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蒲田と品川に行った

タイトル通りなのだが、蒲田と品川に行った。8月と9月は心理学検定の勉強をほぼまとめてやっていたり、卒論をやっていたりした(理由はただ暑いというのが一番大きいのだが)家から出ない日がすごく多くて、体感的に太ったし体力も落ちた感があるので、10月から大学卒業までは必ず一日一度は家から出るというのを目標にしている。コンビニ目的で出るというのも加えれば今のところ達成できているのだが、今日もその外出しようプロジェクトの一環で、ほぼ一日空いていたので、前から行きたいと思っていた場所に行ってきた。その一件目は、SNSで有名でたびたび目にしていて気になっていたおにぎりやの支店?(本店と名前は違うが、本店で修業した人が出してて、メニューも同じものが食べられる、ホームページにも本店のおかみさんが載っているという関係性)である。どのSNSでも検索すれば出てくると思うのだが、すごく早いスピードでそれでかつ丁寧に繊細にふわっとした絶妙なおにぎりを握る映像がバズっている。味もおいしいらしいのだが、東京は遠いし結構並ぶと聞いているのであきらめていたのだが、支店?があると聞いていきたい場所リストに入れていた。本店の方は、ぼんごという名前の方でやっていて、私が行った蒲田の方は、こんがという名前でやっている。

おにぎりこんが

事前にメニューを調べていて、単品一番人気との筋子と、プラス100円でできるトッピングでの組み合わせで一番人気の卵黄の醤油漬け+肉そぼろが気になったので頼んだ。決してミーハーだとか自分で決めるのがめんどくさいとかではなく、食べたい‼と一番思ったのが世間でも一番だったのだ。おにぎりにしてはふんわり握られているのでたまに落ちてしまうが、男の人の前でハンバーガーとか余裕で言ってしまうような性格なのでそこは気にせず、ほおばった。ぎゅっと握られていない分、具材とお米が口の中でまじりあって、美味しかった。お店で提供されるおにぎりなので具材が端から端までたっぷりなのも嬉しかった。ご飯との量のバランスも良いと思う。追加で頼んだとうふのお味噌汁はおかわり無料で、筋子の値段は640円、卵黄の醤油漬けは400円(肉そぼろ追加で+100円)で合計1240円だった。ランチにしてはまあまあする値段だが、美味しかったし、しゃけやたらこなどもう少し安い値段で提供してるおにぎりもあるので、安く満足感を得ることも可能だと思う。ただ、明太クリームチーズとかねぎとろとか、何かと何かが組み合わさった味付けの方が、口の中でご飯と具材とのハーモニーをより堪能できるのではないかと感じた。(個人の感想です)

筋子と卵黄の醤油漬け+肉そぼろ

平日の10時半~11時くらいに行ったのだが、先客は一人で、後から数人ちらほら、持ち帰りの人ちらほら、ウーバーイーツ1度だったので、並ばなければいけないや、早く食べて席を空けなければいけないという心配を特段せずに食べれたのが良かった。ぼんごが気になっていて蒲田が近い方はこんがおすすめ。

お腹が満たされた後は、蒲田から電車で10分の品川にある行きたいところに行ったのだが、その前に、蒲田で駅からこんがまでの道の途中に神社を見つけ、お参りした。携帯でその神社について調べたら、Googleマップのレビュー数も多く、有名な所っぽかったので入ることにしたのだ。まさか神様もGoogleマップを参考に入る決断をされているとは思ってないだろう。信じるか信じないかは置いといて神に祈るという行為が大事な日本人精神を持ちながら、自分の明るい未来と周りの人と自分の健康を願った。神様に決意を伝えるとそれを叶えるために自分が行動しなければという気持ちになるので、参るという行為自体に意味があると思っている。なので、祈るという体裁をとったお気持ち表明になってしまうけれども、それでも、有名らしい神様は家の近所にいないので、神様の近くを通ったら祈りたいと思っている。

蒲田八幡神社

そして品川の行きたい場所というのが、企業ミュージアム巡りである。ゼミで北九州の観光について調べているのだが、北九州は工業地帯として発展した歴史があり産業観光が盛んで、企業ミュージアムもいくつかあるので北九州のものを巡ったり調べたりしているうちに、企業の精神やこれまでの歩み、製品やサービスの紹介やそれに付随した知識などを学べて、日頃何気なく使っているものの知識が広がるという部分に魅力を感じ、北九州以外の企業ミュージアムも巡りたい‼と思っていた。そんな折に、しながわ観光協会がWEBで公開している「品川~大崎 企業ミュージアムめぐり」という記事を目にし、味の素や容器のミュージアムが品川に、しかもひとつひとつ歩ける距離に集まっていることを知った。この記事にある物流博物館は現在閉館しているのだが、その代わりに(品川駅からみて他2つとは反対側になるのだが)「ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム」があり、この3つを巡ることにした。品川駅からヤマトまでが10分ほど、ヤマトから味の素までが25分ほど、味の素から容器までが15分ほどと、割と歩くのだが、そもそも家から出る目的は健康意識からだし、秋風もあり気持ちい気温感なので歩くことにした。

「品川~大崎 企業ミュージアムめぐり」
https://shinagawa-kanko.or.jp/recommended_route/shinagawa%ef%bd%9eoosakimuseumwalkingtour


ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム

ヤマトの歴史と創業者の考えがメインだった。創業者が運送に目を付け、トラックが日本に200数台しかないうちの4台を購入し、引っ越しや定期便(配達員のルートが決まっている)、美術品の輸送や今や当たり前である宅急便やクール便によって、時代の変化ともにサービスを摸索しながらここまで大きな会社になったのだということを知れた。周りにキャノンなどの他の大企業のビルもあるという好立地なので、営業受付(?)などミュージアム以外の機能も果たしていそうなビルだった。本当に関係ない人が入ってもいいんですか?という雰囲気の中で、受付のお姉さんに入館証を渡され、まるで社員かのようにそれをタッチしてミュージアムに入るのがうれしかった。コールセンターで派遣をしていた時くらいしか入館所をかざしてビルに入る権利を得る経験が私にはないので。私の他に複数人の男女ペアと、子供連れの方がいた。どちらも5歳よりかは下の子という雰囲気だったので、企業ミュージアムに来るのを不思議に感じていたが、クロネコに興味を示していたし、トラックに乗たったり制服を着れる体験があったので、子供も楽しめるのかなと思った。その子たちは飽きている様子はなくて、きっとどこかのサイトや媒体で子供も行けるスポットとして紹介されていたのではないかと思う。あと、創業者の思いで、「人柄の良さがビジネスを発展させる」という言葉が印象的だった。直接サービスを届ける運転手こそが会社の顔であるというう意味が込められている。いくらよいサービスを発案し実現したとしてもそれを運営する人が、サービスを受け取る人の印象を変化させるのだと思った。この世は誰かの仕事でできているし、それによって多くの豊かさを受けていると感じる。朝早くて私が眠そうなときも元気に荷物を届けてくれる配達の人や、今日蒲田八幡神社で平日の昼間にスーツで、大きな音を立てて威勢よくお祈りしていたサラリーマンの人を思い出し、自分も社会人になったら、何かポジティブな影響を与えられる人になりたいと思った。


食と暮らしの小さな博物館
https://www.ajinomoto.co.jp/kfb/museum/kannai.html

話がそれたが、ヤマトの後は味の素のミュージアムに行ってきた。アミノ酸であるうま味調味料についてと、日本の食文化の歴史と味の素の歴史についてなどが展示されていた。戦争中、日本では調味料どころではなくて売れないので他と比べても早く、海外に進出していたというところにすごいと感じた。あと、アミノ酸はうま味としてだけではなくシャンプーや健康にもよいということを知り、まさに何度も掲げていた「おいしさと健康」だなーと感じたのと食の文化化や核家族化、食事の個別化など時代の移り変わりに対応しながらビジネスをするのがうまい点はヤマトと同じだなーと感じた。あと味の素パンダ君(名前分からないが)かわいい。私の家の味の素の瓶もあのパンダ君だ。ガチャガチャとかあったら回してたかもしれん。


容器文化ミュージアム

これもオフィスビルの一階にひっそりとあって、ただ上二つと違うのは受付の人も誰も居ないのでビルの中に豪華めな展示が設置されているという感じだった。普段何気なく使う容器にも安全性の確保や利便性、デザイン性などの企業努力が隠れているのだと思った。スーパーに行って一度一度容器やパッケージを確認してたら一向に買い物できなそうで目を向けることをしなくなるが(なんとなく好奇心旺盛な子どもの頃は見るのが好きだった)大人になっても容器一つ一つのデザイン性に目を向けるのは面白いと感じた。

すべて行き終えたのは16時くらいで、そこから1時間かけて家まで帰った。18時あたりから父親と、お盆の次の日だか周辺の日にだかに行って市場がやっていないのでやってなかったお寿司屋さんに行った。前から気になっていたらしく、一皿一皿が少々お値段もするので自分で入れるような場所ではなく、わくわくだった。日本酒も飲んだし、親とこうやって外食するのも久々だったのでうれしい。地元のスーパーがどうとか、ラーメン次郎に行ってみたいけど常連多くて敷居高い感じでおらおらだからやめた方がいいとか、そんな話をした。血がつながっているので、この話題相手には興味ないかなとか、全然気にせずに話せるので楽で楽しかった。

ということでこんな感じで蒲田と品川と地元で食べて見て歩いて話してという一日でした。ちなみに家から家の最寄り駅までは5分程度なのですが、今日歩いた総歩数は14,700歩でした。健康的!


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