようとか
鬱対策とか、気分が沈んだ時の対処法のサイトに書いてあるけど
本当に鬱になったら、それはできない。


カーテンを開けて、太陽の光を浴びると
耐えきれないほどの恐怖に襲われた。


鬱が抜けてきているような気がする今でも
朝、起きてカーテンは開けられない。


カーテン全開で太陽の光を入れて
窓全開で空気の入れ替えなんてやったら
不安と恐怖と落ち着かなさで、仕方なくなる。


早朝の有酸素運動もいいと言うけど
鬱の時は、外に出るだけでも大仕事。


気持ちの問題ではない。
本当にできないんだから。


早朝から有酸素運動やったときは
大体、その後気持ちがぐったりして疲れてしまう。


鬱から3年半経った今でも朝はこんな感じだよ。


でも、絶望とかじゃない。
確実にできることも増えているから。


鬱前の自分だったら無理してやっていた。


でも、今は違う。


『急ぐな。休め。落ち着け。ゆっくり行こう。』
って自分の心が言っている。

それに私の気持ちも、身体も、脳も従っている。



今、苦しい人
大丈夫だよ。本当に大丈夫。


長い時間をかけて失ったものだから
取り戻すにも長い時間がかかるだけ。


今まで自分を守ることをしなかったから
これからの自分を守るために、身体と気持ちの回復を
今ゆーーーーーーっくりやっているだけ。


長い時間はかかるかもしれないけど
今まで何かと力を入れすぎちゃう、何かに追われていると感じる人には
必要な時間。



焦るな。ゆっくり行こう。

それが一番の近道です。

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