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HayamaCollectiveHouseで人間を取り戻した話

先日このnoteを色んな人が読んでくださってありがとうございます。自分の違和感を言葉にしてよかったんと思います。

こちらを読んでくださった方は私がこの2ヶ月でどんな心境の変化があったのかご存知かもしれませんが、今回はその2ヶ月間を過ごしたとても素敵なHayamaCollectiveHouseという場所にフォーカスして書きたいと思います。

とあるご縁から住めることになった。

まずHayamaCollectiveHouseとは?と思う方が多いと思うので簡単に説明すると、神奈川県の葉山にあるシェアハウスでシェハウスとは言っても欧州で生まれたコレクティブハウスという考えに近い場所です。

*コレクティブハウスとは:
スウェーデン、デンマーク、オランダなどで仲間や親しい人々が、生活を共同で行うライフスタイル。共同の食堂、育児室を持つが、各戸に台所、浴室、トイレなどがあり、共働き世帯や単身高齢者などの増えていく中で、子育ての共同化や触れ合いを求めて、このような生活スタイルを求める風潮が高まっていくと予測される。

Wikipediaより引用:https://bit.ly/3LW5RBl

なので普通のシェアハウスとは違ってこのようなコンセプトで作られています。ぜひ一度下記の記事を読んでみてください。

そしてどうして愛知県出身で大学も名古屋の大学に通っている私が東京でもなくここ葉山に住んでいるのかというと、きっかけはMAKERSの先輩に上田さんのこちらのFacebook投稿を教えていただいたからです。(上田さんはMAKERSにメンターとして関わってくださってます。)

2022年、今年もどうぞよろしくお願いします! 【シェアハウスを作って住んでるよ&住人も募集中!】 2020年の春に、ETICの宮城さんが麹町の我が家に食事にいらした際に、「オンライン会議だと東京にいる意味がない。東京から遠くない所で、...

Posted by Yuji Ueda on Wednesday, January 5, 2022

上田さんとは直接お会いしたこともなかったのに「初めまして、MAKERS7期の青山ですが…」みたいに急にFacebookでご連絡してお話ししてなんと定住させていただけることに!
最初は上田さんのこともGaiaxのことも全然知らなかったのに本当にありがたいなと思います。

どうして葉山で人間を取り戻したのか

このnoteにおいては『人間を取り戻す』=『余暇を楽しめるようになって仕事とプライベートをちゃんと切り分けてメリハリのあるQOLの高い生活ができるようになった』という意味です。
私はもともと仕事人間でした。大学に入りコロナの影響で人生プランが崩壊してしまったことで将来に対する焦りからインターンを始めました。
その後自分一人で生計を立てて暮らすことになり稼がないと自分の食べるものも住む場所もなくなるという恐怖からとにかく働かなきゃと。
一時期は大学に週4で通いながらインターンを3つ掛け持ちして、みたいな生活で月に半日休みがあればいい方でした。自分はショートスリーパーであると自分自身に言い聞かせ毎日3時間睡眠でも平気だと思い込んでました笑

そうしていくうちに気づいたら休むことが罪悪感でしかなくて、昔お付き合いしていた人との旅行にもPCを持って行って常に頭の中には仕事のことがある、みたいな感じでした、、。
だからただ何もしない時間を過ごすことができなかったしずーっと仕事をしている自分ってかっこいい、そんなよくわからない状況に自惚れていた気がします。

ですが葉山に来て1ヶ月全く仕事をしない生活になって最初はどん底まで精神的に病んでしまったけれど、最終的に余暇を過ごすことがこんなにも幸せで逆に仕事とプライベートの時間を切り離してメリハリをつけて生活することの大切さを知りました。

平日はこの時間でこれだけの仕事をする代わりに週末はきっちり休む、みたいな感じで休む時はとことん休むことに集中できるようになりました。
最近では上田さんと一緒に朝からハイキングに行ったり海までランニングしたり。この前は今年初の海に行ってカヤックに乗ったりしました。
昔は昼寝なんてありえない、と思っていた私が気づけば屋上の人工芝の上で1時間ぐらいお昼寝するというなんとも幸せなことをしていたりします笑

心まで休めるかどうかはそのときの環境も影響する

このnoteで何が言いたいかというと、休むことは決して悪いことではなく人生という長距離走の中ではとても大事だということです。
そして休むときの環境は自分自身のQOLにとても大きく影響してきます。
葉山は本当に自然が多いです。朝は鳥の声で目が覚めることもありました。
ちょっと歩けば海に行けるし、山にも登れる。そして自然の音が心地よい。

毎日高いビルに囲まれた生活をしていると息が詰まる時があります。そして常に根拠のない何かしらの焦りが心に生まれている気がします。
だからこそたまには自然の多い場所に行って豊かさに触れることが生きていく上でとても大事だなと思います。

そしてHayamaCollectiveHouseはそんな私にぴったりな場所でした。
きっと一人でこの『休み』の期間を過ごしていたらひたすらに病んで復活できなかったかもしれません。そして自然という豊かさがあってもそれに気づかずひたすら引きこもって結局今の最高に幸せな私にはなれなかったし、先日のこの↓noteでの決断もできなかったと思います。

HayamaCollectiveHouseには常に誰かしらが生活しています。
そしていろんな人に出会えるのでいろんな話を聞くことができます。
今まで自分が知らなかった生き方をしている人に出会ったり、時には外国にルーツを持つ方もいらっしゃるので海外の話を聞いたり英語で話したりできます。(日常生活で英語を使えるなんで最高に楽しいです笑)
まだ私はハタチなので社会のこともそんなに知らないし色々な生き方の選択肢を持っているわけでもありません。
なのでここに住んでいると自分の人生の選択肢を増やすことができます。

私はよく人生を1枚の塗り絵に例えるんですが、自分が持っているスキルややりたいことなどが今後の自分の人生の選択肢になってきます。その選択肢はまるで色鉛筆のようで、いろんな色の色鉛筆を持つことができればその塗り絵はどんどん色とりどりになりますよね。そしたら塗り絵がますます楽しくなるんです。次はどの色を使おうかな?とかこの色とこの色を組み合わせたらまた新しい素敵な色ができるじゃん!とか。

そんなイメージでHayamCollectiveHouseに住んでいると自分が持っている色鉛筆がどんどん増えていく感じがします。
葉山という素敵な環境で豊かさを感じQOLが上がるだけでなく、そこに訪れる人との会話や生活の中からも楽しさや幸せが生まれます。

本当にここ葉山に来てHayamaCollectiveHoused生活してよかったなと心から思います。

私はこのnoteを書いている数日後にはまたビルに囲まれた名古屋に戻るのですが、今後も定期的に自然に触れる時間を取ろうと思いますし、また夏には葉山を訪れて数日間滞在したいなと思います。

皆さんもたまには息抜きがてら自然豊かな場所に行ってただ海を眺めたり山に登って素敵な景色を見たりと、ゆっくりとした時間を過ごしてみてください。

きっと素敵な時間になると思います!


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