働きながら勉強ができるエンジニアは少ない

訪問ありがとうございます。Webエンジニアの桝谷です。

最近、アーキテクチャ関連の勉強を少しづつ進めています。
そんな中で感じたことを共有したいと思います。

アーキテクチャと言われると、何を指しているか分かりづらいですが、ここでは、ソフトウェアの構成を指していると思ってください。

Web界隈では、AWSなどのクラウドインフラ、Webサーバー、DBサーバー、メールサーバー、各種使用言語、フレームワークの構成など、多くの選択肢があります。

作ろうとしているWebサービスに対して、どの技術を使うかを決める工程があり、大体はサービスローンチ前の、一番最初に技術選定と一緒に調査と実際の構築を行っていきます。

この設計と構築というのは、サービスを作る上で欠かせないもので、ローンチ後も必要な改修やリプレイス、機能追加によりアーキテクチャの見直しを行うこともあります。

そしてこれらを行える人材は今のところ全く足りていません。

確かに、網羅的な知識が必要ですが、トレンドとなる技術はある程度決まっており、実際はそこまで大量の時間を投下しなくてもある程度のレベルまでは習得できるものだと最近思うようになりました。

需要が高く、そこまで学習コストがそこまで高いわけでもないのに、なぜ一向にこの設計と構築ができる人が少ないかというと、

それは、業務中にこの構築作業の経験を積める機会がとても少ないからです。

プログラミングなどは、どの現場に入っても必ず触るもので、経験を積める機会というのは多く存在しますが、アーキテクチャの設計や構築、技術選定などは、一番最初にサービスを作った人が継続して行ったり、リードしているエンジニアが手を動かして終わらせてしまうことが多いです。

だから、かなり初期からサービスの開発に携わる機会がないと、経験を積む機会というのがそもそもないわけですね。

ではどうやって学ぶかというと、現状では独学で自分でそれぞれのサービスを触ったり、勉強するしかないような状態です。

つまり、需要が一向に満たされない、できる人が多くないということは、普段から独学で色々な勉強をしているエンジニアが少ないと言えるのではないかと思います。

未経験の方や、まだまだこれから色々学んでフルスタックなエンジニアになりたい方は、今のこの状況はかなりチャンスだと思います。

人より少しだけ、プライベートで勉強して新しいことを学んでいけば、上位半分くらいには入ることも現実的に見えてきます。

需要が高いうちに習得して、その強みを生かして、今後のキャリアを築いていくと、かなり効率的なステップアップが実現できるのではないでしょうか。

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