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人生の知恵袋 辞められないあなたへ

昨日マインドフルネスのことを調べていた時に、興味深い論文を見つけました。

目的の内容は物質中毒(喫煙者からアルコールまで)や行動依存症(ギャンブル依存症)の両方にマインドフルネスを介入してどの様な変化があるのか研究されたものです。

精神医学のフロンティア 9, 95, 2018

結果は

物質使用障害(とりわけ喫煙からアルコールまで)や行動依存症(すなわちギャンブル障害)など、幅広い中毒に適用されたというのです。

これらの治療法は、気分状態や感情調節不全を改善することです。
そうすると依存症、渇望、その他の中毒関連の症状を減らすことに成功したというのです。

最も一般的に使用されるMBIアプローチの中には、マインドフルネスベースの再発防止(MBRP)、喫煙者のためのマインドフルネストレーニング(MTS)、またはマインドフルネス指向の回復強化(MORE)があり、含まれる研究で最も頻繁な制御グループは、通常の治療(TAU)。

最も効果的なアプローチは、MBIとTAUまたは他の積極的な治療の組み合わせということでした。

マインドフルネスを行うことでアルコール、薬物、またはその他の中毒に関連する問題を改善することが出来る。
しかし、時間の経過とともに効果を持たせるためにはより長いフォローアップが必要だそうです。

現在は有名企業が取り入れて注目されているマインドフルネスですが、本来はこういった悩みを持っている方の治療法の一つとして行われていたことを覚えておく必要があります。

今という瞬間に集中して、自分自身を観察して向き合う時間を作ることで、自分で何とかすることのできない欲望や依存を改善することが出来るのです。

私が思ういつでも簡単に出来る心を整えるおすすめはゆっくり動くこと。そしてその時の感覚を感じることです。

歩くのをゆっくりと
足が地面につく感覚
風が体をすり抜けていく感覚などを感じとります

食べる時もゆっくりと
お箸で掴んだ食べ物を自分の口に持っていく時や食べる時の咀嚼など意識してみましょう

しゃべるスピード
呼吸などなどいつもの自分よりもゆっくりした動きを意識してみましょう。

ゆっくり動くと感情も穏やかになります。ゆっくり動いている人が怒っている人は見たことありませんよね。
先程もあった様に気分状態や感情調節不全を改善することが大切なのです。

今日も健やかな1日になりますように。

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