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猫って実は飼育に向かないはずだった?

こんにちは、
猫を飼っていますので、
猫については熟知している私です。


猫好きの方ならご存じの通り、
猫は言うことを聞きません。
トイレの場所を覚えるくらいは勝手に覚えてくれますが、基本的にはわがままです。

一度深夜に餌をやれば、ダメだよと言っても果敢に餌を求め、抵抗してきます。

猫を腕の中に入れて寝るという理想も基本的には打ち砕かれ、太ももとかあったかい場所で寝ていたりします。

そんな猫ですが、実は歴史的に見ると人間と共に生きるにはあまりにわがままで、向いていないとされているんです。

ここでは家畜化が基本的にできないタイプの動物であるはずと言っておきましょう。

家畜化できる動物の特徴

家畜は、はるか昔に飼われ繁殖していったものが大半です。動物園の彼等は別ですが。

その中で、家畜にしようとしてもできないものもいたそうです。シマウマとか

そもそも、114種ほどしか家畜にできる動物はいないのではないかとされています。

家畜化には条件があります。

餌の費用対効果が良いこと。
なんでも食べる豚は家畜にするには最高だったと言うことです。
例えば、コアラなんて餌が限られすぎて、なくなったら死を待つのみです。
せっかく育てても、食料にもならないのでは、家畜にしません。

成長速度が速いこと
早く食べたいということです。昔の人にとって無駄に食料を貪るだけの動物は負担です。
さっさと太って食べたかったのです。でないと自分達の食料がなくなってしまいます。

繁殖のしやすさ
基本的に、衆人環視の状態で子作りなどしたくないものです。しかし、それができちゃうタイプの動物ならたくさん同じ空間で飼っていても問題ないというわけです。 

気性やパニックになりやすい性格じゃないこと

家畜になる動物は大抵人間より馬力があります。いざとなればきっと僕らを殺すことができます。しかし、そんな動物を飼っていたら一族滅亡です。
また、パニックになって勝手に逃げ出してもらっちゃ困ります。想像すると面白いですが、当事者なら辛すぎます。笑


序列性のある集団で生きている動物であること

群れをなす動物が家畜に多いというのは、想像するとなんとなくわかると思います。群れをなす動物というのは、その中の誰かがリーダーだったりします。そのリーダーを人間だと認識するようになれば、家畜化がしやすいのです。

猫はこの条件のはずれ値

すぐ逃げる気もする猫は成長速度は早いけれど、餌の効率もいいけれど、集団で生活しませんよね。

上記の家畜化の条件が割とぴったりあっていないと家畜化されません。

猫はそんな中、特別に仲間になった存在です。

しかし、理由はそこまで難しくありません。
日本史の高床式倉庫を思い出せば、わかると思います。

そう、ネズミ取りの役目を担って飼われた。
食料でも皮でもないんですね。

正直、過程はよくわかりません。
田舎に住んでいるので、野良猫に餌をあげると懐くというのは経験があるので、きっとその類かなと思います。

みなさんも、猫が仲間になったのは、素晴らしい能力を持ったフリーランスだったからとでも言って周りの人に猫の素晴らしさを伝えてみましょう。


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