父と母が残していった白いパスケースの中身と、世の中の「家族」について
さて、祖母がこの前、私にくれた白いパスケース。
私は空想するのが好きで、子どもの頃、現実逃避する集中力はすごかった。
自分が置かれている現実を見ようとしないところは、今も変わっていないってことだな。苦笑
そんな私に突然与えらえた、父の遺品の名刺と、おそらく母のものである白いパスケースに、そこに入っていたいろいろな物。
おそらく私が産まれる前、父と母がつき合っていたときに使われていたと推測される、謎多き物たち。
まだ母が亡くなったことによる喪失感や、怒りや悲しみ、申し訳なさ、後悔や自責の念など、自分のメンタルが波立ってしまう。
それでもお父さんとお母さんのことをnoteに書くのが、楽しくてしょうがない。
はは。甘えっ子だな。抱きしめられたいんだ。もうどっちも存在してないのにね。
なんて書いたら急にうるっと来てしまったので、今日はここらへんでやめておこう。
それでも家族はひとつの家にいる=幸せか?
これは私の持論なんですけど、
世の中には、ある程度距離を置かせないといけない親子、家族、親族というのがあると思っている。
介護に限界を感じて夫婦間で殺人、とか。
ひきこもりの子どもを親が殺した、とか。
ついこの前もあったし。
すでに、この夫婦は子どもが育てられない環境だったようで。
父親が無職か。
ネットの匿名コメントでよく見るのが
「お金ないんだったら育てられないだろ、産むなよ」
でも、そもそも、避妊について学校で詳しく教えてもらったっけ?
10代のとき、確か小6のとき、女子だけが教室に集められた。
学校の行事で旅行に行く前、急な環境の変化で初潮になることがあります、生理ナプキンを持ってきてください、と言われた記憶が遠くからおぼろげによみがえってきた。
あれ? これ生理に関することだった。違うな。避妊は?
教え、てない?
そうなると、親が子どもに教育するしかないんだろうけど、
働くお父さんお母さん方は、はたして子どもに接する時間は確保できているのだろうか? それに、大人でも言いにくい内容を、面と向かって言える?
そしたら、各家庭で差ができてしまうし、だったら学校のほうがいいと思う。
あと、これは個人的に思うんだけど、もう、血のつながり重視しないで育てられるようにしたらいいのにな。アメリカみたいに。
なんて思って調べてみると、
養い親になるには条件がいろいろとあって、そう簡単にはなれないそうです。何より、覚悟がないとできないことですしね。
親になるって、家族になっていくって、知らなかったな……こんなに大変なことなのか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?