「生き方」のコンパス Vol.121
感情を感じ切る。
みなさん、こんにちは!ペーパーカウンセラーよしゆきです。
まず最初に。
きしゃこく先生に、私の記事を紹介いただきました。
納車という嬉しい日に、前日からのドタバタ劇が連続し、対人関係における試験が提出されたように思えます。私の中ではクリアできたつもりですが、他にもいい方法があればご教示いただきたいところです。
きしゃこく先生、ありがとうございました!
さて今回は、感情を感じ切るというお話となります。
感情を感じ切る。私たちは大人になるにつれて、感情にしっかりと向き合わない傾向にあるのかもしれません。
子供の頃は、ちょっとしたことでも嬉しかったり悲しかったりすることもあったでしょう。
さっきまで泣いていたのに、もう笑っているということもあったのではないでしょうか。
それが大人になるにつれて、少々のことでは嬉しくなったりはしなかったり・・・。
またはイライラやモヤモヤをずっと引きずっていて、とても笑えるような状態にはならなかったり。
これは、どういうことなのでしょうか?
あのね、確かに大人になるにつれて、そんな傾向があるよね。
子供の頃は10くらいの出来事で「すごいな!」「面白いな!」って感じられたようなことでも、大人になると10くらいの出来事には見向きもしなくなってきたり・・・。
それで100くらいの出来事に遭遇した時に、やっと「すごいな!」「面白いな!」って感じたり。
でも、10くらいの出来事は頻繁に起きているのに、100くらいの出来事って、そんなにたくさん見つからなかったりするのかな。
だから生きていても「面白くない」「つまらない」って感覚も大きくなるのかもしれないよね。
大人になるにつれて、上手く人生の荒波を乗り越えていけるようになるはずなのに、どうしてこんなふうになるのかな?
それはね。
辛いことがあったり、苦しい目に遭ったりした時に、その時に生まれてくる感情にフタをしたり、目を背けたりすると、確かにそのネガティブな感情をまともに受け止めないで済むのかもしれないの。
いや、生きていく上では、そうやっていかないと、とても人生の荒波を乗り越えていけないのかもしれないよね。
でもね。
そこに落とし穴があると思うの。
あまり感情を感じないようにしていると、100のネガティブな出来事があったとしたら、50くらいのネガティブな感情しか生まれないのかもしれないよね。
それはね。「逆もしかり」なの。
そんなふうに、感情を感じないようになってくるとね、ポジティブな感情も感じにくくなったりしないのかな。
100のポジティブな出来事があっても、50くらいにしか感じなくなったりするんじゃないのかな。
だからね。
感情は思いっきり感じ切った方がいいと思うの。
ポジティブな感情は比較的ラクに感じ切ることはできるよね。
問題はネガティブな感情なのかな。
でもね。
ネガティブな感情こそ、「あぁ、私は今、とっても辛くて泣きたい気分になっているなぁ」ってね。どっぷりとその感情に向き合ってみるの。
そうするとね。
その感情に向き合っている時は苦しいのかもしれないんだけど、後に引きずらないの。
ネガティブな感情にフタをしたり、目を背けたりするから、ちょっとしたことでイライラしたり、人を許せなかったり、楽しいことや嬉しいことに鈍感になったりするんだよね。
ネガティブ感情ってね。
あなたを守ってくれるために芽生えたような感情なのかもしれないよね。
もしも誰かがあなたを守ってくれたとしようか。
その時にね、あなたが守ってくれた人を無視したり、「あっちに行け」っていうような態度を取ったとしたら、相手はどう思うのかな?
きっと「守ってあげたのに、その態度はなに?」って思うんじゃないのかな。
それと同じようなことがね。
あなた自身の心の中で起こっているのかな。
ポジティブなこともネガティブなことも、その時に生まれた感情をしっかりと感じ切るの。
そうするとね。
少しでも子供の頃の純真さに戻れるんじゃないのかなぁ。
そういったこともね。
幸せに近づいていくことになるのかもしれないよね。
今回は、感情を感じ切ることについてのお話でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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