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【前編】北海道の交通課題を解決したい。江差で行なった「MaaS事業」

こんにちは、サツドラホールディングス(株)のインキュベーションチームという部署でインターンをしている市川です。
初投稿でドキドキですが、是非最後までお読みいただければ幸いです。

内容は、サツドラホールディングスで推進している「地域との連携」そして「MaaS(マース)事業」についてです。

サツドラといえば「ドラッグストア」のイメージが強い方もいらっしゃると思いますが、実は様々な事業を展開しており、その中の一つに「地域との連携」があります。

なぜ地域との連携を推進しているか?また、インキュベーションチームの紹介については以下の記事をご覧ください!


そして今回は、江差町とサツドラの関係性や、実証実験をおこなった「MaaS事業」について、前編・後編に分けて詳しく書いていきます。

…とその前に、市川?MaaS?江差町?

「?」で一杯になっている方が大勢だと思いますので、自己紹介をした上で、本題である江差MaaS実証実験について書いていけたらと思います。


■自己紹介

【プロフィール】
・2000年4月3日生まれ、北見市出身
・高校より札幌に引っ越し、北海道教育大学に在学中
・昨年夏より大学を休学し、サツドラホールディングス(株)
 社長直轄グループ インキュベーションチームにてインターン中
・好きな食べ物は焼肉!好きな飲み物はキンミヤ!
 大のアウトドア好きで16歳から世界・日本を旅しています。

なぜ私が大学を休学し、インキュベーションチームでインターンをしているのか気になった方もいるかと思いますので少しお話したいと思います。

私は、自己紹介にもある通り、生粋の道産子で何より北海道が大好きです♡北海道は、資源、恵み、文化、歴史、その他たくさんのものに溢れています。

しかしその一方で課題は山積みです。そして、それらの課題は企業、地方自治体、住民、単体で動いても解決できるものではありません。

そんな中、様々な地域と包括連携を結び、課題解決に向かう事業を推進しているインキュベーションチームという存在がサツドラにあることを知りました。とても興味を持ち、様々なご縁の中で働かせていただけることになりました!
働き始めてからは、実際に現場に入り色々な体験をすることができ、充実した学びの日々を送らせていただいてます。


■江差町とサツドラ

➣包括連携協定を締結

私たちサツドラは、ドラッグストア事業のほか、北海道の色々な課題解決をするために「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」をビジョンに掲げ、様々な事業を展開しています。
その中で、江差町とサツドラホールディングスは2020年3月27日に包括連携協定を締結し、お互いに協議をしながら5つのテーマに分け、下記のような事業を行ってきました。

様々な事業を展開

健康分野では、サツドラで出しているウォーキングアプリを町全体としてPRしていただき、フィットネスや管理栄養士の食改善セミナーなどの開催をしました。

協定締結当初にオンラインでの接続環境・設備を当社で入れていたことが功を奏し、遠方かつコロナ渦においても影響を最小限にとどめ、各種講座をオンライン形式で開催することができました。

➣江差EZOCA

地域産業/経済分野では、2021年5月17日に初の自治体オリジナルEZOCA「江差EZOCA」がデビューしました。サツドラグループの(株)リージョナルマーケティングが運営する北海道共通ポイントカード「EZOCA」の一つで、EZOCAの種類としては11種類目となります。

江差EZOCA

江差EZOCAの強みは「利用すればするほど町へ還元される」という点で、このカードを全道のサツドラで使用すると江差町へ還元されるというスキームを組んでいます。
江差町に住んでいなくても、江差EZOCAを持ってさえいれば、サツドラでのお買い物金額の一部(0.2%)が還元されるといった、地域を応援するポイントカードとなっております。

更に町内約40店舗の町内事業者でもカード利用可能となっており、江差町全体のポイントカードとして活用されています。町へ還元されたお金は健康ポイントの用途として、健康診断を受診したらポイントがもらえたり、江差町の歴史や文化を維持する為に活用されていく予定です。

コミュニティ分野では、ノルディックウォークイベントや、サツドラのビューティトレーナーと連携したセミナー等を開催、教育分野では高齢者向けのスマホ教室を開催しました。
スマホ教室はご好評につき2年連続開催となり、今年度は私が講師を務めさせていただきました! 

セミナーの様子

このように、締結後の2年間で様々な事業を展開することができ、そしてこれからもコミュニケーションを図る中で江差町の課題を見つけ、持続可能な形で解決できればと考えております。


ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回、「江差マース」について詳しく触れていきますので、ぜひご覧ください!