人見知りな貴方へ
貴方は、「人見知り」だろうか?
筆者はこのことに関して最近思うようになったことが2つほどある。
学生の頃、初めてのクラスでの自己紹介。
ほとんどの女子たちが共通して最後にこう言った。
「人見知りなので話しかけてくれると嬉しいです。」
筆者はそれがあまり好きではないな、と最近気づいた。
そうはいうものの実際のところ実は自分も自己紹介内容を書いた台本に
似たような、ほぼほぼ同じセリフを入れ込んでいた。
自分の回がくるまで、静かに耳を傾けていると永遠に繰り返されるこのセリフ…。
え、この流れに自分も乗るの…?いや、無理…。
そう思って最初に書いていたそのセリフ、
実際には使わなかった。
今思うとこういう言葉って逆に周りに壁を作ってしまう気がする。
あとこれは完全に自分の勝手な考えだが、本当の人見知りはそれさえも言いにくいような気がする。
そしてもう一つは、
“人見知りな自分で良かった”ということ。
すぐ誰にでも話しかけられて打ち解けられる、
そんな人が本当に羨ましかった。
(ていうか今も羨ましいし、今からでもそんな技をもらえるものなら奪いにいきたい。。)
自分がそんな人間だったらどれだけ良かっただろう。
でも、人見知りだからこそ、同じ人見知りの気持ちがわかる。
人見知りだからこそ、自分以上に喋れない人に対して、
自分に置き換えて接することができる。
そんな風に思えるようになった。
なかなか人と上手く接することが出来なくても、
それは悪いことばかりではないはず。
だから“人見知り”で悩むどこかの誰かの心が
少しでも軽くなりますように。。
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