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フリーランスエンジニアの業界知識まとめ

訪問ありがとうございます。WEBエンジニアの桝谷です。

今回は、フリーランスエンジニアの業界知識まとめということで記事を書いていこうと思います。

現在、私はフリーランサー向けのマッチングプラットフォームの開発と運営を行っているので、フリーランサーではありませんが、業界としてはどうなっているのかという視点で書いていければと思います。

1. フリーランスエンジニアの業界規模

これから記載していくことは、実際の数値に基づいた話ではなく、私の感覚値が大きいため、参考程度にしていただければと思います。(正確な業界規模を調査していて公表している企業がまだ多くなく、正確な業界規模を把握することは現状かなり難しいと思います)
デザイナー等は考慮していません。

( 1 ) 日本のフリーランスエンジニアの人数

約5万人程度

( 2 ) 市場規模

超ざっくり試算で300億円規模

2. 業界別分布

業界別、勤務形態や業務形態別のフリーランスエンジニアの分布です。

■ 汎用常駐型
- 約70%
30〜40代のPM〜PGで、フリーランスのエンジニアの中では、メインのボリュームゾーンとなっています。エージェントを経由していることが多いです。業界的には、SIer、Web系企業、社内開発要員と様々です。

■ 専門特化型
- 約10%
フリーランサーの中のでは一番稼いでいる人たちです。

高度なマネージメントスキルを保有していて、SI系プロジェクトの初動にコンサルタントとして参加しており、プロジェクトの超上流の業務をメインにしている人たちがいます。常駐ではなく、定期的にアドバイスが業務支援をするという働き方が多いです。

高度な技術を保有しており、最先端のWeb系の企業に技術監督要員として参加している人たちがいます。
元々大企業がブランドの強い企業に属しており、フリーランスとして独立した上で、技術監督要因が技術支援要因として発注されているというパターンが多い印象です。

■ 個人開発型
- 約20%
クラウドソーシングなどで生計を立てている人たちです。
稼ぎに関しては技術レベルに大きく左右されます。

基本的には常駐はせずに、クラウドソーシングで仕事をとってくるため、開発規模が小さくなりがちです。開発規模が小さい案件の発注を複数もらい、数をこなす形が多いです。また、かなり専門性の高い技術を保有しており、最先端技術系のサービスやアプリの一部機能の開発などを個人に依頼する場合が稀に存在します。技術発信を行っていて専門性のある分野で名が知られている人たちが多い印象です。

3. 言語別需要

1位 Java
2位 PHP
3位 JavaScript
4位 .NET C#
5位 iOS

4. 年収分布

技術力次第なので、正確な分布を出すことができませんが、
汎用常駐型のボリュームゾーンが50〜60万 / 月 で、
専門特化型や個人開発型は技術力次第なので、月フルタイムで働いても月20〜30万の方もいれば、時給換算で1万5000円〜という方もいます。

5. 年齢層

20代 : 10%
30代 : 35%
40代 : 40%
50代〜: 15%

6. 最後に

書き始めは、フリーランスエンジニアの業界まとめ、行けるかなと思って書き始めたのですが、実際書いてみると自分が思っているより業界の全体像を把握しておらず、数値もかなり不安が残るものになってしまいました。

何かの数値を元に記載しているわけでは無いのでフリーランスエンジニアを目指す人の参考程度の情報になればと思います。

みなさんが想像しているより簡単にフリーランスエンジニアにはなれますし、ボリュームゾーンを見れば、要求スキルもそこまで高くケースも多いです。年収的には一般企業に勤めているより大幅に上がる場合が多いので、一度検討してみてはどうでしょうか。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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