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〜〜波待ち日記〜〜久々に一本も乗れなかった日


二拠点移住先である千葉 館山に、妻の従妹の家族が来た。妻と旦那が従妹同士であり、彼は僕と同い年のサーファー。久々に1人じゃないサーフィンを楽しみました。

5月4日 南房総 平砂浦
ムネカタ、セット頭

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普段のお一人様サーフィンなら、もうワンサイズ小さなポイントへ移動するようなコンディション。彼が「行こう!」と言ったので、不安はありましたがパドルアウト。

パワーのある波をくぐりながらアウトに向かって考えていたことは、夏タイヤのこと。

僕は夏タイヤをオートバックスに保管しています。もちろん有料です。東京に比べて、スペースが広く土地代の安い千葉館山拠点に保管したほうがお得なんじゃないか?

でも、タイヤを自分で保管する方法を調べないと、、、なんて考えているうちにアウトに到着。不安な気持ちを抱えながら、サーフタイムの始まりです。

サーフタイムの始まり ――
定期的に来る波は肩頭サイズ。さらに前日までの強風のおかげで、しっかりとした厚みのある波でした。そのせいか、サイズ以上の迫力を感じます。

そんなパワフルな波の中でも、小ぶりで薄めの波を選んでチャージするものの、なかなか板が滑ってくれません。

狙う波のサイズを上げないとと頭で理解しているものの、恐怖心が邪魔します。失敗してパーリングしたらどうしよう、波が掘れ上がった瞬間そんなことが頭によぎります。

小さい波に合わせたラインで待っていたその時、その日の1番大きい、僕にとってはお化けセットがやってきました。

必死にパドルしドルフィンスルーをするものの、見事に吹き飛ばされました。

何とか水面に出たところに、予想通り2つ目の大波が来ています。一様、ドルフィンをしましたが水中で洗濯機のようにグルグルにされ、海の中まで持っていかれます。

水面に出てまず確認するのは、ダメ押しの波が来ていないか。不安的中。3つ目が来ています。残っている体力を振り絞ってノーズを沈めましたが、まんまと食らったと同時に心が折れた音がしました。

そのお化けセットは僕の心と、ただでさえ少ない体力を持っていき、これ以上続けると、岸に戻る体力がなくなりそうだったので終了。

結局、1本も乗れませんでした。。。

そういや、一本も乗れなかったのはサーフィンを始めて間もないとき以来かも。駐車場までの道のりでそんなことを思っていました。

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でも、不思議と残念な気持ちにはなっていない。

子供が生まれ、サーフィンにブレーキをかけた4年ほど前から、月に一度行けるかどうかだったので、確実に楽しめる自分の力量よりも小さな波を選んでいたサーフィンライフ。

二拠点生活を始めて以来、波乗りの回数が確実に増えたからこそ、チャレンジができるのかなと思います。

体が軽快だった頃なら楽しめた波。今では満足に乗りこなせなくなりましたが、当時と同じコンディションで入れたことで、生活の真ん中にサーフィンが近づいてきたような気がしています。

陸の練習に励み、どんどん海に入り、当時のパフォーマンスまで戻すことが、とりあえずの目標になりそうです。



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