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母との時間

おはようございます。ナオコです。

昨日の午後のことです。

一日、予定なく、なんとなく意欲もなく、もう、あっという間に午後になってました。

母と静かに台所で二人で読書してました。

光熱費の節約で、できるだけ二人で一箇所にいられるなら、いっしょにいればいいとなるときは、二人で台所にいます。静かなギターの音色が流れています。だまーって読書。時々、話して。お茶飲んで。

動いてないといられない母は、寒くて何もする気なくて、うんざりしてます。昨日は庭のことをがんばりすぎて疲れてしまったようです。私が見てると、時々もう少し気楽に休めばいいのに、と思うのですがそれがなかなかできない性分なんです。大変です、がんばりすぎて。

それにくらべ、私はすぐだらだらしてます。母の方がよっぽど働き者で適わないのですが、こればっかりは仕込みが違うから、と諦めてます。


父のところには週一で洗濯物を届けに行ってのペースですが、会えるわけでもないし、母は時間も心も持て余しているのです。よく、わかります。落ち着かないのですね。

父が入院して、家にいなくなって、夕飯のおかずが一品減った感覚です。前まで、母は父のためにとやっていたんです。でも、今は私と二人でそんなにがんばらなくても良くなった。そんなところです。私は全然いいですが。

まだ3時だというのに、ロール白菜を作ると言って、母は料理を始めています。動くと気持ちの発散になるから。やりたいようにすればいいと思うのですが、その加減と、私の動く時間とのかねあいがむずかしいです。ここのとこ私が変わったのは、やりたいならやれば、ともう匙を投げています。前までは抵抗してたから、私にだってやらせるようにしたら、とか思っていましたが、もういいです。今さら変わりません。だったら、料理する番がまわってきた時だけやればいいと決めました。ただそれだけ。あとは、好きにして過ごしてればいいだけです。

なかなか、むずかしい母との二人暮らし。図書館はいっしょに行くようになりました。ごはんは無言で食べます。時々、ごはん食べれて幸せだね、って言いながら。


こんな暮らしです。
白菜がコトコトいって煮てます。冬の音。


今日もよき日をお過ごしください。


それでは、またお会いできますように。

ありがとうございました。

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