私が決める”ちょうどよい暮らし方
はじめまして。
片付け収納専門のインテリアコーディネーター・北欧ライフスタイルを研究している新倉暁子(ニイクラアキコ)です。
収納ラボでライターとして執筆させていただくことになりました。
今日は私の自己紹介をさせてください!
片付けられなかった過去
私はとても片づけが苦手でした。
出産をきっかけに自宅で過ごす時間が増え、住空間やインテリアに興味を持ちました。しかし初めての育児、苦手な家事、頼る人がいない環境の中で奮闘するも家中モノで溢れかえり、理想と現状のギャップに自信をなくしていきました。
そこから抜け出したい、変わりたい一心で身の回りから片付け出したことが全ての始まりです。
手を動かし片付けするうちに「片付けは今の現状と向き合い、思考も整理する」ことに気付きました。
自ら思考とモノを整えていく中で、「自分にとって大切な暮らしとは?ちょうどよい暮らしってなんだろう」と考えました。
それまでの私は、忙しい日常の中でとても大事なことが抜け落ちてしまっていたのです。
このことから心地よい暮らしのためには、物だけに着目して片付けをするのではなく・時間・自分が置かれた環境や働き方・情報と思考の整理整頓を バランスよく整えることが大切だと考えています。
私と北欧の接点
2016年に北欧視察をする機会に恵まれました。
北欧といえば素敵な家具やインテリアプロダクトで日本でも人気ですが、訪問先も期待を裏切らない住まいばかりでした。
インタビューする中で、暮らしをイメージしそれを実行するための手段として住空間を整えていると教えてくれました。
私はその自分軸を大切にしたシンプルな考え方にとても共感しました。
彼らは常に「自分がどうしたいのか」考え、自分を満たすことが日本人より上手な気がします。
これは環境や文化の違い等も影響しているのでしょうが、日本人も自分軸を意識すれば今より暮らしやすくなるのではと考えます。
私は北欧で学んだ考え方をヒントに、誰かが決めた基準で生活するのではなく、自分で暮らし方を決めると毎日が楽ちんになりました。
北欧スウェーデンの言葉にlagom(ラゴム・ラーコム)という言葉があります。日本語に訳すと”ちょうどよい”です。
訪問先で少しぐちゃっとした扉を開けながら「ここはlagomなの」と笑いながら見せてくれました。
片付いていない状況を見せるなんて、日本人なら少し躊躇しますよね。
しかし彼女は「私にとってこの状態がlagomなのよ」と続けました。
心地のよい暮らしのためには、一糸乱れず物が整って並んでいる必要はありません。
大事なのは自分にとってのちょうど良さです。
あなたにとってちょうどよい暮らしはどんなでしょうか?
このnoteでは考えるきっかけになるような記事を書いていきたいです。
北欧流Lagomな暮らし方、片付け収納インテリア提案と暮らしの情報などをお届けします!
どうぞよろしくお願いします。
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