打ち上げ花火は一人で見るな
8月、夜に外出中、
どこからともなく大きな音が聞こえてきて。
打ち上げ花火の音でした。
気になって近づいていくと、だんだんと大きくなる音と、夜空に咲く色とりどりの光。
あんなにわくわくしたのは久しぶりです。
途中、フェンスの上に手を置いて固定して、スマホで動画撮ってる19歳ぐらいの男性を見て「あぁ……(うらやましい)、そうやって家に持って帰れるのになぁ」ってなったり。
しまいには、首を思いっきりそらして見上げるほど近くに。音も、今まで聞いた中で一番大きい、響き渡るすごい音。
そうして見ていたら、遠くから、母と打ち上げ花火を見た夏の夜があったことを思いだしました。二人で眺めていて、右にいた母の横顔が微笑んでいました。
しんどそうな顔とか、体温が下がった手の温もりとか、よみがえってくるシーンが自分にとってきついものばかりだったので、こんな記憶もあったのかと。
あと一か月ぐらい長く生きていたら、これ、見られたのになぁ、
とちょっと切なくなり、泣きそうになったので帰ることに。
でも、こんな風にお母さんとの楽しい思い出もあったんだな、と思いだすことができて、嬉しくもありました。
本当にしんどいことって、近い人に打ち明けにくい
帰りながら、ふと、ほかの人たちが家族とか、友達とか恋人と見に来ているのに気づいた。
打ち上げ花火って、一人で見るものじゃないね。苦笑
東京から引っ越してきて、一時的にしか友人いないしな。
いま、一人です。職場の人は「友人」ではないし。(年齢離れすぎてるし)
引っ越してきてからいままで、地元に「知り合い」がいない。
じゃ、引っ越す前の人は?というと、そっちも関係性が切れてる。
さらに、このnoteによく出てくる親友T。
彼に最近連絡してない。
なんかね、劣等感出ちゃって。
いつになったら私は自分の気持ちを、人によりかからずに支えられるようになるんでしょう。
おそらく、黙って話を聞いてくれるだろうって予想ができる。
声の質ひとつとっても「あーそんなに心配してくれなくてもいいのに。こう言ったらヒドいけど、うちら他人なんだし」って、こっちからやさしくされたがっておいて自己中なこと思いそうなのがさぁ。
執着心の強い、「もう、しんどいから別れよう」って言われる寸前の彼女みたいになるのが嫌なんだろうな。笑
本当に根っこの傷ついてることは、言いたくないのかね。あれか? 強がりか? 笑
いま本をちょっとずつ読んでいて(頭に入りづらくなってるからね)、
その中でも「友人や家族に言えないことだったら、病院へどうぞ」的な内容が出てきたので、
(あまり相性良くない人だけど、ためこんでるよりはいいか)
と、せっかく入った少なすぎる収入、手ばなすことになっちゃうのが嫌だけど、頑張って予約して。
無気力がすごい。いまは。やる気スイッチ壊れかけてるっぽい。
おばが、「次を見つけなよ」と言ってきたので、
「就職先? それとも病院?」って言ったら、
「就職先に決まってるでしょう!! なんなのよ!(ひょう変)」
ってキレられたんだけど、なんで急にキレたのかさっぱりわからない……。
あと私が、精神力ゲージ、残りわずかだってことに、気づいてないんだよな。家族なのにな。
ちょっと声かけたくなったけど、やめて正解
親子連れで、3、4歳くらいの女の子がぎゃんぎゃん泣く声が響き渡っていて、見ると、お母さんの体にコアラみたいに抱き着いて、女児大泣き。
母親「どうしたの~?」
このドーン!って音が怖いんだよこの子は。あなたがすべきことはこの場をはよ立ち去ることだよ、と本人には言えずに帰った夜。
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