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半年ぶりにAudibleユーザーにりました。


◆近況報告など

皆さんこんにちは、そしてお久しぶりです。
私事ですが10月のあたまに転勤しました。まだ生活のリズムに慣れて無くて更新頻度はだいぶ落ちてますが残業が減り少し自由な時間は増えたので、慣れたら更新頻度を増やしていこうかと思います。

転勤して変わったことと言えば原則100%出勤になったことですね……会社の方針なので仕方ないですが一度在宅勤務ベースに慣れてしまうとなかなか厳しいものがある。
そんな生活の変化があり電車に乗る時間が大幅に増えたためAmazonのオーディオブックサービスのAudibleを再開することにしました。
とりあえず通勤が長いんですよ……しかも朝は満員電車なので動画を見ようにもスマホを出すのすら大変な感じです。

私のnoteでは過去に何度かAudibleを取り扱ってきました。ラノベユーザーへのススメ、だったり西尾維新の『ウェルテルタウンでやすらかに』の感想だったり、他にも何度か書いた記憶があります。

コロナの規制が緩和され在宅から通勤にシフトし始めたとかコロナ禍前の勤務状態に戻ったと言う人も多いと思います。今回はそんな方々にAudibleを推しまくる記事です。
最初はAudibleの昔話をしてます。昔話に興味の無い方は目次を見てすっ飛ばしてください。

◆Audibeについて

最初に軽くAudibleの昔話をします。

AudibleとはAmazonのオーディオブックサービスです。
Audibleの月額聴き放題プランが始まって早いもので2年が経とうとしています。最近まで退会しておいて言えたものではないのですが現在のAudibleは過去のプランとは比較にならないほど使い勝手が良いです。これはマジです。

そもそも聴き放題プランが無かった時代は月額1,500円で毎月コインが1枚付与され、そのコインをオーディオブック1冊と交換する仕組みだったんです。
もちろん収録に時間を要するので実際の本と同時に発売されることなどほとんどなくいわゆる往年のベストセラーが推されている感じのラインナップだった。なんかずっとランキングの上位にハリポタあるな...とかそんな感じ。

そんな感じなので毎月1冊交換出来るが月によっては興味がある新刊が皆無なんてことも多々あったと記憶してます。半年程度はコインをストックできたので好きな本が来るのを待つことも出来たがそもそも自分の目当ての本がオーディオブックになるのを待つのはかなり分の悪い賭けだったことには違いない。

この月1コイン時代に革命を起こしたのは2021年2月より配信が開始された西尾維新物語シリーズだった。月1冊リリースを27か月連続する化物のようなロードマップを出してきた。毎月物語シリーズと交換すればコインのストックが増えることなく西尾維新の作品を聴くことが出来る。講談社BOXから発売されている本が1,760円なので毎月新品で1冊買うのよりは安く抑えられられる。

問題点があるとするならば月に1コインしか付与されないことだった。物語シリーズと交換したらほかのものに手が出ない!これを毎月繰り返していた。今思うと何とも酷いサービスである。2冊目も聴きたかったが何せ高かった、月額料金を納めてるとは思えないほど2冊目が高かった。

記憶が正しければこんな感じ。

1冊目非会員:3500~4500円程度
会員:1コイン(月額1500円)

2冊目以降非会員:3500~4500円程度
会員:2500~3000円程度(20~30%OFF)

今考えるとなかなかのぼったく……おっと、非会員で月複数冊購入してる人なんていたのだろうか。というかこれだと1冊でも欲しいものがあれば会員になるのが必須のサービスですね。なんてサービスだ!!!!

そんな西尾維新爆裂ロードマップを着々とこなしながら1年が経過しようとした2022年1月に革命的な月額聴き放題プランが爆誕する。

なんと1500円で12万冊が聴き放題になると言う…2冊目で3000円取っていた会社がある日を境に12万冊聴き放題になるのだ。値上げだのなんだので改悪されるサービスは多々あるが未だかつてそんな馬鹿みたいな改良がされたサービスが存在するだろうか。
もちろん物語シリーズも聴き放題の対象となり毎月の物語シリーズのみを買うという縛りから解放された。

会員数こそ明かしてないが2021年12月から2022年10月までの10ヵ月間で会員数は32%増加したと発表されている。タイトルダウンロード数は年間30冊(月平均2.5冊)となった。前プラン時の数字は出ていないがみんな2冊目に手を伸ばしたかったのだ...こんな感じでAudibleは今現在も爆発的に成長していってる。


このCMを見ない日が無いのではと言うくらい流れているのではないだろうか。CMの評判はあまり良くなさそうですが……まぁその話はおいておいて、Audibleの大きなトピックについてはPR TIMESがきちんと取り扱ってくれているため会社のページをブックマークしておくといい、Audibleのトップページより最新情報を追いやすいです。


◆オススメしたい人

ここからはAudible(その他オーディオブック全般)がどんな人に合うかと言うことについて書いていきます。
利用ケースとしてはCMでやってる通り家事、睡眠前など耳が空いてる時間であればいつでもいいと思います。私のように満員電車に乗る時間が長い人には結構おすすめです。
次にコンテンツの中身からお勧めしたいユーザーについて書いていきます。


◇西尾維新ファン

まずオススメしたいのは私がAudibleに入会した理由と同じく西尾維新ファンです。
本記事の執筆時点現在、物語シリーズはモンスターシーズンの最後までの27作品全て聴くことが出来ます。12月にはファミリーシーズンの『戦物語』が配信予定です。
また、担当しているナレーターは全てアニメシリーズで声優を務めた方々です。オススメは傷物語の井上麻里奈演じるキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードです。過去のインタビューなどからオーディションを受けていたと思われるため、あったかもしれないもう一つの傷物語として聴けます。
物語シリーズはの既刊分が全て配信済みとなったこのタイミングで『クビキリサイクル』の配信が始まりました。
オーディオブックファーストとして新作も書き下ろしましたし今後の配信作にもかなり期待できる作家だと思います。


◇ラノベファン全般

物語シリーズ以外にもライトノベルファンなら一度は自分の好きな作品を検索してほしい。
人気の『陰の実力者になりたくて』『青ブタシリーズ』『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』『虚構推理』『オーバーロード』などがラインナップされている。
また『転生したらスライムだった件』ではリムル役の岡咲美保本好きの下剋上ではマイン役の井口裕香が朗読を担当するなどアニメオリジナルキャストがキャスティングされているケースも複数あります。
ここ最近配信作品数、配信ペースともに上がってきてるのでラノベファンはチェックしておいて損は無いと思う。


◇話題作や人気作に触れたい人

ちょっと前まではランキングがハリポタ物語シリーズが占めるみたいな状態でしたが、今は人気作からネットで話題の作品までかなりラインナップが充実しています。聴き放題プランが開始されてから提供数が2倍になったと言われています。
過去30日で303冊、過去90日で775冊の本が追加されています。1日当たりの追加ペースは8.6冊から10.1冊に上がっています。
また追加された作品の88%は聴き放題プラン対象になっているため追加料金なしで聴くことができます。

人気作についてですが、例えば2023年4月に発表された本屋大賞のTop10作品は7作品が配信済み、169回直木賞2作品は年内配信予定です。昨年の本屋大賞の『同志少女よ、敵を撃て』や村上春樹作品、池井戸潤作品などが多数あります。
また海外作品では2022年に映画が公開された『ザリガニの鳴くところ』、映画化が決まっている『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、2024年にNetflixでドラマが配信予定の『三体』などの人気作品が数多くあります。
また英語の本は月に2000冊以上のコンテンツが追加されるため英語が聞き取れるかた学習したい方にもオススメです。


◇独占配信コンテンツに触れたい人

聴き放題プランが出来てから独占配信コンテンツにもかなり力を入れてきた印象がある。現在絶賛配信中のマーベルシリーズをはじめサンドマンなどの海外で配信されてきたオーディオドラマの吹替え配信、本より先にオーディオブックを先行配信するオーディオファースト作品、独占配信のポッドキャストなどなど知名度こを低い気がするがかなり面白いコンテンツがある。

特にここ最近のポッドキャストの勢いは凄い。JAPAN PODCAST AWARDの結果を見れば明らかだがここ1年は本当に面白い番組が増えた。
2021年

2022年

プライム会員でも聴けるAmazon Musicでもポッドキャストを配信しているが、別料金になるがAudibleでも独占配信作品をたくさん配信しているがAmazonのポッドキャストの特徴だと思う。
昨年はマシュー南の復活と松浦亜弥の共演。今年は極楽とんぼ加藤とサカナクション山口の番組などほかのサービスにはなかなかない訴求力があると思う。


◇活字が苦手な方

私がまさにこれなので書いてみたが、他にこういう方はいるのだろうか…活字が苦手だけど本は好きみたいな人。
とりあえず読む速度が遅いし、集中力が持たない。ラノベに数日かけることもざらにある。でも物語が好きだし本が好きって感じです。
ある程度の期間があれば読めるし、本を読むのが嫌いと言うわけでは無い、むしろ好きではあるがペースが遅く活字が得意とは言えないそんな人にもオーディオブックはオススメです。
オーディオブックを始めたからといって読書を辞めるわけでは無いですが、個人的に文字を読んで考えるよりプロの朗読の方が頭に入ってきます。


◇声優好き

推しの声優がいる方は一度その方の名前で検索してほしい。単独で朗読している作品があると推しの朗読を10時間以上聴けるケースもあります。是非推しの作品を探してほしい。

声優絡みで言うと過去にこんな投稿をしていましたね。

坂本真綾さんや緒方恵美さんのエッセイも本人朗読で聞いてみたいなー!

https://note.com/note_sho/n/ndcdd6da637c2

何とこれ実現しました。声優のエッセイ朗読需要あるって言ったじゃん?!2年以上前に書いてたのですが担当者さん見てくれてましたか???ありがとうございます。他の作品もお願いします。

ちなみに悠木碧のエッセイにも本人が語るこぼれ話を聞けるQRコードがあったりします。当たり前ですが需要あるんですよ。
※特典QRコードはAmazonには無いようです。


◇番外編

コンテンツそのもののオススメではないので番外編とします。
現在のオーディオブック業界はAudibleとaudiobook.jpの二強に近い状態である。そのため音楽サービスなどに比べタイマン状態で各々独占配信、限定コンテンツでしのぎを削ってる状態といってもいい。

音楽サービスや動画配信サービスにおいて同じ作品にサービスの色がつくことはほとんどないがオーディオブックは違います。

結城真一郎『#真相をお話しします』を例に挙げてみます。

Audibleでは間島淳司の朗読形式で配信されていますがaudiobook.jpでは今井文也、速水奨などの豪華キャストでのドラマCD仕立てとなってます。

TVアニメで独占配信となれば叩かれるネガティブ要素になることがほとんどですが、オーディオブックではキャスト違いを楽しめる可能性があると言う面白いサービスです。
※もちろん本当の意味での独占配信タイトルもあります。

◆まとめ

とりあえず復帰してまだ3日程度で今後どのくらい使用していくかはわかりませんが独占配信タイトルや面白い使い方があればまとめていこうかと思います。
マガジンを作ったのでオーディオブックについて気になる方は是非フォローお願いします。

緩く毎月注目タイトル的なの紹介できるものが書けたらと思います。


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