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795.みんな「否定と言う海の中」にいる気がする。だから、「肯定」という空を見上げて見ない。

I feel like we are all in a sea of denial. That's why I don't look up at the sky called "affirmation".【お馬鹿なcoucouさんのホスピタリティ論⑰】


©NPО japan copyright association Hiroaki


1.今の世の中、みんなが楽しめるお花畑が少ない。In today's world, there are few flower gardens that everyone can enjoy.


なかよしこよし、なんて良くない。
Good friends, how bad.

みんな、お花畑。
Flower gardens, everyone.

人間社会なんて、
What is human society

汚いものよ、
filthy thing,

そんなきれいごとなんて、
Such a beautiful thing,

馬鹿らしい。
It's stupid.

と言う人がいる。
There are people who say


だけどね、
But,

世の中を注意して、
Beware of the world

見てほしいんだ。
I want you to see

人に対して冷たい世界、
A world that is cold to humans,

優しい言葉ですらかけれない世界、
A world where even kind words cannot be spoken,

人は人、
people are people,

自分は自分だらけの世界。
I am a world full of myself.

人を支え合うこともできないこの世界。
This world can't even support people.

能力のない人も、能力のある人もいるこの世界。
In this world, there are both incompetent and capable people.

この荒んだ狂った世の中を。
In this rough and mad world.

壊れてしまった、人間社会。
Human society is broken.


今の時代に、
in this day and age,

今の時代だからこそ、
Precisely because of this era,

本当に必要なことは、
What you really need is

せめて、
at least,

みんなで支え合える、
We can support each other,

なかよしこよし。
Good friends.
みんなでお花畑をつくる。
Let's make a flower garden together.

そんな世界があってもいい気がする。
I think it would be nice to have such a world.


だってね、
Because,

みんな、
everyone,

注意してみてほしい。
Please pay attention.

なかよしこよしどころか、
Far from being good friends,

足の引っ張り合いの、
leg pulling,

人は人、
people are people,

自分は、自分。
I am myself.

人を信じたら負け、
If you trust people, you will lose,

みんな敵同士。
All enemies.

ねえ、
Hey,

おかしくない?
not strange?


だって、
Because,

人を馬鹿にしたり、
fool people,

人に暴言を吐いたり、
yelling at people,

悪口いったり、
swearing,

批判したり、
criticize or

人を貶すけれど、
I despise people, but

決して褒めたりしない。
I never give praise.

人の不幸は蜜の味。
Human misfortune tastes like honey.


人としての優しさを失った現代。
The modern age that has lost kindness as a person.

なかよく、信じあって、
Be friendly, trust each other,

支え合って、
support each other,

助け合う人の方が、
People who help each other

圧倒的に少数派。
overwhelming minority.

あとは、みんな自分だけ良ければいいという傍観者。
After that, everyone is a bystander who only wants to be themselves.

今、みんなが楽しめるお花畑が少ない。
Nowadays, there are few flower gardens that everyone can enjoy.




Ⓒcoucouさんのホスピタリティ
Ⓒcoucou's hospitality


©NPО japan copyright association Hiroaki

2.どうして否定ばかりするの?


知らず知らずに、使ってしまい人を傷つける言葉の否定とはどんなもの?

『否定』ってね、
そうではないと打ち消すこと。
価値などを認めないこと、と広辞苑には書かれている。
だけど、人は人をすぐ否定する性質がある気がする。

否定するとね、人って離れていくんだ。

よく、
わたしには信頼する人がいない…
信用できない…
心から思ってくれている人がいない…
本音を言えない…、という人がいるよね。

そして、愛想の良い人、仲間づくりの上手な人を羨ましがる。

そして、
あいつはゴマすりだ…
機嫌とりが上手い…
要領がいい、調子がいい…

なんて言い方をする人がいる。
でもね、注意してみて考えると、

いつの間にか、誰かを否定しているように見えるよね。


たとえば、近所のこどもたちが母親と一緒に遊んでいた。
そこで、こんな言葉をかけた。

「○○ちゃんはエライねえ。どうしてこんなに楽しく遊べるの? それに上手だねえ…」

○○ちゃんは、こう答えます。

「うん。ありがと。ボク一生懸命にやったんだよ。上手でしょ」

これは、素直な肯定だよね。
肯定って、「同意すること」「認めること」「受け入れること」だもの。

しかし、そばにいた母親は謙遜かもしれないけれど、こう否定した。

「いやあねえ…この子はダメなのよ。いつもこんなことをやっていて、もう止めなさいって言っているんだけど。困っているのよ…」

そばに入る、ボクはとても悲しそうな顔をしていた…。

せっかく誉められたのににショックは隠せない…。

どうして、こう言えないの?
「誉めてくださってありがとう。良かったね上手だっていってくれて…」ってね。


こうやって育てられた子どもたちは「否定の海の世界」に入っていく気がする。すると、その子の友だち同志の中で、母親と同じような言葉を吐くようになり、否定することによって自分の優位を保とうとする。

否定することによって、自分の「正しさを表現する」ようになる。
別に子どもの世界だけではないよね。わたしたちの今、大人の世界でもまったく同じことがいえるもの。

良かったね。
そうだね。
よくやったね。
大したもんだよ。
りっぱになったね。
上手くなったね、という言葉。
肯定の言葉、認める言葉が死語になりつつある気がする。

だから、「良かったね。」「立派になったね。」という言葉を素直に受け入れられず、そう言った相手を否定してしまうんだね。

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3.否定って人の心をを傷つける


「否定」ってね、「何々がダメ」と否定することだけじゃあないんだよ。

良かったね、
良くやったね、
上手くなったね、と相手が素直に語る言葉に対して、

 

いやあ、ボクなんてダメですよ!

そんなこと言われても困ります。

 

これって、単なる謙遜ならいいけれど、謙遜であっても相手の言葉を否定しているには違いはない気がする。
人に良く言われたり、誉められたりしたら、肯定する、肯定してあげることで相手の気持ちにわずかでも答えることができる気がする。

その言葉は「ありがとう」って、いえばいいのさ。

どうして、そう言えないの?
謙遜よりも、ありがとうって、どうして言えないの?

ありがとう、そういってくれて、そう思ってくれてとても嬉しい。
感謝しているよ、って素直に人の言葉を受け入れて、どうして、思そうえないの?

こんなことでも人は簡単に離れてしまう気がする…。

 

©NPО japan copyright association Hiroaki


 

©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

coucouさんはね、否定されて育てられた~
昔はそのことで恨んだ時もあるけれど、今は恨んじゃあいないよ~
それも愛情表現だったからね。

でもね、そんなことは子どもの頃はわからない。
だから、いつも自分は駄目なんだと信じていた。

それはね、noteで何度か話してきたけれど、子どもの頃からいつも病気の連続だったからね。ましてや長男(本当は次男、長男が死産した)、親にしてみれば、coucouさんを守ろうって意識が強すぎた。

生れたときから病院通い、そして、小学校3年生から5年生までの約2年半は闘病生活~今思えば、この子を失いたくないという一心だったのだと思う。病院生活も酷く、命を落とす寸前までいたわけだからいつも親を心配かけて苦しませ続けてきた気がする。
そして、奇跡的にcoucouさんの父の独学の治療によって回復した。でも、父や母の心配は永遠に尽きない。coucouさんはその頃からいい意味なのだけれど、全人格を否定され続けた。

それはね、
「また、入院することになったらどうするの?」
「再発したら、どうするの?」
「今度は、命を落とすかもしれないからね!」

coucouさんの家系はほとんどが腎臓病で透析を受けたりして、この世を去っていた。coucouさんの父も祖父も、兄もみんな腎臓病で命を落としてきたため人の何倍もの恐怖心を抱えながらcoucouさんを育てて来た。

止む得ないことだけれど、coucouさんの心にはその恐怖心を自動的に植えつけられて心と身体の自由が奪われていった。
多分、そうして壊れて行ったのかも知れない。

何をするにしても、どこに出かけるにしても注意される、または怒られる。身体を動かす運動は禁止、もちろん塩分のある食べ物には制限がある。
誰に会うにしてもチェックが厳しい。
毎日、毎朝尿の検査。何もかもが管理されるとストレスはたまるし、行動することに勇気が必要となる。
一番の安心はcoucouさんがいい子でいて何もしないこと。

それは、中学生になっても続く。
coucouさんは高校生になり、息がつまり、呼吸さえも苦しくなり家を飛び出すことにした。でも、この呪文は消えない。心の中から離れない。

ああ~自分は人とは違うんだ…。
そしてさらにおかしくなり、グレ始めた。そう、今までcoucouさんを馬鹿にした人たちの復讐のためにね。

でも、毎日、毎日が怖い。

そう、否定って悪意のない愛情なんだけれど、その愛情で心が壊れてしまうときもある。心配されすぎ、異常なほどの過保護。
coucouさんのために父や母までの平和を壊してしまう。
お互いの人生までも失い合う。

どうすることもできない、運命を呪うだけ~

そんなとき、coucouさんに友だちができた。彼らはcoucouさんを否定したりしない。対等に付き合う。
coucouさんが暴れて喧嘩したら拍手をくれる。

そう、みんなひとりぼっちで何らかの事情を抱えている、人から見れば、不良仲間(有料だと思っている)。coucouさんの否定心が、お互いに受け入れ合うことでかなり減って来た。でも、みんなもコンプレックスの固まり。だから支え合うことができたのかも知れない。

でもね、喧嘩はするけれどいじめはしないよ。
仲間がいじめられたら、その相手を叩きのめす。
そうしないと繰り返され続けてしまうからね。
それに、この高校は男子校、荒れに荒れまくっていた。

そして、この地域ではcoucouさんたちは有名なグループになっていった。
1クラス約54人。その半分は仲間たち。学校をサボったり休むときは半分の生徒がいなくなる。なんといっても楽しい~

だけど、約25人は卒業式に卒業ができなかった。

さすがの学校もなんとか卒業させようとして、4月、5月、6月と追試験によって単位を無理やり取らせてくれて卒業証書だけ受け取って終わった。
卒業式はできなかったけれど、その日は居酒屋を借り切ってみんなで卒業式をした。

のメンバーのほとんどはcoucouさんを含めてほとんどが就職できず、いや、せずに自立、自営業を始めることになった。

だいぶ、この世からいなくなったけれど今でもそのメンバーたちは一緒に還暦祝いをした、次は古希の祝いの約束をしている。

この、coucouさんの呪文は、50歳後半まで消え去らなかった…。
そして、ようやく自分を素直に受け入れて、褒めてあげて、認めて、許して、甘えさせて、優しくなれた気がする。

このnoteの世界と、生き残ってる仲間たちがcoucouさんのお花畑のような気がしている。

そう、未来を変えればいいんだもの。
終わりが素晴らしければ、全部素晴らしくなるのだもの。

みんな「否定と言う海の中」にいる気がする。だから、「肯定」という空を見上げて見ない。

I feel like we are all in a sea of denial. That's why I don't look up at the sky called "affirmation".

人生って、不思議だね~




ここまで読んでくれて、ありがとう~

また、あしたね~

今日も新しい週のはじまり~
一日なんて、あっという間、一週間、一か月もあっという間~
そう、砂時計の穴をもっと小さくしたい~


文字数6,095文字

 

[和訳] 毎日友達以上の関係になりたいと思っているのは自分だけ? -Play Pretend-


※後半に、Ⓒひとえさんコラボ作品~【ちょっぴり悲しい癒しの童話】聞いてくださいね~



coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru


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