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「地域の雄」が手がける未来への貢献

みなさんこんにちは。
サツドラホールディングス インキュベーションチームの三浦です。

前回は当社の江差町との取組みの内容をご紹介しました。

今回は自治体さんとの連携内容ではなく、「地域の企業」との連携内容を書いていければなと思います。
取組内容、協働で取り組んでいただいた企業さんに興味・関心を持っていただければ嬉しいです。


連携企業紹介

今回は士別市朝日町で行った「KIDS ATHLETE CAMP2021」にサツドラグループとして参加させていただきました。
主催企業は、士別市朝日町に本社を構える「イトイグループホールディングス」(以下イトイさん)さんです。

イトイさんは「誰も取り残さない社会」の構築を目標に、「Make many Good for you」を企業理念に掲げながら、土木事業・住宅事業・介護事業・飲食事業・再生エネルギー事業と多岐に渡る事業を展開しております。

さらに、地域のグループ会社である「イトイ産業」にはスキーチームもあり、2名のスキー選手が所属、関連会社の「志BETSホールディングス」には野球チームも保有しており、様々な確度から”地域を豊かに”している企業さんです。
しかも社屋がめちゃめちゃオシャレです!!

イトイさんHP画像


取組の背景

【イトイさんの地域との取組】
前段でも記載した通り、イトイさんは多岐に渡る事業を展開していながら地域の為に様々な取組を行っております。
    
士別市朝日町には、朝日地域交流センター・朝日三望台シャンツェ・ローラースキーコース・トレーニングセンターなどのスポーツ施設や、あさひサンライズホールなど合宿、研修に最適な施設があり、毎年多くのキッズスポーツ選手が利用しています。
その中で、イトイさんは主催大会の運営や野球少年団の指導等も行っており
さらには、朝日町の活性化の為に、野球大会や湖水まつり、商店街イベントなどの企画・運営サポートにも取り組まれています。

私たちも学ぶべき事が多くあり、「地域貢献とはこうだ!」というのを見事に体現してくれていると思います。

私たちサツドラHDが掲げている「地域コネクティッドビジネス」というビジョンがある中、イトイさんも地域との取組を積極的に行っているという点が非常に共通点があるという事から今回の取組に至りました。


CAMPの内容

ここからは今回参加させていただいた「KIDS ATHLETE CAMP2021」を紹介いたします。
「KIDS ATHLETE CAMP2021」の名前にもあるように、対象者はKIDS!
そしてCAMP!
名前だけで既に楽しいのですが、ポスターを見てさらにワクワクが増して来ます!

ポスター1
ポスター2

今回私たちが参加させていただくのは、「プログラミング教室」です。

私たちはグループ会社に小中学生向けのプログラミング教室「D-SCHOOL北海道」や北海道における起業家の輩出を目的とする起業家エンジニア養成コミュニティ「G’s ACADEMY UNIT_SAPPORO」など、教育・人材育成事業を展開する株式会社シーラクンスを擁しており、様々な地域でプログラミングの出前教室を行っております。

今回士別の子どもたちには、プログラミングを使ったゲームの作成、そして作成したゲームの発表を皆の前で発表してもらうという体験をしてもらいました。

さらにこのCAMPではプログラミング以外にもジャンプスキー体験、野球対決、eスポーツ体験等、楽しめる内容が盛りだくさん!
大人でも楽しそうなのに非常にうらやましい限りです笑

そんなCAMPの内容7つを紹介していきます!

①プログラミング教室

まず私たちがなぜプログラミング教室をやっているのか説明させていただきます。

近年GIGAスクール構想で子どもたちに一人一台タブレット端末が配布されており、これからますますデジタル教育が加速していきます。
一方、教育現場ではコロナ禍で加速したデジタル化の波についていけていないとの声もよく聞こえてきます。

こういった乖離を無くしていく為、私たちは子どもたちにプログラミングやデジタルに触れる機会を作り、それらを活用することをつうじて「次世代型スキル」を身に着ける事のお手伝いをし、未来の人材育成を積極的に行っています。

話をCAMPへ戻しますが、1日目、2日目、3日目午前はゲーム製作に集中。
3日目の午後に発表という、比較的余裕を持ったスケジュールを組んでいましたが、子どもたちの想像を超える習得の速さにより、教えていない部分まで自分たちで進めていました...恐るべし。

それを見た先生からは「え!はや!すごいじゃん!」とお褒めの言葉。
その光景を見て私は、「自分が子どもの頃は先にやると先生に怒られたなぁ」とふと思い出し、あれはなんだったんだろうと振り返ってました...。

プログラミング教室1
プログラミング教室2

作成する題材が「ゲーム」という事もあり、子どもたちは作成しながら爆笑したり友達のゲームを見て楽しんだりと、終始笑顔だらけの現場でこちらも幸せな気分になりました。笑
やはり楽しみながら学ぶという事は必須だなと改めて思いました。

中にはゲームが苦手で「出来ない」と言う子もいましたが「大丈夫、出来るよ」と先生たちが親身になって教えると普通に出来ちゃうんです。
周りの子たちの進捗が早かったりすると焦りだして出来ないと言ってしまう子もいましたが、人それぞれのペースがあって、成長速度も人それぞれです。

皆が同じことを同じように進めていくのではなく、それぞれに個性があって特徴があるので、個人に合った方法で教育をする事が出来れば個の能力というのは伸びていくものだなと感じる事が出来ました。

そんなこんなで3日目を迎え、いざ発表。
最初は発表に消極的な子が多く、なかなか手が挙がらずでしたが、徐々に皆積極的に。
時間の都合上、全員は出来ませんでしたが、多くの子どもたちが自分の作成したゲームを発表しました。
工夫したポイントや、難しかったところ等、自分の言葉ではっきりと伝えていた姿を見て感動。笑
内気な子も積極的に発表しており、今回のCAMPでなにかきっかけを掴んでくれていたら嬉しいなと思います。

②スキージャンプ体験

冒頭にも記載してますが、イトイさんはスキーチームを保有しています。
さらに近くにはジャンプ台もあり、様々な年代のチームが合宿等を行っています。
スキーをやるには最高の環境が整っており、今回はイトイ産業スキーチーム指導の元、スキージャンプ体験を実施しました。

スキージャンプ1

ジャンプスーツやスキー板に触れてもらい、実際の感覚を味わってもらいました。

その他に実際にジャンプ台に上り、上からダンボール滑りをする疑似ジャンプ体験を行いました!
初めてこんなに間近でジャンプ台を見ましたが、ソワソワする高さでした笑
子どもたちは怖いもの知らずで非常に楽しんでおり、貴重な体験が出来たのではないかなと思います。

スキージャンプ2
スキージャンプ3
スキージャンプ4

③野球観戦

こちらも冒頭に書かせていただいたイトイさんの関連企業が保有する野球チーム「士別サムライブレイズ」の試合観戦
野球好きの子どもたちも多く大いに盛り上がりました!

野球観戦1
野球観戦2

④CAMP

今回のメインイベントといっても過言ではないCAMPタイム
子どもたちだけでテントに泊まるってウキウキしかないですよね。笑
テント張りから、ご飯のカレー、夜にはeスポーツ体験、花火と盛りだくさんの内容でとても楽しんでくれていました。

キャンプ1
キャンプ2
キャンプ3

⑤ゴミ拾い

最終日には朝日町をキレイにする為、ゴミ拾いを行いました。
ゴミってなくならないものですね...。
学校の授業以外でゴミ拾いってあまりやらない事だと思うので、私生活でもこのような活動をすることは貴重だと思います。

ゴミ拾い

⑥食育スクール

株式会社明治さんが講師となり「食」と「健康」についてお話いただきました。
こちらもゴミ拾いと同様で学校以外で学ぶ機会というのは少ないと思います。ましてやメーカーさんなので、より専門程な知識をもっていて尚且つ分かりやすい。
継続的に行っていく事で、子どものうちから健康志向の高まりを期待できるのではないかなと思いました。

食育スクール

⑦野球対決

最後には子どもたち、士別サムライブレイズ選手、イトイさん職員にて
野球対決を行いました!

野球対決

野球を習っている子、初めてやる子含め、皆とても楽しそうにしていました!
「プロ野球選手」ではありませんが、地域の子どもたちから見るとそれに近い存在なはず。
将来、士別サムライブレイズに入りたいと思ってくれる子どもたちが増えてくれたらさらに地域が盛り上がっていくと思います。

最後に

今回このような機会を頂いたイトイグループホールディングス菅原社長はじめ従業員の皆さまへ感謝申し上げます。

企業自ら率先して地域の為になることをなす、という事は本当に素晴らしい事だと思いますし、まさに「地域のゆうだと感じました。
今回のCAMPの中身としては様々なコンテンツがありましたが、子どもたちの成長のフックになるような仕掛けが多くあり、改めて素晴らしい取組だなと感じました。
今後もイトイさんと連携しながら更に地域を盛り上げていく事が出来れば嬉しく思います。

私たちサツドラHDは「地域コネクティッドビジネス」をビジョンに掲げ、様々な自治体さんと連携をさせていただき、道内の店舗網、グループ会社を活かしつつ更に地域に根付いた企業になるために様々な活動をしています。

とはいえ、今後事業が大きくになるにつれ足元を見忘れてしまう事もあると思います。
そんな時に今回のような「地域のために」という事を忘れず今後もやっていけたらと思います。

今後も地域との連携について色々と書いていければと思いますので、また見て頂けたら嬉しいです!